いろいろCD買い込んで来た

 帰国の折に、聴かなくなっていたCDを40枚ほど処分するとともに、数枚新たにCDを買い込んで来た。ただいま聴き込み中。だんだん早くてヘビーな曲が合わない体質になってきたが、メロディックなやつは相変わらずよい。
 帰国すると必ず立ち寄るディスクユニオン御茶ノ水へビィメタル館は相変わらず楽しかった。二階に上がるとハードロックが流れてて、三階に行くとデスメタル、四階は古めのスラッシュとかがかかってる。メタルはもういいや、と思いつつこの店に行くと、なんか新しいのを探してみたくなる気にさせてくれる。

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カーステレオアダプター

 今週末、Serious Games Summitに参加するためにワシントンDCまでドライブ旅行をするので、CDプレーヤーをカーステレオに接続するアダプターを買いにベストバイへ。カセットデッキを使用するタイプしかないと思い込んでいたが、FMの電波を通してワイヤレスでカーステレオに接続するキットを勧められたので感心しつつ買ってみた。すっきりしてなかなかよい。音の方はCDプレイヤーのせいもあるのかいまいち期待したほどではないがまあ許容範囲。

ギタータブ譜収集

 最近、昔弾いてたギターをまた始めたのだが、練習曲の楽譜を見つけるのがこれまでの課題だった。本屋で売ってるものを買うというのがオーソドックスなのだが、必ずしも好きな曲が見つかるわけではないし、たいがい弾きたくない曲もたくさん載ってるのを20ドルとか出して買わないといけないのはややばからしい。なのでネットを検索することにしたのだが、やってみると4ドルとかで一曲ごとのばら売りで楽譜を売っているSheet Musicというサイトがあった。こりゃいいやと思って何曲か買ったが、これもいちいち買っているとコストがバカにならない。そんでもう少し探してみると、無料のタブ譜サイトを幾つか見つけた。こういう無料サイトは変な広告のポップアップがうざいのだが、Windows XPのSP2をインストールしたらポップアップブロックが強化されてて、最近は気にならなくなった。Guitarist.netや、Ultimate Guitar.comといったサイトでは、マイナーなハードロックバンドのタブ譜も手に入る。JourneyとかBon Joviのようなアメリカで流行ったバンドのならかなりの曲がそろっている。いい曲がだいぶ集まった。最近ようやく弾き語りっぽいことができるようになったので、レパートリーも少しずつ増え始めた。10曲くらいできるようになればソロリサイタルか?、などと思いつつ、たまに練習している。勉強の息抜きにはちょうどよい。

海外デビュー

8月28日、Dr. Peck邸のパーティにて、ライブセッションをやるとのことだったので、最近手に入れたエレアコを持参して演奏しに行った。もう2年以上弾いてなかったのだが、だいぶ身体が覚えていた。アメリカに来て人前で演奏するのは今回が初。Iron Butterfly の”In-A-Gadda-Da-Vida”をみんなで演奏して踊ろうという趣旨だったのだが、ミュージシャン達はだれも練習してきてなかったらしく、とりあえず各自のレパートリーから合わせられる曲をやっている。どれも70年~80年代ソングなので、まるで知らない。こちらのレパートリーからDef Leppardの”Two Steps Behind”をソロで演奏。弾き語り初挑戦だったわりには練習の甲斐あってうまくいった。後半ドラムとベースが合わせてくれてなかなかかっこよい感じになった。In-A-Gadda-Da-Vidaの方は、最後に結局CDをバックにかけつつ演奏。20分以上のセッションとなったが、翌日家族が帰国するので私は半分くらい演奏したところで中座した。
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Survivorの爆笑スタバCM

 ロッキー3のテーマソング「Eye of the tiger」を歌っているサバイバーがスタバの缶コーヒーテレビCMに登場して、この曲の替え歌を歌っているのがかなり笑える。こういうのは力いっぱい歌うハードロックの曲だから面白い。日本でも昔、クリスタルキングがこんな感じのことをやってたか。

Favorite Music

毎学期、追い込みに入って疲れてくるとどうでもよいことをしたくなる。今日はMusic Matchで聞いている最近のPlay Listを紹介。ダウンロード販売で手に入らない曲ばかり。この内容で「それが入ってるならこれも聴け」とばかりに話に付き合える珍しい方はぜひコメントを。今まで完璧に音楽の趣味が合う人に出会ったことはありません。Greeから流れてきたりしないかな。さて、勉強に戻るか。。
パワーバラード系
1. “Nothern Lights” by TNT
2. “Wander” by Kamelot
3. “Headed for a Heartbreak” by Winger
4. “Love Leads The Way” by Hardline
5. “Rain Song” by Fair Warning
6. “Standing Alone” by Tyketto
7. “She’s Gone” by Steelheart
8. “Bleeding Heart” by Angra
9. “When Love And Hate Collide” by Def Leppard
10. “Just Take My Heart” by Mr. Big
11. “Going Home” by Artention
12. “One Life One Soul” by GOTTHARD
ミッドテンポ(~パワーバラード)系
1. “Hunting High And Low” by Stratovarius
2. “Forever Young” by Tyketto
3. “Battle for Your Heart” by Grand Illusion
4. “Burning Heart” by Fair Warining
5. “Breakaway” by Equinox
6. “Rain” by TNT
7. “Signs of Danger” by Pink Cream 69
8. “Illusions” by Letter X
9. “Another Day” by Dream Theater
10. “The Key” by Artension
11. “Gutter Ballet” by Savatage
12. “After The Love Has Gone” by TEN
スピード系
1. “Center of the Universe” by Kamelot
2. “Nova Era” by Angra
3. “San Sebastian” by Sonata Arctica
4. “Under a Glass Moon” by Dream Theater
5. “Eagle Fly Free” by Helloween
6. “Lust For Life” by Gamma Ray
7. “Emerald Sword” by Rhapsody
8. “Into the Blue” by Artension
9. “The Killing Hand” by Dream Theater
10. “Journey Through the Dark” by Blind Guardian
11. “Destiny Calls” by Nocturnal Rites
12. “Out of the Ashes” by Symphony X

音楽マーケットに迫る転換期

 ミュージックダウンロードはAppleのひとり勝ちという記事を読んだ。確かにこの市場はアップルがブレイクスルーを起こしたんだが、実際使ってみると、Dellと提携しているMusicmatchの方が断然よい。Penn StateがNapsterと提携して、学生用Napsterを提供しているので、そっちも試してみたが、やはりMusicmatchの方がよい。まず、インターフェースがよい。タダで聴ける曲のバリエーションも多い。試聴曲の音質がよい。無料ラジオの曲を聴いて、ほしい曲を見つけた時にスムーズに買える。月5ドルで、好きなアーティストの曲を聴き放題(曲に限りがあり、曲順は選べないという制約はあるが)というサービスも便利がよい。わざわざ買いたくないが、しょっちゅう聴きたいアーティストはいつでもパソコンで聴ける。CDに焼いたりしたい時は、1曲99セントで買うことができる。iTuneの方がイメージがいいのだが、雰囲気に飲まれて何となくiTuneユーザーになるのはもったいない。
 このサービスを使っていて自分の消費者行動の変化がいくつか生じた。まず、CDはもはや第一の音楽メディアではなくなった。街のCD屋にはほとんど用がなくなった。タワーレコードが破産するのも仕方がない気がする。
 購入時にアルバムという縛りがなくなった。以前は好きな曲だけ聴きたいのに、どうでもいい曲の入ったアルバムを買わざるを得なかったが、今は好きな曲だけ選んで1曲99セントで買える。これは買いやすい。買いやすくてつい買い過ぎそうになる。以前、Napsterを訴えたMetallicaというバンドは私の好きなバンドの一つなのだが、彼らはなぜか曲のばら売りをしていない(ちなみにNapsterでは1曲も売ってない(笑))。ばら売りしていればほしい曲が何曲もあるのに、これでは買えない。アルバムという作品の価値の尊重という考え方もあるが、それはファンのことを考えないアーティスト側の欺瞞というものだ。
 音楽を聴く幅が広がった。FMラジオと違って、自分の聴いてみたいアーティストを名指しで選べる。テレビで見て興味を持ったら、その名前で検索すれば試聴ができる。その日の気分にあわせて音楽を選ぶのも、自分の好みのジャンル以外に手が伸びやすい。
 知る限りでは、日本ではまだこの手のサービスは普及してなさそうだ。レコード業界の抵抗が強いのだろうか。ただ、もうCDや店頭でのダウンロード販売というようなサービスは、間違いなく廃れる。CD屋は早めに業態換えや撤退を考えた方がいいだろう。これはもう時代の流れだからしょうがない。CDを売るためのオンラインサービスというのも無力化するから、早めに縮小するなり、ダウンロード配信サービスに業態転換を考えた方がいい。粘っていればきっと運が回ってくるとか、客が帰ってくるとか、そういう淡い期待もしないほうがいい。一度ダウンロード販売の便利さを味わった客は、CDというメディアは単に流通業界の都合でその形を取っているだけのものだと気づいて、CD屋から足が遠のいていくだろう。この波はすぐ来る。しかも津波のようにあっという間にマーケットをさらっていく。自分のレーベルのアーティストだけ自社のウェブサイトで売るようなサービスも中途半端で、消費者行動の流れにのることはないから、それでは儲からないだろう。レコード会社にとっては、利益拡大のチャンスだが、既存の販売ルートに縛られていると、CD屋と共倒れになるだろう。