10/18(月) シリアスゲームサミット

 今日は朝から夕方までセッションが盛りだくさんだった(セッションの内容についてはあらためてシリアスゲームジャパンで)。500人以上の参加者が全米各地とヨーロッパから集まった。前回のサミットは独りでやや心細かったが、今回はルームメイトのBillと、CMUの伊是名さんがいたおかげで気分的にずいぶん違った。仲間がいるのはいいものである。パスをもらうのに並んでいたら、Education Arcadeで知り合ったEric Zimmerman(Rules of Playの著者)がいたので、声をかけたら覚えてくれていた。彼のセッションはかなり好きなので、今回見れなくて残念だと話したら「たまには何もしないで気楽に参加したいもんさ」と笑っていた。
10230063-2.JPG会場にて
 今回は基調講演が大会場で、後のセッションは4会場に分かれて行なわれた。セッションはどれも面白そうで、選択に迷った。最初に出たのは「資金確保と研究テーマ」ラウンドテーブルだったのだが、なぜかファシリテーターが来なくて会が始まらない。みんなが他の会場に移ろうとし始めた時、場内に居合わせた先ほどのEricがマイクを取り、会を仕切り始めた。会場には研究者、開発者、財団のオフィサーなどがいて、それぞれのもつ情報がシェアされた。みんないい情報を持っていたが、それも彼の仕切りがなければこの場でシェアされることはなかったのだ。参加者はみんなよくわかっていて、Ericを口々にほめ称えた。彼はこういう時にさらっと仕切りをやってのけて、それでいて誇ることなく嫌味がない。ますます気に入った。
 昼食をはさんで午後も中身の濃いセッションが続いた。6時から、America’s Armyのレセプションということで、どんなだろうと参加してみると、ゲームのデモがあちこちに並んでいる。学会のレセプションとは違って、フリードリンクで、食べ物も寿司とか振舞われている。さすが米陸軍は太っ腹である。この辺はこのゲーム開発費が教育訓練予算から出てるのでなく、マーケティング予算から出ているおかげなんじゃないかと思った。知り合いを紹介しあったり、ゲームデモを体験したりして楽しい時間が過ぎた。程よく楽しんだところで、伊是名さんとダウンタウンの日本食レストランSake Clubへ。伊是名さんの旦那さんのお勧めなのだが、やたら高級感のある店だった。値段もかなり高級感あふれていて、日本酒を頼む意欲を失った。日本ではブームの焼酎はおいてなかった。かなり満腹だったので刺身盛りをつまみながらワインを飲んだ。
10230051-2.JPGレセプション会場にてルームメイトのBillと

10/17(日) DCへドライブ旅行

 今日は午前中に旅行の身支度を済ませ、りんと早めの昼食にカレーを食べた。いろいろ話していたら出発が遅れたが、2時過ぎにはステートカレッジを出発。今回は自分史上最長のドライブ旅行、しかも独りなのでナビもなし。最初のところでいきなり道を間違えて行ったり来たりで10マイルくらい余分に走ってしまった。でもその後は順調。途中給油休憩の時に飲んだミルクシェークがうまかった。FMラジオ経由で聴くCDプレイヤーもまあ聴けるが、途中で操作がしずらい。暗くなってきた頃にワシントンDCエリアに入った。大都会は道が複雑で初心者にはわかりにくい。あと数マイルというところで道をまた間違えて30分ほどロスしたが、ようやくホテルに7時半頃到着。4時間弱標準の道のりを5時間ちょっとかかった。
 チェックインして、ホテル内のバーでビールとバッファローウィングを食べた。ヤンキース対レッドソックスが始まったところで、松井がちょうど2塁打を打っていた。部屋に戻ったところで、ちょうど今回の滞在のルームメイト、コロンビア大のBillが到着した。またバーでビールを飲んで、あれこれ近況などを話した。彼も教育工学科の大学院生で教育用ゲームの研究を論文のテーマにしようとしている。関心も近いので情報交換も有意義だった。

10/16(土) ゴルフコンペ雨で順延

 今日は午後に日本人会の有志でゴルフのラウンドに出る予定だったのだが、朝からあいにくの雨模様。午後に入って雨が上がり、晴れ間が見えてきたので、よっしゃと思って練習場へ。軽く身体を慣らしてコースに出たところ、また雲行きが怪しくなり、1番ホールを終えるところで激しい雨になってしまった。せっかくボギーでスタートしたのだが、あえなく今日はこれで中止。レインチェック(次回のただ券)をもらって、温かいコーヒーを飲んで帰宅した。

10/15(金) ミニタブタレントショー

 インターン先のMinitabで、第1回ミニタブタレントショーと称した社内文化祭のようなイベントがあった。若い社員たちが企画したもので、ステージパフォーマンスやクラフト、料理など、得意なものを持ち寄って披露しあうという会だ。ステージでは、私もギターを抱えていって、弾き語りで参加した。Clay AikenとBon Joviの2曲を演奏した。ずいぶんがちゃがちゃな演奏になって、自分としては6割の出来だったが、参加する精神を評価してくれて、みんなグッジョブと声をかけてくれる。出演順が早かったので、後はビールやワインを片手に、ゆっくり他の人のパフォーマンスを見て過ごしていられた。

カーステレオアダプター

 今週末、Serious Games Summitに参加するためにワシントンDCまでドライブ旅行をするので、CDプレーヤーをカーステレオに接続するアダプターを買いにベストバイへ。カセットデッキを使用するタイプしかないと思い込んでいたが、FMの電波を通してワイヤレスでカーステレオに接続するキットを勧められたので感心しつつ買ってみた。すっきりしてなかなかよい。音の方はCDプレイヤーのせいもあるのかいまいち期待したほどではないがまあ許容範囲。

ギタータブ譜収集

 最近、昔弾いてたギターをまた始めたのだが、練習曲の楽譜を見つけるのがこれまでの課題だった。本屋で売ってるものを買うというのがオーソドックスなのだが、必ずしも好きな曲が見つかるわけではないし、たいがい弾きたくない曲もたくさん載ってるのを20ドルとか出して買わないといけないのはややばからしい。なのでネットを検索することにしたのだが、やってみると4ドルとかで一曲ごとのばら売りで楽譜を売っているSheet Musicというサイトがあった。こりゃいいやと思って何曲か買ったが、これもいちいち買っているとコストがバカにならない。そんでもう少し探してみると、無料のタブ譜サイトを幾つか見つけた。こういう無料サイトは変な広告のポップアップがうざいのだが、Windows XPのSP2をインストールしたらポップアップブロックが強化されてて、最近は気にならなくなった。Guitarist.netや、Ultimate Guitar.comといったサイトでは、マイナーなハードロックバンドのタブ譜も手に入る。JourneyとかBon Joviのようなアメリカで流行ったバンドのならかなりの曲がそろっている。いい曲がだいぶ集まった。最近ようやく弾き語りっぽいことができるようになったので、レパートリーも少しずつ増え始めた。10曲くらいできるようになればソロリサイタルか?、などと思いつつ、たまに練習している。勉強の息抜きにはちょうどよい。

The Apprentice 2

 最近はあまり続けてみたくなるテレビ番組はなかったのだが、この秋から二つ面白いのが始まった。一つはドラマ「ジョーイ」で、先クールで終了した人気ドラマ「フレンズ」の六人の主役のうちの一人だったジョーイが、ニューヨークからハリウッドへ移り住んだという設定で番組化されたもの。かなり笑える。
 もう一つは、ドナルドトランプの弟子の座を争うリアリティショー「The Apprentice2」。前作が大成功しての続編だが、思った以上に前回のスタイルをそのまま踏襲していた。変わったことといえば、挑戦者が18人になって、全体の回数が多くなったことくらいである。あと、スポンサーがクライスラーからフォードに変わってた。相当の広告収入なんだろう。そしてこの番組は今のアメリカの文化の一部を担うくらいに影響力を持っていると思う。そして娯楽番組の形をとっていながらも非常に教育的である。全米の何百万という人が、ビジネスを何年もやって得られるような教訓を、ああこういうことか、と表面的ではあっても知識として、しかも娯楽として楽しみながら吸収しているのである。同じ座学でも、学校では教えられないものがこのような形で提供されているのはこういうのはすごくいいことだと思う。
 ところで、日本にいた頃の最後のプロジェクトだった丸の内シティキャンパスは今も順調に営業中とのこと。講座も自分がいた頃にはなかったような講座がずいぶん増えた。遠隔教育関連で、「遠隔リアルタイムコラボレーター講座」を開催すると知らせが来た。この手のノウハウを学べるところはまだあまりないので、ぜひがんばってたくさんの修了者を世に送り出してもらいたいと思う。

海外デビュー

8月28日、Dr. Peck邸のパーティにて、ライブセッションをやるとのことだったので、最近手に入れたエレアコを持参して演奏しに行った。もう2年以上弾いてなかったのだが、だいぶ身体が覚えていた。アメリカに来て人前で演奏するのは今回が初。Iron Butterfly の”In-A-Gadda-Da-Vida”をみんなで演奏して踊ろうという趣旨だったのだが、ミュージシャン達はだれも練習してきてなかったらしく、とりあえず各自のレパートリーから合わせられる曲をやっている。どれも70年~80年代ソングなので、まるで知らない。こちらのレパートリーからDef Leppardの”Two Steps Behind”をソロで演奏。弾き語り初挑戦だったわりには練習の甲斐あってうまくいった。後半ドラムとベースが合わせてくれてなかなかかっこよい感じになった。In-A-Gadda-Da-Vidaの方は、最後に結局CDをバックにかけつつ演奏。20分以上のセッションとなったが、翌日家族が帰国するので私は半分くらい演奏したところで中座した。
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母と弟来訪

うちの母と弟が大分からはるばる来訪。4日間の滞在なのでそれほどあちこちは回れなかったものの、あれこれ盛りだくさんのツアーを楽しんでもらった。
04082848-2.JPGスポーツミュージアム内のNittany Lion像の前で記念写真