Guitar Hero のおかげでブレイクしたバンド

 Guitar Hero の収録曲になったおかげで、一番ブレイクしたメタルバンドは英国のDragon Force だろう。
 このバンドについては以前にも書いたことがあるが(関連記事)、米国では(たぶん米国だけでなくてどこに行っても)一部のコアなメタルファンしか知らないようなマイナーな存在だったところ、Guitar Hero III にこのバンドの超高速ナンバー「Through the Fire and Flames」が収録されて、一気にメジャーになった。今では普通にスーパーの音楽コーナーでCDを見かけるほどになった。
 このバンドの最近でた新譜もなかなかよい感じ。なんというか、以前は垢抜けなくて、下手するとコミックバンドっぽいところもあった気がするのだけど、ブレイクすると貫禄が出るというか、垢抜けた感じになってきているようにも見える。最初はアイデア先行でまとまりが悪くても、数年やっているとアイデアに演奏力とか技術が追いついてきて、それが安定感となって現れているのだろう。
 個人的には歳のせいか、この手の曲は普段聴きにはややきつくなった感がある。でもこの手のツーバス疾走系の曲は、ランニング中に聴くには最適。素で走るよりも気合が入ってたくさん走れる。

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Guitar Heroの超絶プレイとMODコミュニティ

今日の一曲- Threshold

 一生聴き続けるだろうなというほど気に入った曲は、20歳前後の頃に聴いたものが一番多くて、年々そういう曲に出会う機会が少なくなる傾向にある。単純に新しい音楽を開拓する機会も意欲も減っているところがあるのは確か。
 でもここ最近、プログメタル専門ネットラジオ局のMorow.comを聞いていて、お気に入りのバンドが増えてきた。Circus Maximus、Presto Ballet、Threshold、Sieges Even、Galahad、Kaipa、Sylvanといったバンドが新たなお気に入りの仲間に加わった。特に気に入った曲は米アマゾンでダウンロード購入してiPodで聴くようになった(アマゾンの音楽ダウンロードサービスは、iTunesストアより音が良いし、使い勝手も悪くないので気に入って利用している)。
 最近で一番のヒットはThreshold の次の曲。
Threshold – Pilot In The Sky Of Dreams

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Guitar Hero World Tour の全収録曲発表

 少し前にも一部お知らせした、Guitar Hero シリーズ最新作の「Guitar Hero World Tour」の全収録曲が発表されたようなので、あらためてご紹介(ソース:Wii Nintendo)。
 曲目的には特にサプライズはない感じだが、個人的には Dream Theaterの“Pull Me Under” とか、 Ozzy Osbourne の“Crazy Train”はとてもプレイしてみたい。
 音楽ゲーム分野は、日本市場とだいぶ温度差がある感じだが、Guitar Hero World Tourと競合の新作Rock Band 2とも、北米、欧州の今年のクリスマス商戦の主力タイトルであることは間違いない。この2タイトルの市場にコナミのRock Revolutionも加わり、楽しみな展開になりそう。

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懐かしい曲で一服

 部屋で作業している時、ケーブルテレビの音楽ラジオチャンネルで、80年代~90年代前半のハードロックばかりかかっているチャンネルをよくかけている。さっき続けてかかったのは次の2曲。懐かしすぎて手が止まった。
Whitesnake – Here I Go Again (unplugged)

 このビデオは97年の東京でのライブだそうだ。デビッド・カヴァーデールの声の良さは絶品。アンプラグドならではのよさを際立たせていて、つい聞きほれてしまう。
Nelson- After the Rain

こちらはネルソンの1990年頃のビデオ。当時かっこいいと思われていた演出やアクションをすべて盛り込んだような映像。美しい双子のネルソン兄弟は当時大変な人気を博した。しかし彼らが出てきたのはこの手のポップハードロックの流行の末期だったため、彼らの絶頂期はほんのわずかの間だった。その後のグランジロックブームに翻弄されてしまい、その後はパッとしなかった。このビデオが出たのはもう18年も前かぁ(遠い目)。

Guitar Hero World Tourの収録曲とデモビデオ

 この秋に発売されるGuitar Hero の最新作、「Guitar Hero World Tour」(Guitar Hero IV)の収録曲が公開されて話題になっているようなので、こちらでもご紹介(ソース:Wii Nintendo)。
 ゲーム情報サイトのIGNでは、次のようなプレイ中のデモビデオも公開されている。

 Guitar Hero World Tourの収録曲は次の通り。リンク元のページには、熱心にもこのリストの各曲にYouTubeへのリンクが張ってあるので、どんな曲だったっけ?と興味がわいたらオリジナルの曲を聞きにいけるのが素晴らしい。

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Rock Band 2 の収録曲

 EAの音楽ゲーム「Rock Band」の続編「Rock Band 2」の収録曲が公開されたらしい。公式情報かどうかは不明だが以下のような曲が収録されるとのこと。
 ボリューム的にはたっぷり収録されていて、もう普通に音楽メディアと化している。個人的には微妙にツボを外しているかなというところもあるのだが、これだけ曲数があれば十分楽しめそう。収録曲数が限られれば、どんな曲を入れても何でそのバンドでその曲選ぶかなぁ、というのがでてくるのは仕方ないところ。でもまあ、ダウンロード曲が充実して好きなバンドの好きな曲を選べるようになれば、そういう問題も解消される。
 競合の「Guitar Hero」 も、次回作はドラムなどほかの楽器も加わってバンドプレイ対応になるし、この分野では古株のコナミが「Rock Revolution」を出してくる。年末にはこれらが出揃ってにぎやかな感じになりそう。コナミがHarmonixに訴訟を仕掛けたというニュースも出ていて、この辺がマイナスに影響しなければよいなというところ。
 日本にもこの動きが波及すればよいのだけど、いかんせんドラムセットはでかくてうるさいし、洋楽ロックだけだとファンが限られるし、みんなで遊ぶパーティ系のゲームは欧米ほど盛り上がらないところがあるのでちょっと難しいか。

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音楽ビジネスのプラットフォーム化したゲームメディア

 今や音楽ゲームの代名詞となった「Guitar Hero」シリーズ、それと昨年末に登場した競合の「Rock Band」、いずれも大ヒットを続けており、次々と新作や関連製品のニュースが出てきている。
 Rock Bandは、あまりの箱がデカさに、そんなのが売れるのかと疑問視する声もあったが、店に行くと一つのコーナーに山積みして売っている。Guitar Heroの時にも「でかい周辺機器の商品は売れない」と言われていたが結果的に空前の大ヒットとなった。従来の商慣習の常識にGuitar Heroが突破口を開けて、Rock Bandがさらにその流れを拡大し、売り場の構成そのものを変えてしまった。そしてこの2つの製品は、音楽ビジネスのプロモーションの流れを変えて、新たなプラットフォームとなりつつある。

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Bon Jovi as rock classic

 今シーズンも好調な歌手オーディション番組「アメリカンアイドル」は、ベスト6となった。先週のチャリティースペシャルでは、企業分と一般視聴者分トータルで約7000万ドル(約84億円)もの寄付を集めたとアナウンスしていた。全米最高視聴率の番組のパワーをうまく使いながら、チャリティーを番組のマーケティングにも活かしている。
 番組では、毎週アメリカの有名ミュージシャンがメンターとなって、そのミュージシャンにちなんだテーマで選曲することになっている。今週は、ボンジョヴィがゲストメンターで、挑戦者たちはボンジョヴィの曲を一曲選んで、ジョン・ボンジョヴィから個別レッスンを受けて、ステージで歌を披露するという流れだった。R&B系の歌手には厳しいテーマだったものの、それぞれの持ち味で料理していて楽しめた。ゲストメンターは新曲を出してプロモーションしたい有名ミュージシャンが出てくるのが通例で、ボンジョヴィも出したばかりのシングルのプロモーションで出てきている様子。
 それにしても、ボンジョヴィは20年以上もトップアイドルとして君臨し続けていてすごい。世界的にブレイクしたYou Give Love a Bad Nameを出した当時はこんな感じだった。それはもう、見事に80年代メタル。当時はみんなこんな格好で、こんな風なのが最高にカッコよいビデオの演出だった。

 高校の文化祭でやったなぁ。懐かしい・・でもこの頃の彼らよりも自分が歳をとってしまったのかと思うとなんともいえない気分がしてくる。
 そして最近の彼らの「Have a Nice Day」のビデオ。40代半ばになった今でもカッコよい。

 ところで、このビデオの版権を持っているユニバーサルミュージックは、昨年YouTubeと提携した。YouTubeを著作権侵害の温床と敵視するのではなく、ポジティブにプロモーションメディアとして利用し始めた。YouTubeのビデオ掲載者のプロフィールをクリックすると、ユニバーサルミュージックのページに飛んで、売り出し中のアーティストのビデオが流れ、過去から現在の同社所属のアーティストのビデオが自由に見られる。ナイトレンジャースコーピオンズなど、懐かしいビデオがたくさんあって、気がつくとあっという間に時間が過ぎている。これは危険。
 でも、どうせ版権持っていてもこんな古い音源のプロモーションなんてできないのだし、こうしてユーザーが自由に聴けるところに置いていてもらった方がよほど音楽振興になる。今ではこれを聴いて、ちょっとほしいなと思ったら、iTunesなどでその曲をさくっと買える環境が整っているわけだし、結果的に業界の利益につながるだろう。大手音楽出版各社はすでに提携を結んでいるようだし、この方向でどんどん進んでほしいものだ。

最高なネットラジオ局

 最近の仕事中のBGMは、iTunesに登録されているネットラジオ。ロック系のいいラジオ局が見つからず、最近までクラシックギターやソロピアノのクラシック系の専門局を流していることが多かった。
 先日、ふと気分を変えてみたくて、ロック系のラジオ局のリストを見直してみたら、プログレッシブロック専門局のMorow.comというのがあるのを見つけた。聴いてみたらこれが最高に気に入った。”The best progressive rock of yesterday and today”というキャッチフレーズの通り、一日中いつ聴いても新旧のプログレがかかっている。
 初期のジェネシスやピンクフロイドのような大御所から、ペンドラゴンやマリリオンのようなポンプロック、ドリームシアターやACTのような最近のプログレメタルまでカバーしている。日本にはほとんど流通していないような、聴いたことのないバンドも山ほどかかっている。そしてそれらもまたよかったりする。イエスのフォロワーバンドで、10年以上前に一度ラジオで聞いたきりで名前のわからないバンドが、Starcastleということを知ることもできた。
 マイナーすぎるせいか、まだこのラジオでもかかっていないドイツのプログレハードバンドで、Everonという僕のお気に入りのバンドがいる。大学時代に中古CD屋で手に入れて聴いた「Flood」は10年以上経った今でも一番よく聴くアルバムのままでいる。少し前にアマゾンで買った「Bridge」と「Flesh」もお気に入りのアルバムに加わった。Everonが好きだという人には今まで会ったことがないし、そんな人どこにいるだろうと思いつつ、たった今何気にMixiのコミュニティを検索したら・・・Everonコミュニティが存在した!たまげた。Mixiすごい。とりあえず入ってみた。15人目。
 そんなことを書いている間もイエスがかかり、何曲か後にスターキャッスルが続く。スターキャッスルは再結成して昨年新譜を出したということもこのラジオをきっかけに発見した。自分で買ってまで聴きたいとは思わなかった辺りのバンドが大量にかかって、試聴の機会となってうれしい。曲が変わるたびにバンドと曲名を確認しているので、仕事のジャマになっているんじゃないかという気もしてくるが、それもまたいい。

Daughtry

 アメリカンアイドルシーズン5で4位だったクリス・ドートリーのファーストアルバム「ドートリー」。セールス好調ですでに180万枚も売れているそうだ。
 アイドル歌手オーディション番組のアメリカンアイドルのことは前に何度か書いているが、上位まで残る人たちは、毎週視聴率ナンバーワンの番組でパフォーマンスを披露するので番組が終わる頃には露出も十分、そのまま全米ツアーをやってそのあとアルバム制作するという流れでアイドル生活を送ることになる。シンガーとしての実力も高いので、安心して聞ける。
 このドートリーは、今風のアメリカンなハードロックで、ニッケルバックやクリードあたりが好きな人なら聞いてみる価値があると思う。いい声で無理なく歌っているのでとても心地よく聴けてお勧め。