今夜は、ピッツバーグで大リーグのオールスター戦をやっていた。それにちなんで、ペンステートのニュースサイトで、農学部の芝生科学プログラムの卒業生が、この試合が行なわれるPNCパーク球場の芝生管理をしているという記事が出ていた。
Turfgrass science graduate helping to prepare PNC Park for All-Star Game
http://live.psu.edu/story/18527
ペンステートは、もともとは地域の農業振興のために国策で設置された州立大学なので、農学部は大学の強みの一つで、農業や食品科学系のプログラムが強い。芝生管理と、アイスクリームの専門家を育てるプログラムはよく話に出てくる。
この記事の主役の卒業生は23歳で、まだ卒業して1年ほどしか経っていないが、在学中からペンステートのフットボールスタジアムやこのPNCパークでインターンとして現場経験を積んだ。卒業してすぐに、この球場のフィールド管理のアシスタントマネージャーとして就職したそうだが、彼はインターンの間にそのポジションに必要な経験ができたという確信を持ったと言う。
街はオールスターでにぎやかだし、球場も芝生を星型に刈ったりするオールスター仕様の作業があるにせよ、彼にしてみれば「オールスターと言っても、いつもやっている準備をするだけ」だそうだ。専門家然とした態度が伝わってきそうなコメントだ。