今シーズンも好調な歌手オーディション番組「アメリカンアイドル」は、ベスト6となった。先週のチャリティースペシャルでは、企業分と一般視聴者分トータルで約7000万ドル(約84億円)もの寄付を集めたとアナウンスしていた。全米最高視聴率の番組のパワーをうまく使いながら、チャリティーを番組のマーケティングにも活かしている。
番組では、毎週アメリカの有名ミュージシャンがメンターとなって、そのミュージシャンにちなんだテーマで選曲することになっている。今週は、ボンジョヴィがゲストメンターで、挑戦者たちはボンジョヴィの曲を一曲選んで、ジョン・ボンジョヴィから個別レッスンを受けて、ステージで歌を披露するという流れだった。R&B系の歌手には厳しいテーマだったものの、それぞれの持ち味で料理していて楽しめた。ゲストメンターは新曲を出してプロモーションしたい有名ミュージシャンが出てくるのが通例で、ボンジョヴィも出したばかりのシングルのプロモーションで出てきている様子。
それにしても、ボンジョヴィは20年以上もトップアイドルとして君臨し続けていてすごい。世界的にブレイクしたYou Give Love a Bad Nameを出した当時はこんな感じだった。それはもう、見事に80年代メタル。当時はみんなこんな格好で、こんな風なのが最高にカッコよいビデオの演出だった。
高校の文化祭でやったなぁ。懐かしい・・でもこの頃の彼らよりも自分が歳をとってしまったのかと思うとなんともいえない気分がしてくる。
そして最近の彼らの「Have a Nice Day」のビデオ。40代半ばになった今でもカッコよい。
ところで、このビデオの版権を持っているユニバーサルミュージックは、昨年YouTubeと提携した。YouTubeを著作権侵害の温床と敵視するのではなく、ポジティブにプロモーションメディアとして利用し始めた。YouTubeのビデオ掲載者のプロフィールをクリックすると、ユニバーサルミュージックのページに飛んで、売り出し中のアーティストのビデオが流れ、過去から現在の同社所属のアーティストのビデオが自由に見られる。ナイトレンジャーやスコーピオンズなど、懐かしいビデオがたくさんあって、気がつくとあっという間に時間が過ぎている。これは危険。
でも、どうせ版権持っていてもこんな古い音源のプロモーションなんてできないのだし、こうしてユーザーが自由に聴けるところに置いていてもらった方がよほど音楽振興になる。今ではこれを聴いて、ちょっとほしいなと思ったら、iTunesなどでその曲をさくっと買える環境が整っているわけだし、結果的に業界の利益につながるだろう。大手音楽出版各社はすでに提携を結んでいるようだし、この方向でどんどん進んでほしいものだ。
お元気ですか?ご無沙汰です。
私も今期からアメリカンアイドルみてます。
すっかりはまってしまいました。サイモンの毒舌最高ですね~
今、日本ですか?楽しんでくださいね!
あ、そういえば、ETCの日本校ができるそうです。
いいのかなぁ(笑)
>きのこさん
こちらこそご無沙汰です。まだステートカレッジです。
ここ最近でずいぶん暖かくなりましたね。
>あ、そういえば、ETCの日本校ができるそうです。
なんかETCの本校生が日本で研修するための拠点が
大阪に出来るそうですね。どうなるんでしょうね。