静養中@別府の実家

 今回のメインの仕事、東大と熊大でのセッションは無事に終了。熊本から山岳部を(電車じゃなくてディーゼルの)列車で移動し、別府市の実家にて休養中。
 今回の日本ツアーは、いろいろと楽しい(仕事の)予定がたくさんで(詰め込んだのは他でもなく自分自身なのだが)、せめて盆の間は完全静養モードで、ゆっくり過ごさせていただいております。
 私も「仕事が燃料」な人種に属するようで、楽しい仕事があれば果てしなくモチベーションは続くのだけど、エンジンオイルその他の潤滑油は仕事以外のところで足さないと、ちゃんと走っていけないのだなと、休んでみて改めて認識している。
 今日は昼間に少し時間を作って、別府の市街を歩いてみたのだけど、とにかく暑い。こりゃたまらん、と少し落ち着いて涼めそうな店を探したが、街を歩いてみても、残念ながらちょうど良く落ち着ける感じの店がない。とりあえず街で一番オサレなデパート、トキハに避難。スタバに入って落ち着いた。
 田舎には、ノートパソコンを開いてちょっと作業しながら落ち着ける店が少ない。地元とはいえ、出て行って15年も経っているので、土地勘がなくて、ちょうど合った店を見つけるのに時間がかかる。そもそも店自体も少ない。土地勘のないところでは、何度かハズレの店も経験しながら探すことになるが、そうしょっちゅうこんな時間があるわけでもない。
 良い雰囲気の店であればよいというわけではなく、放っておいてくれるオープン感がほしい。店が小さいと、そこを必要以上に占有するのは気が引けるし、レストラン系の店は、注文取りにたびたび来るので、これまた気が引ける。ファーストフードの店は、その辺りはクリアするものの、うるさかったり貧相な感じだったりで、落ち着かない。インターネットカフェとかマンガ喫茶系の店も悪くないのだが、そこでマンガを読まずに時間を過ごすのは、マンガに申し訳ないし、時間課金なので、いればいるほど金がかかって財布の痛みが気になってくる。
 なので、わざわざ地元でスタバか、と思いつつも、とりあえずは間違いなく今の自分のニーズに合った店なので、これで用が足りる。もう少し地元ならではのところで同じような経験ができればよいのだが、それは次回以降の課題ということにした。
 程よく涼みながら充電できて(かわりにパソコンとipodのバッテリーが切れてきて)、店を出た。帰り道、駅の土産屋の焼酎試飲スタンドでいくつか地元産のむぎ焼酎を味見して、美味そうなどら焼きと地獄蒸しプリンを土産に家路に着いた。

熊大セッション終了

熊本大学「eラーニング連続セミナー」のセッションも無事に終了しました。
熊本大学の北村先生、教材作成室のスタッフの皆さんをはじめ、ご関係者の皆さま、お世話になりました。参加者の皆さま、暑い中ご来場ありがとうございました。
おかげさまで、演者の側としてはとても実りあるセッションになりました。参加された皆さんにとって何か得るもののあるセッションになったようでしたら幸いです。
講演資料はすでに公開してますのでご利用ください。
「シリアスゲーム:デジタルゲーム技術を利用した教育課題への取り組み」資料ダウンロード(PDF)
https://anotherway.jp/seriousgamesjapan/archives/Kumamoto080906-Fujimoto.pdf
今回は2時間ソロでたっぷり時間をいただいたので、ゲームの事例をじっくり見ながら、シリアスゲームのデザインの要素を解説して、それをeラーニングコンテンツのデザインにどう活かしていかせるかという話を中心にしました。できるだけインタラクティブなセッションにして、参加者の皆さんにじっくり考えてもらう機会を提供するのが今回の一番のねらいでした。
スピーカーとしての手ごたえは、今回が自己ベストでした。経験自体が少ない中でやっていて、改善の余地は大きいので、さらにレベルアップして、何度も参加したくなるようなセッションができるよう、研究内容もスピーカーとしての技術も磨きをかけたいと思います。
翌日の教材作成室の皆さんとのディスカッション、プロジェクトのミーティングもとても楽しく参加させていただきました。
最終日の夜は、阿蘇地獄温泉の宿とハードな露天風呂で骨休めまでできました。北村先生、今回はほんとにお世話になりました(ニコニコ饅頭もご馳走さまでした(^_^)。

東大セッション終了

 今回の帰国の一つ目の仕事、東京大学BEATセミナーのセッションは、無事に終了しました。開始前の打ち合わせから懇親会まで、とても楽しみました。中原先生、山内先生をはじめ関係者の皆さま、お世話になりました。来場者の皆さま、暑い中をご参加いただいてありがとうございました。
今回の藤本講演資料を下記に掲載してますので、どうぞご利用ください。
「シリアスゲーム:コンセプト、事例とその展開」資料ダウンロード(PDF)
https://anotherway.jp/seriousgamesjapan/archives/BeatSeminar080506-Fujimoto.pdf
 宿に戻ると気が抜けて、メール読みながら意識が無くなるような状態ながらも、なんとか資料の即日配布は死守しました。資料中の「シリアスゲームリスト」は、近日中にWiki化するなどして、みんなで情報を蓄積できるような体制にしたいと思います。(何かWiki系のツールで便利なものをご存知でしたらお知らせください。)
 セッションは、参加者の皆さんの熱心さと、中原さんのセッション構成の工夫のおかげで、楽しさ倍増という感じでした。いつも好評のBEATセミナーのよさを初体験できました。
 私の話し手としての力不足のところもあって、説明足らずなところも多々あったかと思います。その辺りは今後も日々改善していきます。自分のパフォーマンスに課題を残しつつも、やり取りの中で、自分でもこれまで気づかなかった変化や、手ごたえのようなものを感じた面もあったので、それらを手がかりに演者としてのレベルを上げていこうと思います。参加いただいた皆さん、セッションのご感想ご意見、どんなことでもフィードバックメールをいただけるとうれしいです。
 来週は熊本でもう一仕事、その後実家で別府の温泉に入って休養して、盆明けに一週間ほど東京に滞在しています。食事の時間あたりはだいぶ予定が詰まってきてしまいましたが、お茶や打ち合わせに手頃な時間はまだ若干空きがありますので、何か打ち合わせ等ご希望の方いらっしゃいましたらご連絡ください。

帰国準備中

 明後日の朝に帰国の途に着くので、今日の昼間はあれこれと雑用をしつつ過ごした。家賃を払ったり、郵便を出したり、書類を揃えたり、洗濯したり。外は摂氏で35度くらいまで気温が上がっていて、とても暑い。ちょっと出て歩いただけで汗が吹き出る。そして屋内はどこも寒いくらいにエアコンが効いている。出たり入ったりしているうちに、非常に体力を消耗した。
 雑用は量が多いだけなので、やればすぐ片付く。でも肝心なのは、この帰国で一番大事な講演資料。ただ今、作成中です。
 アイデアのピースは十分な量が頭の中にあるのだけど、問題はそれを一つのストーリーに落とし込めるか。いざ作業してみると、当てにしていたアイデアのピースが、実はすぐには使えなくて、少し資料をフォローしないと使えないものが結構ある。毎度のことだけども、ここでいつも詰まる。楽に説明できるレベルのことは、公開している資料を読めば済む程度のものなので、その程度ではお客さんも満足しないし、こちらとしてもやっていてつまらない。となると、新たなネタ作りが必要になってくる。
 自分の頭にある知識を引き出す作業のつもりでやっていると、その知識と今回の講演のストーリーとかみ合わせの悪い部分がでてきてストレスになる。そのストレスは、今ある知識の形と、アウトプットのコンテクストが合ってないことから生じている。そのストレスの中で作業するのがイヤになって、そのうちに講演資料のコンテクストだけに焦点を当てて考えるようになる。しばらくやっていると、この講演向けの形でアウトプットが出始める。すると作業はだんだんストレスが減って楽しくなってくる。
 すでにある知識で楽をしようとすると、創造作業自体にストレスが多くて楽しくないのだが、覚悟を決めてしっかり考えようとすると、さっきとやっている作業は変わらないのに、アウトプットの出方の流れが変わる。ここまでのプロセスは、いつも経験する生みの苦しみで、納得いくものを作るときには、何か必ず似たような苦労を経ている。やはりきちんと考え抜かないとダメだなと毎度ながら思う。
 この辺の思考のプロセスには、Jim Geeあたりが主張している、「知識は全てコンテクスチュアルなもので、一般的な知識というのは存在しないか、使えないものだ」というのが関係していると思う。
 そんなわけで、さっきから資料作りははかどり始めたのだが(そもそももっと早く準備始めてろ、という話もあるが)、今回のチャレンジは、同じネタで二ヶ所で話をするというところにある。
 お客さんの層は近い上に、両方に参加する人は何人もいないだろう。それに共通部分は変に奇をてらわずに、一番いい説明をすることに徹した方が間違いがない。なので、そんなに気にする必要はないにしても、何か変化をつけたくなる。ここはむしろ話し手としての自分のチャレンジになる。最初のセッションでの反応を見て調整するチャンスもあったりするが、実際には、大事なところは同じような話をして、あとは持ち時間の違いや、自分の中での二つの場の位置づけの違いをもとに、話の掘り下げ方や引っ張り方を変える感じに落ち着くと思う。
 いずれにしても、暑い中をわざわざ来場してくださる皆さんのために、暑い中でもわざわざ来てよかったと思ってもらえるようなセッションにしたいと思います。お楽しみに!

新しい仕事場

 土日に二日連続で、うちと近所の友だちのうちの引越し作業をやったら、日曜の夕方には疲労と共に、上半身中の筋肉が鈍い痛みを発してたいへんだった。でも移動前の部屋の掃除も、新しい部屋の荷物の整理もほぼ終わって、自分の引越しはこれで片がついた。
 新しいベッドルームは、前と比べて約1.5倍の広さで、部屋でパターの練習ができるくらいに床が見える。いつものEyeToyキネティックで手足を振り回しても、本棚に手をぶつけなくてすむようになった。腹筋や何かも、ベッドと本棚の谷間で小さくなってやらなくてもよくなった。
 仕事机も大き目のものに変えたので、机上の面積が2倍近くになった。おかげでずいぶん仕事がしやすい。前は、机の面が足りない分を、コーヒーテーブルなんかを使って間に合わせていたので、どうしても姿勢が悪くなって身体に無理がかかっていたのだが、そういう悩みからも解消された。ここまで「仕事をしたくなる環境」を得られたのは初めてだ。来年の今頃までは、部屋にこもって仕事をする時間も多いので、この変化はとてもありがたい。余計なものを買ってきて部屋を狭くせずに、このゆとりの空間を大事にしようと思う。

ミニ引越し

 ここしばらくはお引越しな日々が続いている。
 ルームメイトが1ベッドルームの部屋に移って、広い方の部屋が空いたので、今のベッドルームからそちらへ移動した。荷物はたいしたことないので、移動自体は一日ですんだ。インターネット接続は、今までルームメイトのをシェアしていたので、新たにケーブルインターネットのモデムを買ってきて手続きをした。案外スムーズに行って、ネットの使えない時間はほとんどなかった。
 あとは、前の部屋の掃除をすれば、自分の引越しは完了。来週末には新しいルームメイトが入ってくるのと、友だちの引越しを何軒か手伝う予定が入っているので、そんなことに追われながら、日本に行く前の時間は過ぎていく。

マンガとアニメの一週間

 ここしばらく、友だちから借りたマンガとアニメのおかげで、とても豊かな時間を過ごしていた。マンガの方は「スラムダンク」全31巻で、アニメの方は「鋼の錬金術師」全51話。疲れた時間や寝る前に数話ずつ進んで、ようやく全部見終わった。面白くてつい、予定よりも余計に見てしまった。
 「スラムダンク」は、91年頃から出始めていたようなので、ちょうど自分が高校の頃に連載していたことになるが、当時はヤンキーもバスケもあんま好みでなかったので、スルーして読んでなかった。15年ほど経った今になって読んでみた。連載してた当時は、傍目から何となく見ていて、てっきり「キャプテン翼」みたいにずっと成長していたり、「キャプテン」のように同じ野球部でメンバーが入れ替わって話が続いてるような手法をとっているのかと思っていたが、ちゃんと読んでみると、主人公が入学してから夏休みまでの話だったというのは意外だった。以前はバスケの知識がほとんどなかったので楽しめなかったが、今年はNBAをたっぷり見て、このバスケのルールとか動きにある程度親しんでいたので、このマンガの面白さを味わえた。いいメッセージのたくさんこもった、読んで元気になれるマンガだと思う。
 「鋼の錬金術師」は、子ども向けテレビアニメの風でいて、我々が子どもの頃に見ていたアニメや特撮ものとは、全くストーリーの作りが違う。話の根底に流れるテーマは複雑で深遠で、子ども向けアニメとしてこれを作るというのは相当にすごいことをしていると思う。これを見た子どもたちは、何を感じているのか、それにこういうストーリーを作れる人たちというのは、どういうものを見て学び、何を考えながらストーリーを構成しているのだろうか、とても興味を持った。
 この二つの作品とも、各国語に訳されて輸出され、世界でも人気を博しているそうだ。ゲームと並んで、アニメとマンガは日本が世界に誇る文化だとされて、これらのおかげで日本に関心を持つ人も多い。
 もちろん、日本のアニメもマンガもゲームも、すべてがすべてレベルが高いわけではなく、大ヒット作となるものはごく一部で、まあまあのものや、どうしようもないものも山ほどある。しかしいいものだけを作り出すということは起こりえないのであって、有象無象が山ほどあるところに意味がある。まずはある程度の量がないと、質のあるものは生まれてこない。雑誌やゲームコンソールのように、コンテンツが普及するための流通の枠組があることで、コンテンツ制作者が身を立てやすくなり、人材やリソースが流れてくるようになる。その産業としての厚みを作ることの重要性を見逃してはいけないなと思う。
 教育分野でもコンテンツを充実させようと思ったら、その流通させるための枠組が必要だし、作家的な人々が参加しやすい場を作っていく必要がある。プロジェクトの数をこなしながら、層の厚みを出していって、リソースが入り込んでくるような流れを作らないといけない。
 現状の層の薄さを起点に考えると、そうした流れを作るにはまず、「これはいける」とみんなが期待できるケースを生み出すことが必要で、それは、平凡な研究の積み重ねからはまず生まれない。かといって、単なる思いつきではそんなものは生まれない。
 どの業界や領域においても、変化を起こせるコンテンツを生むのは、結局のところ個の力を軸とした小集団の力である。制度的、組織的支援は、それそのものがコンテンツを生み出すのではなく、あくまでそうした支援を受けた個人やチームが優れたコンテンツを生み出す。
 アニメやマンガとは業界は違うが、これから私自身が進めていく研究や実践というのは、そうした変化を起こすコンテンツを生み出すことに向かうべきであって、その流れに合わないどうでもいいものに付き合い続けられるほど、人生の時間は長くない。試行錯誤しつつ、まずは妥協のないものを一つ作りあげたい。

芝生の専門家

 今夜は、ピッツバーグで大リーグのオールスター戦をやっていた。それにちなんで、ペンステートのニュースサイトで、農学部の芝生科学プログラムの卒業生が、この試合が行なわれるPNCパーク球場の芝生管理をしているという記事が出ていた。
Turfgrass science graduate helping to prepare PNC Park for All-Star Game
http://live.psu.edu/story/18527
 ペンステートは、もともとは地域の農業振興のために国策で設置された州立大学なので、農学部は大学の強みの一つで、農業や食品科学系のプログラムが強い。芝生管理と、アイスクリームの専門家を育てるプログラムはよく話に出てくる。
 この記事の主役の卒業生は23歳で、まだ卒業して1年ほどしか経っていないが、在学中からペンステートのフットボールスタジアムやこのPNCパークでインターンとして現場経験を積んだ。卒業してすぐに、この球場のフィールド管理のアシスタントマネージャーとして就職したそうだが、彼はインターンの間にそのポジションに必要な経験ができたという確信を持ったと言う。
 街はオールスターでにぎやかだし、球場も芝生を星型に刈ったりするオールスター仕様の作業があるにせよ、彼にしてみれば「オールスターと言っても、いつもやっている準備をするだけ」だそうだ。専門家然とした態度が伝わってきそうなコメントだ。

ジャパンツアー 2006: 講演のお知らせ

 東京大学大学院 BEAT講座(ベネッセ先端教育技術学講座)からのお招きで、下記の8月5日(土)開催の公開研究会で講演します。
 企画された東京大学の中原さんは、日頃からブログなどでその偉才ぶりを拝見していますが、この企画のアレンジには、さらに彼のただ者でなさを感じました。これからそのプロデュース手腕で、教育学界の大物興行師として名を馳せ、さらにはその研究業績によって、教育学史に名を残す人物となることでしょう。
 今回は、喜んで中原さんのコーディネーションのまな板の上に乗って、良い議論の場となるような素材を提供したいと思います。シリアスゲームについて教育関係の方々と議論できるのを、とても楽しみにしています。
 「応募殺到」とのことですので、参加ご希望の方は、下記BEAT講座 Webサイトにて、お早めにお申込ください。
—————-以下転載—————————-
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東京大学大学院 BEAT講座 8月公開研究会
「ゲーム・ルネッサンス:いつか来た道、これからの道」
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8月のBEAT公開研究会は、
「ゲーム・ルネッサンス:いつか来た道、これからの道」
というテーマで開催します。
「ゲームを教育現場に利用しよう」というアイデアが
近年注目されています。教育業界では、古くは「エデュ
テインメント」、さらには「Constructionisim in play」
など、様々な関連概念が、これまで主張されてきました。
最近は、シリアスゲームという概念で、様々な教育用
ゲームが開発されています。
シリアスゲームは、これまでのゲームとは何が違うのか。
そして、そこにはどのような可能性が開けているのか。
「流行としてのゲーム」に流されず、その本質を見極め
る「慎重さ」と、それでいて、よいところは教育に積極的
に活かす「貪欲さ」をあわせもつことが重要かもしれません。
今回の公開研究会のテーマでは、
1)シリアスゲームの現状と課題
2)ゲームの教育利用事例
などを扱いたいと思います。
どうぞふるって、ご参加下さい。
企画担当:中原 淳
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■日時
 2006年8月5日(土曜日)
 午後2時より午後5時まで
■場所
 東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館北館 93-B教室
 http://www.beatiii.jp/images/sem23-map.gif
■定員
 70名
(最近、BEATの公開研究会は〆切前に募集停止に
 なることが多くなっています。くれぐれも、お
 早めにお申し込みください。なお、キャンセル
 の場合は、お手数でもsato@beatiii.jpまでメール
 をいただければ幸いです。一人でも多くの方に
 席をお譲りしたいと思っています)
■参加方法
 参加希望の方は、BEAT Webサイト
 http://www.beatiii.jp/seminar/ にて、ご登録をお願いいたします。
■参加費
 無料
■内容
 ●「シリアスゲーム、現状と課題」
  藤本 徹氏
  ペンシルバニア州立大学博士課程
  「シリアスゲームジャパン」コーディネーター
  https://anotherway.jp/seriousgamesjapan/
 ●タラレバeラーニング
  シミュレーション型ゲーム教材の事例紹介
  (学)産業能率大学  総合研究所
    e-Learning開発センター 古賀暁彦氏
  ●ディスカッション
  ディスカッサント
  ▽藤本 徹氏 
   ペンシルバニア州立大学博士課程
  ▽古賀暁彦氏
   (学)産業能率大学  総合研究所
   e-Learning開発センター 
  ▽弦川直樹氏
   株式会社SGラボ
   ジェネラルマネージャ
    
  コーディネータ
  ▽中原 淳
   東京大学 大学総合教育研究センター 助教授

イチゴとブルーベリー

 ここしばらくスーパーで売ってるイチゴが安くて、ひとパック2ドル~2ドル50セントくらい、さらに安いときは1ドル50セントで売ってたりするので、買い物の度に買っている。毎朝ヨーグルトに放り込んだり、ワッフルやパンケーキにのせたりして食べている。
 アメリカのイチゴは、日本の豊の香イチゴのような品の良いイチゴと比べると、一粒が巨大で味も大味。それでも季節の時期には非常に安いので、日常的に食べられる。去年と比べて、今年はイチゴが安い時期がやたら長いような気がして、毎日イチゴばかり食べている気がする。去年どうだったかはよく思い出せないが、3倍以上消費している気がする。
 先週あたりから、安売りしているイチゴの横で、ブルーベリーも安いのが並ぶようになってきた。ブルーベリーは通常薄いパックに50粒くらい入って2ドル50~3ドル50くらいで売っていて、季節になると同じ値段でそのパックの厚みが増すので買い易くなる。昨日ウォルマートに行ったら、通常の3倍のサイズ(ざる一杯分あった)で1パック1ドル25セント(約150円)で売り出していた。あまりの安さに2パック買ったので(ざる二杯分だ。。)、今度はブルーベリーも毎朝食卓に並ぶことになった。たぶん、こういう安売りのブルーベリーはパイやマフィンを作るために買う家庭も多いんじゃないかと思うけど、新鮮な生ブルーベリーは普通に食べておいしい。
 ブルーベリーは眼に効くというのはよく言われているけれど、確かに効くと思う。2ヶ月くらい前にやたら眼の疲れを覚えていて、マッサージとかして、お茶をにごしながら作業していたのだけど、手ごろな値段になり始めた先月あたりから、ブルーベリーを食べ始めて、眼の疲れを覚えることが明らかに減っている。この夏の不健康な研究生活を改善する食べ物の一つとして活躍してくれそうだ。