週末を利用して、Serious Games のニューズレター日本語版をアップ。ニュース見出しの訳はなかなか難しい。MLも10人ほどメンバーが集まり、英語版MLでも健闘を称えてもらった。
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S.N.A.G.G.E.D. Issue 1.4 – シリアスゲームズ関連ニュースクリッピングサービス日本語版
May 16, 2004 (日本語訳2004年7月4日)
目次
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エデュケーションアーケード@E3
・ カンファレンスレポート(ウォータークーラーゲームズ)
・ エデュケーションアーケードBlog(by Ben Sawyer)
・ ワイヤードニュース: ゲームで遊んで、生徒がよくなる?
・ エンターテイメントに教育をもぐりこませる
・ 教育的ビデオゲームが学習促進認定シールによって奨励される
ゲームズ・フォー・ヘルス
・ ちょっとしたセラピーのためのゲーム?
・ マクギル大学が自尊心向上のためのゲームをテスト
・ 外科手術ビデオゲーム
・ コンピュータゲームで自閉症に対峙
・ ゲームで栄養について教える
・ 人間の脳をマシンインターフェース化する可能性
アメリカズアーミー@E3
・ 米陸軍はビデオゲームで戦争捕虜の扱いを教育できる
・ クオンタム3DがE3で装着式訓練システムをデモ
・ 米陸軍がビデオゲームでの新兵募集を奨励
その他関連ニュース
・ 子どもたちが学びを大いに楽しめるようにする
・ ビデオゲームスキルが人生の強みとなる
ゲームと書籍紹介
続きはSerious Game Japan Webサイトで読めます。
投稿者「admin」のアーカイブ
6/30(水) 研究プロジェクト
昼過ぎまでインターンの仕事。夕方、Dr. Peckのプロジェクトコースの第1回ミーティング。このコースについては前にも何度か書いたが、教員がリーダーとして立ち上げたプロジェクトに院生が参加する形式のコースになっていて、ドクターコースでは12単位(通常4学期分)も必修になっている。自分のアドバイザーのプロジェクトに参加するのが通常だが、自分のアドバイザーと研究分野が合わない人などへの配慮で、他の教員のプロジェクトに参加してもよいことになっている。Dr. Peckのプロジェクトには6人の院生が参加する。教員だけアメリカ人で、あとは中国人と台湾人と韓国人と日本人のアジア多国籍プロジェクトである。
プロジェクトのネタは3つあって、一つ目は先学期から続いている、ゲームを使った教育の学習効果を研究するプロジェクト。二つ目は近くの都市の低所得地域の小学校で、生徒一人ずつノートパソコンを使える環境(One to one computingというキーワードで学校教育情報化のコンセプトとして最近盛り上がりつつある)にして、学力向上を成功させた事例を研究するプロジェクト。そして三つ目はPenn Stateに本部があるアメリカ遠隔教育学会の研究プロジェクトに採用されるための研究計画を立てるプロジェクトである。いずれも研究資金の金額が大きめのプロジェクトになる見込みがあり、Dr. Peckのところにはこういう話が集まってくるようだ。
うちのプログラムの教員は教育系の中でも金を集めてくる力のある人が多く、それぞれの持ち味でプロジェクトのスタイルも違ってくる。金を取ってくるところは自分でやって、かなり研究計画を固めた段階で仕事を院生に振る教員もいる。このタイプの教員の方が、タスクが明確で仕事しやすいと感じる院生もいるようだが、私は自分と関心の違う人が立てたプロジェクトは肌に合わないことが多いのでそういうところには参加しない傾向にある。
かたや、Dr. Peckのようにアイデア出しのところから院生に関わらせる教員もいる。そういうスタイルだと自分の仕事としてプロジェクトを組み立てやすいので私にも参加しやすい。特にDr. Peckはプロジェクト資金の源流近くにいる人で、かつ研究関心も私と近いので、興味を持てるネタをふってくれることが多い。私はなぜかこういう親方系のボスに縁があるようだ。自分が程よく興味を持てる仕事にこと欠かないのでありがたいことである。
教育用ゲーム関連情報
私が世話人をやっているSerious Games JapanのWebサイトに教育用ゲーム関連情報を掲載。本家Serious Gamesで発行しているニュースレターの日本語版。参照しているネタ元まで訳せないのは残念だが、こういう情報がもっと日本語で流通するようになると、この分野への関心も高まってくるんじゃないかと思う。翻訳は骨が折れる作業だが、記事はどれも読んでて面白かった。
6/24(木) ソフトウェアローカライゼーション
Minitab日本語版開発プロジェクトのミーティングに出席。ソフトの翻訳は外注でやっているのだが、細かい修正やマネジメントの意思決定はアメリカ人だけでやっている。今日は日本のコアユーザーから届いた試用後のフィードバックをどう扱うかという話だった。会社には日本語がわかるのは私ともう一人プログラマの日本人がいるだけで、他の人は読み書きも全くできない。なので、複数の改善要望の中でどれが重要で優先順位が高いかなど、判断はかなり困難である。しかしあと少しでリリースというところまでこの体制でたどり着いている。自分が知らない言語のソフトを作ることを考えると、翻訳自体は誰かがやってくれるにしても、面倒な仕事が多いのは容易に想像がつくので感心させられる。特にこのMinitabは、品質管理手法のシックスシグマに使うソフトなので、その品質が低いのではお話にならない。そのため品質管理部門でスタッフがチームになって綿密なテストをやっている。どのタイミングでテストを終えて次の段階に進むか、またどの作業を優先的に進めるかといったことはプロジェクトリーダーが判断を下す。ソフトウェア開発の現場自体、今まで見たことのなかった世界であるうえ、ソフトウェアのローカライゼーションの過程は全く未知の世界だった。こんな風にやってるのかぁといちいち感心することばかりである。
6/17(木) Minitabインターン初日
昨晩は時差ぼけのため夜7時に寝て、朝5時過ぎ起床。今日から統計ソフトの会社Minitabでインターンの仕事が始まる。メールで届いた連絡によると、今日は人事部のオリエンテーションが中心のようだ。車で5分の至近にある会社に行ってみると、いきなり入口に歓迎の立て看板が置いてあってたまげた。まず人事部のGenaがビル内をツアーしてくれた。次に人事部長のToddによる会社の歴史と文化の説明。Toddはこの会社のカルチャーを体現しているような穏やかな人で、会社のことを心から誇りにしている様子で語ってくれた。会社の制度や環境は、社員の内発的動機を引き出して活かす形で整備されているのだそうだ。たしかにいい環境過ぎて、働かないとばちが当たりそうで申し訳なくなってくるくらいである。
歓迎の看板
眺めのよいオフィス
私の仕事は、今度リリースする日本語版のテストと関連情報の文書化。どうやら翻訳自体は外注でやっているようなので、出来上がってきたものをチェックするのが主な仕事になるようだ。まだものがあがってこないので、当面はゆっくり仕事しててくれということだ。関連部署の人々に挨拶して回ったが、みんな穏やかで幸せそうである。ここはいい会社だねとコメントすると、みんなうれしそうに、その通り、ここはとてもいい会社だ、という反応が返ってくる。どうやらとてもいいところに来たらしい。
今日のメニューが終わったので、帰宅しようと車に乗ったが、ライトを消し忘れていて、バッテリーがあがっている。受付で助けを求めたら電話の操作を説明してくれたBenがジャンプスタートを手伝ってくれた。一安心と思って帰りにガソリンスタンドに寄ったが、うっかりエンジンを消してしまってまたエンジンがかからなくなった。横でガソリンを入れていたおじさんに助けを求めたら快く応じてくれて事なきを得た。
5/11(火) Education Arcade:Day 2
7時ごろ起床して、うちへ電話。りんに忘れ物を送ってもらうように頼んだ。ホテルの部屋からネットがつながらないので、カンファレンス会場でつなごうと、パソコンを抱えて早めにホテルを出た。会場でワイヤレス接続ができると案内はあるものの、なぜかつながらない。結局ここ3日間メール読めず。明日空港でつなぐしかなさそうだ。
カンファレンス2日目は、スポンサーのLeap Frog社のCEOによる基調講演からスタートした。Leap Frogは教育用玩具の大手で、インタラクティブな学習絵本や、教育ゲームを販売している。企業としてのビジョンと戦略がしっかりしていて、社長の姿勢もとても好感が持てた。とてもいい講演だった。アメリカの文化でいいなと思うのは、スポンサーへの敬意をしっかり表すことだ。スポンサーはどんな場でも敬意を持って紹介され、スポンサー側もとても品がよい。日本では丁寧だけども形式的になりがちなところを、みんな自分の言葉で敬意を表し、自分の言葉でそれに応えるので、気持ちが伝わっている気がする。
基調講演の後は、「ゲーム開発ツールの開発」「ゲームリテラシーの養成」「商業的、教育的な成功」「新たな協働者:次の展開」とパネルディスカッションが続き、最後にウィル・ライト(Sim CityやThe Simsの開発者)とのセッションで締めくくった。今回は山ほど新たな情報を仕入れることができたことに加え、自分の存在をこの分野の人々に認知させることができたのが大きな収穫となった。これから仕事をやっていけそうな知り合いもだいぶ増えた。
丸一日英語を聞き続け、いろんな人とやり取りるのはかなり疲れるが、英語の力をつけるにはよい。まだ難が多いが、英語で仕事ができるくらいにはなってきた気はする。語学の上達は遅い方だが、2年でここまでくれば自分的にはまずまずだ。そんなことを思いながら会場をてくてくと歩くと、明日から始まるエキスポの準備があちこちで進んでいて、面白そうな最新ゲームの広告があちこちにぶら下がっている。エキスポ会場を覗くと、大手ゲーム会社のブースにデモ機がずらりと並んでいる。3月のGame Developers Conferenceは開発者向けの展示会で、開発用のミドルウェアとかの展示が多かったが、今回はゲームそのものの展示会なので、各社とも最新ゲームを前面に押し出しているようだ。楽しそうな雰囲気があふれていて、これに参加できずに帰るのは実に惜しい気がした。また来る機会もあるだろう。
今日も夕飯はタイ料理Pad Taiとビールで7ドル。ホテルのレストランだと一品とビールで20ドル以上かかるが、これは安くていい。食べてぼやっとテレビを見ていたら、ロッキー3をやっていたので最後まで見てしまった。ロッキーはシンプルでいい映画だ。もう何度も見たが、たまに見ると楽しめる。Mr. Tに負けて、再挑戦に向けたトレーニングプロセスのシーンがいい。しかし、せっかくロスに来ているのに観光らしいことは何一つせずにもう明日午後には出発だ。
5/10(月) Education Arcade:Day 1
ホテルのビュッフェで朝食を取って、カンファレンスセンターへ。最初のシド・マイヤーとウィル・ライトのセッションは残念ながら調整失敗に終わったようで、パネリストの顔ぶれが予定と変わっていた。ゲームは教育的か?というテーマで、ゲームが学校教育では提供できていない学びを促す可能性や、何が課題になるかなどが議論された。鬼武者3やバトルフィールドベトナムなど最新のゲームもきちんとリサーチしていて、日々研究が進んでいることがよくわかる。2ヶ月前のSerious Games Summitの時よりも出てくる例や分析の掘り下げ方がより具体的になっている面もうかがえた。午前2本、午後2本のパネルディスカッションで「シミュレーションからインタラクションへ」「事例研究:Zoo Tycoon」「大学、産業、公的機関間の連携構築」といったテーマが議論された。それぞれの内容についてはいずれ詳しくまとめる機会があるだろう。会場では、隣の人に話しかけたら、イギリスから来たゲーム会社の社長だった。奥さんが日本人なんだそうだ。昼食の時に、Serious Games Summitで知り合ったコロンビア大のBillと再会した。彼の同僚の韓国人女性とも知り合いになった。似たような研究をしているので、ぜひもっと研究の話をしようということになった。Penn Stateでもまだこの分野は盛り上がる前なので、こういう仲間が増えるのはとてもうれしい。
会場全体でのオープンディスカッションに入り、Serious Games InitiativeのBen Sawyerが「Toruと一緒にSerious Games Japanを始めたからみんなよろしく」とアナウンスをした。さっそく何人かから声をかけられた。急に周辺から中心へ入ってきたといった感じで、いよいよ後には引けなくなってきた。
5時半で閉会となり、1日目は終了。疲れたのですぐにホテルに戻った。夕飯は近所の酒屋でビールを買って、タイ料理屋でビーフ丼を買って持ち帰って食べることにした。出来上がるのを待っていると、仕事を終えた帰りらしい作業着を着たおっちゃんが注文して待っていた。同じ酒屋の袋を下げていたので、隣でビール買ったのかと聞くと、うれしそうに「仕事の後は、ここの飯とビールをいっぱいやるんだよ」と応えてきた。「機械工をやってるんだが、今日の修理はたいへんだったよ。最近の機械はネジも機械で締めるから硬くて外すのが大変だよ」と話し始めた。ここのタイ料理とビールは近所の作業員のおっちゃんたちの定番らしい。何せ安い。ビールと料理一品で7ドル。ホテルに帰って食べたらこれで満腹。疲れていたので食べたあとすぐ寝てしまった。
5/9(日) LAへ
朝8時前に起床して軽く朝食を取ったらすぐに空港へ出発。9時過ぎの飛行機でデトロイトへ飛び、12時半の便でLAへ。移動中は、読みかけたままになっていたゴールドラットの本を読んで過ごした。学期が終わって自由の身になって、ようやく読みたくても手がつけられなかった本を読める。ただ、少し本から離れたいという気もする。気がつくと、学期が終わってから休みという休みを取ってなかったので、少しゆっくり休みたい気もする。
うちに入国許可関係の書類を忘れたのに気づいた。今回帰国したときにあちこちでやる予定のプレゼンで使う予定だったデモ用ゲームの付属品も忘れた。まったく何をやっているんだか。
空港から乗り合いタクシーに乗ってホテルへ。昨日見たロスト・イン・トランスレーションを思い出した。たしかに独りで旅している時はあんな感じだなと思った。あの映画で表現している感覚は、アメリカ人でだけでなくみんな共有できる感覚だからヒットしたんだろう。日本は安全だが、アメリカは地域によっては危険さを感じるという点が違う。ホテルの近くは昼間でもなんとなく嫌な感じで、タクシーの運ちゃんにもこの辺はあまり安全じゃないから気をつけろと言われた。
荷を降ろしてさっそくカンファレンスの会場へ。受付にはMITチックなGeekな兄ちゃんたちがいた。会場に行くと、40人くらいの人々が談笑していた。レセプションというから多少は食べ物があるのかと思いきや、レモネードと野菜スティックとパンがあるだけだった。期待していたのは自分だけでもなく、話した人たちはみんなそんな様子で、ボランティアの学生が近所のバーガーキングで買ってきたのを食べているのを見て自分も買ってこないとなどと言っていた。
食べ物もないし、早めに撤収しようかなとも思ったのだが、実は案外こういう日の方が重要人物に接触するのには好都合なことがわかった。みんな手持ち無沙汰なので、暇つぶしがてらにいろいろ説明してくれるのだ。教育用ソフト会社の副社長から、新製品の歴史教育用シミュレーションゲーム “Making History”のデモを見せてもらった。第二次大戦のヨーロッパ史の主要国の長として意思決定をすることを通して、歴史の因果関係や国家間関係を理解するように作られている。ゲーム部分はターン制の「大戦略」風のつくりなのだが、教育的なユーザー支援機能が豊富に提供されている。財政や軍事などのアドバイザーがそれぞれの立場からのアドバイスを提供してくれたり、レファレンスでさらに詳しい情報を学習できたりする。しかもログも記録でき、結果のグラフやチャートも簡単にエクスポートして、授業のレポート作成等、教育の場で利用するための機能も搭載している。マルチプレイヤーゲームなので、生徒同士で対戦もでき、チャットで外交もできるのだそうだ。シナリオ編集機能があって、教師が特定のシナリオを作成できるようにもなっている。よくできたソフトなのでぜひ成功してほしいと思った。
イスラエルから来たソフトウェア会社は、親の離婚を経験した子ども向けのセラピーゲームをデモしていた。セラピストのおばさんとプログラマの若者のコンビなのだが、どうもビジネスに慣れてないといった印象だった。この分野のビジネスで経験豊かなマーク・プレンスキー氏がこのソフトに関心を持ちそうな財団や団体も視野に入れるといいよとアドバイスしてくれたのだが、あまり関心を示さずに「我々は大手販売元を探している」という返事をしていた。意欲はわかるが、ニッチなソフトなのでなかなか厳しそうだ。
帰り際に、このカンファレンスの主催者側の研究者であるKurt Squireと挨拶した。彼は歴史教育にCivilization IIIを導入した学習効果を研究した論文を書いている。彼の出身のIndiana Universityは、ISD分野ではPenn Stateとも関係が深いので、Penn Stateの教員のことも知っていた。Serious Games Japanの話は興味を持っていて、日本のゲーム業界が我々の活動に関わってくれるのを期待している。レセプションはまだ続いていたが、もう十分だと思ったので会場を後にしてホテルへ。新たな知り合いもできて、まずまずの初日だった。
5/5(水) 全部完了!
今日は午後にSerious Games InitiativeのBenから連絡があり、こちらで日本向けのMLとWebを立ち上げるという案で行こうということになった。さっそくプレスリリースの原稿を送ってきたので、チェックして返送。かなり面白いことになりそうだ。でも10日から始まるEducation Arcadeカンファレンスまでの数日間でWebの立ち上げ。かなりしんどいな。
午後から終日、残りのペーパー作成に明け暮れた。地道にやっていればこんなことにならずに済んだのに、という気もするのだが、今となっては仕方がないのでやるしかない。約8時間近くかかってようやく終了。これでコース課題は全部終わった。
その次は、AECTのWebサイトデザインのプロジェクトで、分担していた作業を片付けた。このプロジェクトは13人も参加していて、Webサイトのデザインのみでコンテンツ作成はないのにもかかわらず、4ヶ月もずるずると引っ張っている。ほんとは2月頭には終わっている計画だったのに、もう5月である。はじめから4ヶ月のつもりでやっていれば、かなりましなものになっていたと思うが、時間がかかっても最初の1か月分すら怪しい。期末の忙しい時期にずれ込んだため、メンバーのモチベーションもかなり低下しており、かなり厳しいプロジェクトになってしまった。こういうプロジェクトは、結局は頼まれ仕事の手を抜けない数人が落としどころまで面倒を見ることになる。そして私もその手を抜けない性分の気の毒な連中の一員だ。やれやれ。。
5/4(火) グループプロジェクト終了
面倒な課題も二つ片付き、残りは各個撃破体制になったので、比較的楽な展開である。今日はテクノロジーデザインのグループプロジェクトの最終ペーパーをまとめに、グループで集合。人が前日に送っといたドラフトを見落として、同じ作業をしてきたメンバーや、ミーティングの場で頼んでおいた校正作業をやっているメンバーもいるのだが、この時期はみんなパフォーマンスが下がるので仕方がない。でも作業は順調に進み、ドラフトが見違えるようにきれいな体裁に仕上がった。ペーパーのまとめの作業は、好きでなかろうが、得意でなかろうが、たいてい自分がやらざるを得なくなるのだが、このプロジェクトでは他のメンバーが引き受けてくれた。このことがこのプロジェクトの成功を象徴している。オンラインで提出して無事終了。メンバー4人で労をねぎらった。
それ以外には、夏のインターンシップの承認をもらうのに、インターン先とアドバイザーから書類をもらって、留学生オフィスの留学生アドバイザーに提出。OKが出たので、これで晴れてインターンとして働ける。手間がかかったがうまくいってよかった。日曜にはLAへ向かって出発するのだが、その前にやらないといけないことが山積みになっている。コース課題が済んでも休む暇なく飛び立つことになりそうだ。