東京に移動しました

 午後、大阪から新幹線で東京に移動。駅弁食べてビール飲んで、モーニング読みながらウトウトしていたら、もう着いてしまった。
 今回の宿は両国。エリア的には少し目先を変えたところにしてみようと思って選んで、しばらく滞在するし、物書き系の仕事が多く、家で作業する時間が結構必要なので、キッチンがあって、ある程度快適に過ごせそうなところを選んだ。快適度は合格だったのだが、自炊して過ごすには想像していたよりも結構難があった。まず、周囲には食べ物屋が豊富にあって、自炊のモチベーションがとても下がる。アメリカでの生活は、自炊した方が美味いものが食べられるし安いので、がんばってやる気にもなったが、日本ではその辺りの状況がずいぶん変わる。しかも調理器具とか生活用品を一式揃えないといけないので、それも結構な出費になって本格的にはなかなかできない。しばらく滞在するといっても3週間である。とりあえず100円ショップで調達できるものを調達して、あとはどうしようかなと少し悩みつつ東京での初日を過ごした。

Jasag初日の個人的な出来事

 日本シミュレーション&ゲーミング学会に参加してきた。出番は朝一のシンポジウム。会場にコーエーのファウンダーご夫妻がいて、開始直前にご挨拶した。あのシブサワ・コウ氏である。握手してもらうんだった。後で話すチャンスがなかったのがとても残念。
 先日レーザーポインタ付のペンを入手したので、それをプレゼン中に使おうと思って胸ポケットから取り出したら、なんと同じ色の普通のボールペンと間違えて持ってきていて、発表しながら愕然とした。当然普通のペンからはレーザーは出ず、モデレータの細井先生が様子を察してレーザーポインタを貸してくれたので、ポインタ自体は使えたのだが、自分の間抜けさ加減にかなり萎えた。
 今日はあいにくの雨模様で全体的に時間が押し気味だったこともあって、時間を気にしつつだったのと、帰国翌日の出番だといつものことで発表用の言葉が出にくく、全体的にしゃべりがすべり気味。帰国後すぐの発表はいつもこんな感じなので、ここは少し何とかしないといけない。
 話のネタ的に、今回は新しいものを3分の一ほど追加したのだが、その部分が今ひとつなじんでなかった。スライドにビデオのキューを入れ忘れて、タイミングを通り過ぎてしまってビデオも流し損ねた。
 そんなこんなで、あたふたとしながら出番は無事終了(本日の発表資料はこちら)。会場の反応としては、これまでにやったセッションの中では最も面白くなさそうな人やむかついている人が多かったという印象を受けた。物議を醸せること自体は悪いことではないが、もうちょっとアレンジの工夫が必要だなと反省した。開発者向けや一般向けにはそのままでOKだとしても、研究者向けの仕様になっていなかったというのをやった後に気づいた。私の発表の後、立命館大の稲葉先生の事例発表があって、その後ディスカッションに移ったのだが、もうほとんど時間は残っておらず、たくさん言いたいことがある人がたくさんいるのに、会場との質疑応答の時間は取れずに終了。全体的にやや消化不良な感があったのは残念だったが、個人的にはいろんな意味でよい経験ができた。
 今日はシブサワ・コウ氏に会えたことに加えて、よかったことが2つあった。一つは、一緒にプロジェクトをしている立命館の中村先生のグループと打ち合わせする時間が持てたこと。オンラインでは連絡が取れても、やはり顔を合わせて話せると意思疎通の度合いが違うし、その機会が持てたおかげでやりやすくなった。
 もう一つは、同門の先輩である産能の長岡先生と慶應の加藤先生にものすごく久しぶりにお会いできたこと。私から見て、二人とも伯父弟子とでもいうような存在で、いずれもとんがった研究者である。シンポジウムのディスカッションの時間に、私は場を気遣った当たり障りのない発言をしたのだが、その当たり障りのなさをこの二人にはすっかり見抜かれていた。それじゃあダメだろうと叱られた。「学習」についての理解も、この二人にはまだ私は遠く及ばないことがよくわかったし、言われて気づいたことがたくさんあったので、今日一番の学びの機会となったと言ってもよい。
 他にも、シンポジウムで稲葉先生のカリフォルニアでのゲーム利用事例から大いに得るところがあったし、午後のシミュレーション体験セッションで、リアルのシミュレーションに触れたことからもインスパイアされることがあった。シリアスゲームの中で蓄積されてないノウハウがこの学会を中心に積みあがっていて、うまく交流を進めていくことで得られることが多いことがよくわかった。セッションを運営していた若い学部生たちがよく働いていたことにも大いに感銘を受けた。
 こういう場でシリアスゲームについて話すたびに、「シリアスゲームとわざわざ言う必要はあるのか」、「そんなことは昔からとっくにやっている」という意見を耳にする。そういう意味では、シリアスゲームとわざわざ言う必要はないし、昔からやっているのはこちらも承知している。ただ、その中でシリアスゲームがこれだけ注目されていることには意味があるのであって、大事なのはその意味をどう捉えて、どう対応するかである。使えるものはうまく使えばよいし、問題のあるところはきちんと議論していけばよい話である。個別に話が出来た人たちはその辺りの認識は共有していたのでよかったが、それを共有できてない人たちもたぶん結構いるだろう。これからもいろいろと気を遣いそうな局面が多そうである。

京都入り

 どうにか日本に到着し、先ほどホテルにたどり着きました。
 デトロイトで5時間待ちだったのに加えて、関空行きがいったん乗り込んだ機体の不具合で別の機に乗り換えて、結局5時間遅れ。京都のホテルは満杯で予約ができなかったので京都は通り過ぎて、予約を入れた大津のホテルに着いたのは夜中の12時過ぎ。木曜の早朝にうちを出て、実時間で30時間近く移動し続けてようやく宿に着いた。しかも明日は朝一で出番だったりする。でもこれでなんとか出番に穴を開けずにすみそう。
 今日は荷物を開けるのもほどほどに、疲れたのでもう寝ます。明日はがんばります。

中間選挙前夜

 明日は中間選挙。投票日前夜の今日は、テレビをつけると各候補のCMがラストスパートで大量に流れている。さわやかキャンペーンCMもたまに見るが、今日は特に対抗候補を徹底的にこき下ろすネガティブキャンペーンCMが目立ち、選挙CMの合間に普通のCMをやっているような時間帯もある。
 予算潤沢な候補は、選挙期間中何種類かのCMを使い分けて、自分の実績を誇りつつ相手を貶めたり、相手のネガティブキャンペーンに対抗したりして選挙戦を進めている。今まで見なかったのにやたら今日だけ見かける候補のCMをもいて、今日だけ集中的にCM予算を投下しているらしい。しかもそれがすごく品のないネガティブCMだったりするのが笑える。
 どちらかがネガティブCMを始めると、相手も反撃してネガティブCMを打ち始めて、泥仕合のようになる。あいにく投票権はないのだが、そういうのを見ているとどちらにも投票したくなくなる。支持者から集めた選挙資金をそうやって自分たちを貶めあうのにじゃぶじゃぶと使っているのを見るのはなかなかやるせないものがある。双方が大量にCMを投下することで、見ている側にすればだんだんどうでもいい感じになってきて、CM効果そのものが無力化していく。それも広報戦略の一つなのだろうが、無力化させるにも大量の資金が必要というのが虚しいところである。
 実績のある候補者はそれを示せば見ている人の心に残るのでPRもしやすいが、何も売りにするものがない候補は、中身のないさわやかCMだけでは大して効果もないので、結局はネガティブCMによって相手を貶めて勝ち残ろうとする戦略に出る。自分に売りがない候補ほど、やり方も品がなくなってくる。政治家を目指そうとする人は、たいていたたけばほこりの一つも出てくるような人たちばかりらしく、ネガティブキャンペーンのネタには困らないようだ。ただし、ネガティブ合戦に陥ると自分のさわやかイメージにも傷がつくので手加減しがちな候補もいる。テレビCMを見ていると、そんな各候補の事情や思惑が見えてくるところがあって面白い。

シリアスゲームサミットD.C.終了

 シリアスゲームサミット二日目。朝一のセッションはMMORPG「シティ・オブ・ヒーローズ」のリードデザイナー、ジャック・エマート氏によるキーノートスピーチで、「ゲームデザイナーには朝8時半はつらい」とぼやきつつ、デザイナーの立場から教育とMMO世界の接点や可能性についてシティ・オブ・ヒーローズのゲーム世界で起こっている事例を交えつつ語ってくれた。
 午後、事前にアレンジを手伝った韓国のウィ助教授の研究グループによる発表には、40人以上の聴衆が集まり、発表内容も素晴らしくて大成功。教育用途のMMO研究の動きが活発化している中、ウィ先生のグループの取り組みはすでに実証研究を何度も行なっている点で先行しており、聴衆からの関心も高かった。
 この他にも今回のサミットは、MMO関連のセッションが豊富だった。博士研究でやろうとしていたテーマもだいぶカバーされていたり、抜けていた要素が見つかったりで、だいぶ練り直しが必要なことを認識した。プロポーザル提出を帰国後に延期したのは好判断で、最初の計画通りに無理やり終わらせていたら、かなり面倒な手戻りが発生していたことだろう。いい研究をやるには時間と手間がかかるし、自分がちょっと考えて思いつくようなことはすでに誰かがやっている。しかも、自分よりずっと勤勉で優秀な人たちが手間と時間を掛けてすでに取り組んでいるので、励みになるし張り合いがあってよい。これで日本から戻ってきたら、冬休みはまた文献に埋もれて生活する毎日となりそうだ。
 今回も結構な人数の参加者と話をしたが、海外でもシリアスゲームジャパンの知名度もずいぶんと上がっているのがわかって嬉しかった。それに来年東京で開催されるDigra(Digital Games Research Association)カンファレンスも、みんなすっかり楽しみにしている様子。特にヨーロッパからの参加者の意欲は高く、Digraはヨーロッパ中心の学会なのだなという印象を受けた。
 もう一つ今回のサミットで大きかったのは、研究、開発、会社経営とも、すでに成功したり軌道に乗ったりした経験をもとにしたセッションが出てきたことだ。シリアスゲームの動きが始まってから3年ほど経っているので、2003年辺りに着手された大規模プロジェクトやスタートアップ企業の成果も出始めている。その中で得た経験が共有されながら、次の成功プロジェクトにつながっていくことだろう。
 あいかわらず参加者の中には、「ほんとうに具体的で、すごい成果が出たという研究事例がないのが不満だ」という声もあるのだが、そんなすごい事例が出てきて、みんながいけると確信を持った頃に腰を上げるようでは遅いのである。すごい事例が出てないことに対して、「だからその分野が当たりかどうか確信が持てない」という姿勢の研究者は、残念ながら半分終わっている。何かすでに確立された安定分野の職業に鞍替えした方がよい。「その程度の研究で発表なんかしやがって、このやろう」ということであれば、研究者としてはまあ普通。別にこのやろうと思う必要は無い。まだ誰もやってなかったり、みんなが寄ってたかって研究しているのにブレイクスルーがないところでこそ研究でもビジネスでもやっていく意味があるのであって、その意味がわからない人はどんなに偉そうなことを言っていてもあまりたいしたことは無いと思った方がよい。そういうところは日本でもどの国でも同じなんだなと感じた。
 二日間通して新しいネタが充実していたので、今書いている本にもだいぶ追加したいことが増えた。もう原稿をあげているのでいろいろと悩ましいのだが、構成の中で無理の無い部分だけ追加して、後はまた別の機会に、という感じになりそうだ。

シリアスゲームサミットD.C. 開催中

 シリアスゲームサミットD.C. 2006に参加のため、昨日からワシントンD.C.に滞在中。先月愛車のメンテをして、先日洗車もしたので、とても快適なドライブで、しかも今回初で一度も迷わずにたどり着いた。研究室の同僚も一緒なのでナビがいたのと、もう何度もD.C.エリアに来ているので単に慣れてきただけというところはある。
 さて、サミットの方は、詳しい内容はまた別の機会に譲るが、今回もたいへんな盛況である。参加者はさらに増加していて、セッション数も増えている。今回は東大の馬場先生や韓国のウィ先生をはじめ、アジアからの参加と思しき顔ぶれが十数人は増えた。ヨーロッパ各国からの参加者もそこここで見かけたし、全体的にインターナショナル度が前回よりも高まっている印象を受けた。
 内容も進化している。ヘンリー・ジェンキンスやジム・ジー、ベン・ソーヤーといったリーダーたちが着々と次のステップに進んでおり、多くの優秀な人々が熱心に進める開発や研究がそれに続き、ネタは尽きない。
 出版準備中の本で述べているが、今のシリアスゲームの概念は、現在のゲームがシリアスなものと考えられていないためにわざわざシリアスだと言っているだけで、将来ゲームに対する社会的認識が変わるにつれてこの概念は進化していくと思われる。
 そして今回のシリアスゲームコミュニティのリーダーたちの発表には、すでにその進化の兆候が現れていた。今回のサミットで示された一つの方向性は、シリアスなゲーマーが生み出すゲーム文化が鍵となり、ゲーム文化によってインスパイアされて展開するシリアスゲームである。これはシリアスゲームがある程度普及して、次の段階に向けたビジョンとして機能するだろう。

ついに脱稿

 つい今しがた、シリアスゲームの書き下ろしをようやく脱稿。疲れたー。
 原稿の体裁を整えながら全体を見直すと、最初の方に書いたものほど、いろんな問題が見えてきて、直したいところがたくさん出てきてイヤになってくる。ソロワークの厳しさは、やはり最後の詰めのところで一番顕著になって、いろいろやる踏ん張りがきかなくなって、とにかく力尽きる前に終わらせたい気持ちで一杯になった。必要最低限のところを直しながら、何とかまとめはしたものの、自分の頭が飽和してしまっていて、原稿の出来とか判断できない状態。昨日までは、ものすごいノリで書いていたのに、疲れた頭で見直したとたん、なんだか気持ちがしぼんでしまった。
 とにかく一休みして、元気を回復してからいろいろ考えたいと思う。日本に帰る前にやる仕込が山積しているので、頭が痛い。とりあえず今日は寝る。

秋の日本ツアー

 公式リリースされたようなので、こちらでもお知らせします。
11月11日に立命館大学衣笠キャンパスにて開催される「日本シミュレーション&ゲーミング学会2006年度秋期大会記念シンポジウム」でシリアスゲームの発表をしてきます。今回は学校教育におけるゲーム利用事例を中心にした発表内容です。この分野にご関心をお持ちの皆さま、お誘い合わせの上ご参加ください。
今回の帰国予定は、この学会参加のあと、調査であちこち転々としつつ、12月初旬まで日本にいます。何かご用の際はご連絡ください。
以下、日本デジタルゲーム学会ニューズレターより転載
———————————————-
日本シミュレーション&ゲーミング学会
           2006年度秋期大会記念シンポジウム
      立命館大学「映像学部」開設準備企画
テーマ「“ゲーム”は本当に教育に役立つか
                 -海外の先端事例をめぐって」
 日本デジタルゲーム学会は、2006年11月11日に開催されま
す日本シミュレーション&ゲーミング学会2006年度秋期大会記念シン
ポジウムの後援を務めます。皆様の奮ってのご参加をお待ちしており
ます。
日時:2006年11月11日(土)午前10時-12時00分
場所:立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)以学館1号

続きを読む

スターウォーズ・バトルフロントII

 執筆の方は、ようやく最終章へ突入。あともう少し。毎晩毎晩、「も、もう書けません。許して・・」という状態までいって力尽きて寝て、翌朝起きたら回復してて、少し書けるようになっているという繰り返しで何とかここまで来た。気がついたら窓の外の木々は美しく紅葉しつつある。半袖では外は歩けないくらい涼しくなってきた。
 時々ふと、自分は全く売り物にならないものを一所懸命こしらえているだけなんじゃないかとか、不安がよぎることもある。でも、内容的には少なくとも3月に書いたシリアスゲーム論文よりもはるかに充実しているはずだし、自分的には今までに到達したことのない領域に踏み込んでいるはずで、それを信じながらどうにか粘ってがんばっている状態である。
 そうはいっても、マシーンではないので、生産性が下がることはしょっちゅうで、疲れるとそれも頻繁に生じる。そういう時には雑用をこなすか、完全な気分転換をして、生産性の波が戻るのを待つ。昨日はそんな時に、ストレス過多のせいで買ってしまった余計なもの第一弾、PS2ゲーム「スターウォーズ:バトルフロント2」を試してみた。ちょっと前に出たゲームで、安売りしていて19.99ドルだった。
 このゲームは、スターウォーズのキャラクターをそのまま使っているので、映画のファンは楽しさも倍増する。何より楽しいのは、自分のキャラクターがクローン兵(白い下っ端の兵士)で、映画で出てきたような壮大な戦闘シーンの中で闘えるところである。
 初めてスターウォーズの映画を見たのは、もう相当昔の話だが、子ども心にこのスターウォーズの下っ端兵士は、敵の下っ端のくせやたらカッコよくて、敵ながらあまり憎めないなと思ったものだ。おそらく特撮SF史上、最も美しい下っ端敵キャラではないだろうか。
 作り手も同じように感じていたのかどうなのか、新しいエピソードでは、彼らは味方キャラになって登場したのが妙に嬉しかった。特にエピソード2と3は、あの白いクローン兵士が大量に現れて闘うところが非常に壮観だった。青年アナキンがいまいち期待はずれだったせいもあり、この二作品の個人的な見所は、ヨーダ爺のバトルアクションと、このクローン兵士のスペクタクルバトルシーンだった。
 ゲームの方は、プレイ自体は普通の3Dシューティングで、プレイ感はバトルフィールド2などに比べればだいぶ劣るものの、十分楽しめるクオリティだった。ゲームとしてのユニークさは無くても、映画の世界観のおかげで楽しさの要素が加味されているというところは、ロードオブザリングのゲームと近い。ルークやアナキンではなく、クローン兵士でプレイできるのは楽しい。ジェダイマスターでも途中でプレイてきるが、結構あっさりやられて悲しかった。
 このゲーム、かなり遊べるので、安売りしてたらかなりお勧めですよ。

山場

 今週はAECT(全米教育工学会)のカンファレンスの週で、うちのプログラムの教員と院生の多くが出張するため、居残り組にはややゆったりした時間が流れる週となる。この機にキャッチアップを図る人もいれば、スローダウンする人もいる。執筆三昧の私にはあまり関係ないのだが、ちょっと周りを見ると雰囲気が違うので、何となく空気を共有する感じになる。
 本の執筆と、博士論文研究のどちらとも、今週末が一つ区切りになっていて、乗り越えるべき山場となっている。本の原稿はあと残り二章分。これだけであれば片付くペースで来ているのだが、研究の方とのコンビネーションで負担が増大している。先週まででかなり疲弊していて、気持ちよく仕事ができない。買い物に行って、余計なものを買ってしまうところや、些細なことがずっと気になっていることで、だいぶストレスが溜まっているんだなということがわかる。
 こういう時は片付けるべきものを片付けるのが一番効果的だが、それができるなら苦労はしない。ついぐずぐずとして関係ないことに時間を費やしてしまう。余計なことに時間を使うと、さらにそれがまたストレスになって悪循環である。そしてそういうときに限って、余計な問題が舞い込んできて事態が悪化する。事態が悪化すると、発想が後向きになって、創造性も生産性も下がっていいことがない。経験上、こういう状況に陥った時はさっさと寝て、当面の疲れを取るのが一番効果がある。なので全部明日。