今日は朝から夕方までセッションが盛りだくさんだった(セッションの内容についてはあらためてシリアスゲームジャパンで)。500人以上の参加者が全米各地とヨーロッパから集まった。前回のサミットは独りでやや心細かったが、今回はルームメイトのBillと、CMUの伊是名さんがいたおかげで気分的にずいぶん違った。仲間がいるのはいいものである。パスをもらうのに並んでいたら、Education Arcadeで知り合ったEric Zimmerman(Rules of Playの著者)がいたので、声をかけたら覚えてくれていた。彼のセッションはかなり好きなので、今回見れなくて残念だと話したら「たまには何もしないで気楽に参加したいもんさ」と笑っていた。
会場にて
今回は基調講演が大会場で、後のセッションは4会場に分かれて行なわれた。セッションはどれも面白そうで、選択に迷った。最初に出たのは「資金確保と研究テーマ」ラウンドテーブルだったのだが、なぜかファシリテーターが来なくて会が始まらない。みんなが他の会場に移ろうとし始めた時、場内に居合わせた先ほどのEricがマイクを取り、会を仕切り始めた。会場には研究者、開発者、財団のオフィサーなどがいて、それぞれのもつ情報がシェアされた。みんないい情報を持っていたが、それも彼の仕切りがなければこの場でシェアされることはなかったのだ。参加者はみんなよくわかっていて、Ericを口々にほめ称えた。彼はこういう時にさらっと仕切りをやってのけて、それでいて誇ることなく嫌味がない。ますます気に入った。
昼食をはさんで午後も中身の濃いセッションが続いた。6時から、America’s Armyのレセプションということで、どんなだろうと参加してみると、ゲームのデモがあちこちに並んでいる。学会のレセプションとは違って、フリードリンクで、食べ物も寿司とか振舞われている。さすが米陸軍は太っ腹である。この辺はこのゲーム開発費が教育訓練予算から出てるのでなく、マーケティング予算から出ているおかげなんじゃないかと思った。知り合いを紹介しあったり、ゲームデモを体験したりして楽しい時間が過ぎた。程よく楽しんだところで、伊是名さんとダウンタウンの日本食レストランSake Clubへ。伊是名さんの旦那さんのお勧めなのだが、やたら高級感のある店だった。値段もかなり高級感あふれていて、日本酒を頼む意欲を失った。日本ではブームの焼酎はおいてなかった。かなり満腹だったので刺身盛りをつまみながらワインを飲んだ。
レセプション会場にてルームメイトのBillと