近々の発表予定

仕込みや締切に対応しているうちに、8月も気がつけば過ぎて9月になっていました。重い仕事も数々ありましたが、いずれも大過なく完了できてよかったです。こうして研究時間を削ぎ落としながら帳尻を合わせるうちに、研究者としてのキャリアの蝋燭がだいぶ短くなってきたことが時々ふと頭をよぎりつつ、うっすらとした疲れの抜けない日々を送っています。

秋になると学会の大会での発表や講演など、露出の機会も多くなりますので、直近の発表予定をリストアップしました。

最も直近は、9月4日(土)、熊本大学教授システム学研究センターの研究会にお招きいただいて講演します。昨今の社会的ニーズに対応して、学習テクノロジー関連の教育を拡充されるそうで、ゲーミフィケーション関連の技術周りの話題でお話いたします。

https://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/announcements/202108_seminar/

その次は、9月12日(日)、日本デジタルゲーム学会の夏季研究発表大会が開催されます。福岡大学の先生方にホストをお引き受けいただきまして、現地参加できる形で準備していましたが、緊急事態宣言下では出張も叶わず、現地の皆さんの方々はオフラインで、一般参加者はほぼオンラインでの開催となりました。藤本研究室から3件の発表を予定しています。私はソロで「ファーミングシミュレーター」の研究の可能性についての話題で、インタラクティブセッションの発表を行います。大会ページでプログラムも公開されましたのでご参照ください。

少し先の10月16-17日に開催されます日本教育工学会2021年秋季全国大会では、藤本研究室から4件の発表を予定しています。私は今年度基盤Bで採択された科研費プロジェクト「オンライン学習における学びたさを高めるエンゲージメント要因の相互作用モデルの研究」の研究進捗の発表を行います。

https://www.jset.gr.jp/taikai39/

発表リストを下記にまとめましたが、今年度から研究室所属の大学院生が一緒に参加できるようになったのは嬉しいことです。藤本ゼミでの活動状況や夏休みの活動報告など研究室ブログに書いてくれてますので、どうぞご覧ください。

https://ludixlab.net/

藤本徹 (2021) ゲーミフィケーションとデジタルテクノロジー. 熊本大学RCiS 第1回 教授システム学研究センター研究会. 2021年9月4日

藤本徹 (2021) 農業シミュレーションゲーム「ファーミングシミュレーター」を軸とした多方面のデジタルゲーム研究の展開. 日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会. 2021年9月12日

財津康輔, 藤本徹 (2021) ゲームにおける創造性の評価手法の提案―mini-cに着目して. 日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会. 2021年9月12日

石田好一, 藤本徹 (2021) オンライン環境におけるボードゲーム実践によるまちづくり学習の可能性. 日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会. 2021年9月12日

藤本 徹, 坂井 裕紀, 坂本 一憲 (2021) オンライン学習環境における学びのエンゲージメント向上のためのゲーミフィケーションデザイン手法の検討. 2021年秋季全国大会. 2021年10月17日

升井 友貴, 藤本 徹 (2021) 授業動画への教師アバター導入の影響に関する調査. 日本教育工学会 2021年秋季全国大会. 2021年10月16日

石田好一, 藤本徹 (2021) ゲーム教材を活用した高齢化社会のまちづくりへの住民参加を促す学習手法の検討. 日本教育工学会 2021年秋季全国大会. 2021年10月17日

張 昱彤, 藤本 徹 (2021) 日本語教育における“母語話者の聖域”問題を改善する学習ゲームの開発と評価 -中級者の高度な語彙習得:日本語オノマトペの学習を例として. 日本教育工学会. 2021年秋季全国大会. 2021年10月17日