新シーズンの「Heroes」「Prison Break」「Terminator: The Sarah Connor Chronicles」

  9月のこの時期のTVは、米ネットワーク各局の主要TVドラマが開始されてにぎやかになる。全部はカバーしてない(できない)が、とりあえずは「ヒーローズ」、「プリズン・ブレイク」、「ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルズ」をチェックした。
 ネタばれは嫌だと思うので中身について細かい話はここではやめておくが、いずれも新たな展開を取り入れて、初回はとてもよい滑り出しといったところ。いずれも開始前に再放送やスペシャル番組を投入して、固定ファンの維持や新規視聴者の獲得にものすごく気を使っている様子が伺えた。

続きを読む

ペンステートの芝草学専攻とToro社

 ペンステートの芝草学専攻(Turfgrass science program)のことは前にも少し書いたことがあるが(記事)、全米で最も古い芝草学教育のプログラムで、1929年に設立されて以来、米国の芝草産業に多大なる貢献をしてきたのだそうだ。
 先日、その芝草学専攻に大手芝刈り機メーカーのトロ(Toro)が学生支援のための寄付をしたことがニュースになっていた(ソース:Penn State Live)。

続きを読む

Guitar Hero World Tour の全収録曲発表

 少し前にも一部お知らせした、Guitar Hero シリーズ最新作の「Guitar Hero World Tour」の全収録曲が発表されたようなので、あらためてご紹介(ソース:Wii Nintendo)。
 曲目的には特にサプライズはない感じだが、個人的には Dream Theaterの“Pull Me Under” とか、 Ozzy Osbourne の“Crazy Train”はとてもプレイしてみたい。
 音楽ゲーム分野は、日本市場とだいぶ温度差がある感じだが、Guitar Hero World Tourと競合の新作Rock Band 2とも、北米、欧州の今年のクリスマス商戦の主力タイトルであることは間違いない。この2タイトルの市場にコナミのRock Revolutionも加わり、楽しみな展開になりそう。

続きを読む

「MANSWERS」にみる日本のコンテンツ産業の活路

 今シーズンから、ケーブルTV局のSpikeTVで始まった「マンサーズ(MANSWERS)」という深夜番組がある。
 この番組は、日本で言うところの情報バラエティ番組で、世の男性が好奇心を持ちそうな疑問の答えを提供するというコンセプトの番組。30分番組で、一つの疑問につき3分程度のビデオクリップで答えを示しながら、テンポよく展開する構成になっている。たとえば、つぎのような疑問が取り上げられている。

続きを読む

グラントライティングの心得

 ペンステートの大学院オフィス主催のグラントライティングワークショップに参加してきた。今年は例年よりも内容を充実させているとかで、第1回目に大きめの教室で全体の導入セミナーをやって、あとは定員50人で分野ごとのセッションを行う形で企画されていた。対象は教員、ポスドク、大学院生で、初めてグラント申請を考えている人やあまり経験のない人向けの内容で設定されていた。

続きを読む

「デジタルゲームベースド・ラーニング」翻訳完了

 マーク・プレンスキー著「Digital Game-based Learning」の翻訳がようやく終わり、出版に向けてこれから編集と校正作業に入る。
 この翻訳に着手したのは2006年の夏のこと。途中で出版する本の順番を変更して、昨年出した拙著「シリアスゲーム」と、プレンスキー氏の最新作の訳書「テレビゲーム教育論」の作業を先にやったこともあって、この本の作業は延び延びになっていたのだが、この夏に研究と並行して地道に作業を進めて、ようやく片付いた。

続きを読む

共著論文まもなく出版

 今度10月に出版される「Handbook of Research on Web Log Analysis」に、大学院の研究プロジェクトのメンバーで書いた論文が収録されてます。
Smith, B. K., Sharma, P., Lim, K. Y., Akilli, G. K., Kim, K., Fujimoto, T., & Hooper, P. (2008). Finding meaning in online, very-large scale conversation. In B. J. Jansen, A. Spink & I. Taksa (Eds.), Handbook of Research on Web Log Analysis (p. 307-328). Hershey, PA: IGI.

続きを読む