2017年の振り返り

気が付けばもう今週で2017年も終わりです。昨年末も一昨年末も、年末は休みに入ったとたんに疲れが出て、振り返りの記事を書く気が起きなかったのですが、今日は仕事納めのスローペースな仕事の締めに、何か書ける程度の元気が残っていました。

例年通り、今年一年で書いた原稿や発表を整理しました。主なものは来年出版される年初に書いたレビュー論文が1本と、国際会議のフルペーパー発表2本、共著の書籍やその他発表などというところです。ジャーナル論文3本投稿を目標にしていましたが、3本いずれも詰め切れずに仕掛りのまま来年に持ち越してしまうのが反省点です。改稿や査読対応など急ぎの案件に少しずつ時間が削り取られて、ソロ作業が後回しになってしまうのが相変わらずの状況です。

年初に出したものは、今年のこととは思えないように以前のことのように感じます。9月の島根とナポリの連投も、ほんの3か月前とは思えません。良いことも悪いことも詰め詰め濃縮な一年でした。

私は今日で仕事納めで、明日から年末休みに入ります。冬休みの自由研究として、ようやく買えたニンテンドーSwitchのゲーム数本と、PS4の「サドンストライク4」を買い込んできたので、ゲームの時間を確保しながら、年明けから走り出すためにしっかり休養を取りたいと思います。

今年も多くの皆さまにお世話になりました。良いお年をお迎えください。

(書籍:分担執筆)
* 藤本徹(2017)教育工学分野におけるゲーム研究(藤本徹・森田裕介編)日本教育工学会選書「ゲームと学習」第1章, 1-15. ミネルバ書房, 東京
* 藤本徹(2017)ゲームと教育・学習の将来像.(藤本徹・森田裕介編)日本教育工学会選書「ゲームと学習」第6章, 147-165. ミネルバ書房, 東京
* 藤本徹(2017)シリアスゲーム.(人工知能学会 編)人工知能学大事典. 1199-1201. 共立出版: 東京
(論文:査読有)
* 藤本徹, 荒優, 山内祐平(2018) 大規模公開オンライン講座(MOOC)におけるラーニング・アナリティクス研究の動向. 日本教育工学会誌. 41(3), xxx-xxx.
(論文:査読無)
* 藤本徹, 重田勝介(2017)デジタルバッジ研究の動向. 日本教育工学会 SIG-05レポート 3-8.
(国際学会:査読有)
* Fujimoto, T. Fukuyama, Y., Azami, S. and Konno, S. (2017) JobStar Online: Game-Based Learning on Smartphones to Promote Youth Career Education. International Conference on Computers in Education (ICCE 2017), Christchurch, New Zealand. 765-773. (Paper)
* Fujimoto, T., Takahama, A., Ara, Y., Isshiki, Y., Nakaya, T., Yamauchi, Y. (2017) Building an Online Community for International Students to Support Studying Abroad with a MOOC. International Council for Educational Media (ICEM 2017), Naples, Italy. (Paper)
(国内学会発表:査読無)
* 藤本 徹, 高濱 愛, 荒 優, 一色 裕里, 仲谷佳恵,山内 祐平 (2017) 日本留学準備支援のためのMOOC受講者の参加状況. 日本教育工学会第33回全国大会講演論文集, 1007-1008: 島根大学. 2017/9/18.
* 藤本 徹(2017)ゲーム学習分野の研究動向と今後の研究課題. 日本デジタルゲーム学会2016年次大会. 47-50: 星城大学. 2017/3/11.
(その他講演等)
* 藤本 徹(2017)ICT×ゲーミフィケーションで学校教育を「楽しく」変える. 先生のための教育ICT夏期講習会. 東京大学 情報学環 福武ホール. 2017年7月30日.
* 藤本 徹(2017)教育にゲームの力を取り入れる:ゲーミフィケーション導入の考え方. 関東工学教育協会 産学協議会研究会. 日立総合経営研修所. 2017年5月18日.
* 藤本 徹(2017) 楽しいゲームの先にあるもの. UTalk. 東京大学 情報学環 福武ホール. 2017年4月8日.
* 藤本 徹(2017) シリアスゲームへの期待: シリアスゲームの現在と未来. The 1st Serious & Applied Games Summit. オランダ王国大使館. 2017年2月24日.
(パネリスト登壇・インタビュー等)
* なぜ「ゲーム」が日本の教育を変えるのか-楽しい勉強が長続きする理由(連載イーオン社長とゆかいな仲間たち:イーオン三宅義和社長対談・後編). プレジデントオンライン. 2017.10.11. http://president.jp/articles/-/23229
* 英語を学び始めるには”ゲーム”が一番いい-学習の「経験値」を可視化する(連載イーオン社長とゆかいな仲間たち:イーオン三宅義和社長対談・前編). プレジデントオンライン. 2017.10.4. http://president.jp/articles/-/23228
* 藤本徹(2017)Games for Health分野の研究開発事例.(CEDEC2017・診察室でゲームが「処方」される未来へ-医師の視点からみる「ヘルスケア × ゲーム」の先進事例紹介と展望)2017/9/1
* ワタシの拡現(格言)東京大学 大学総合教育研究センター特任講師 藤本徹氏, 拡現人. http://ar-bito.com/2017/05/12/
* 藤本徹(2017)Games for Health分野の研究開発事例. 日本デジタルゲーム学会2016年次大会 (企画セッション4認知行動療法とデジタルゲーム). 星城大学. 2017/3/11