今週末15日から島根大学で開催される日本教育工学会全国大会での発表予定をお知らせします。
私は大会最終日9月18日の午前の一般研究発表枠で、コーセラで東大が開講中のMOOC「Studying at Japanese Universities」の受講者の状況についての発表と、共同発表で同じく東大でMOOC開発を担当している荒さんの発表の2件を予定してます。
9月18日(月) 11:10〜13:10 会場:2号館603
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MOOCの学習パスの複線化に伴う学習行動の変化
荒 優,藤本 徹,一色 裕里,山内 祐平(東京大学)
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日本留学準備支援のためのMOOC受講者の参加状況
藤本 徹,高濱 愛,荒 優,一色 裕里,仲谷 佳恵,山内 祐平(東京大学)
同じく18日午後には、私が代表として参加している「SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーション」のSIGセッションを行います。
また、今年で第3号になる「SIGレポート2017」の会場配布を行いますので、大会参加される方は受付近くのSIGブースへお立ち寄りください(PDF版も公開しました。下記のリンクからダウンロードできますのでご覧ください)。私は「デジタルバッジの研究動向」を執筆しました。SIGセッションでもデジタルバッジについて話しますので、このテーマに関心のある方は是非SIGセッションへお越しください。国内研究の展望を一緒にディスカッションしましょう。
日本教育工学会 SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーション レポート2017
https://goo.gl/NwFcWa
目次
1章 両分野が交差するテーマ
デジタルバッジの研究動向
2 章 両分野の研究動向
学習ゲームにおけるログデータの利用動向
高等教育におけるゲーム学習の動向
世界におけるオープンエデュケーションの動向:Open Textbook の普及と
Open Pedagogy の提案に着目して
3 章 両分野の実践事例
学習ゲーム制作を題材とした産学連携による教員養成教育の試み
数学的ゲーム・パズル「碁石拾い」を題材とした数学的活動の実践
早稲田大学におけるグローバルMOOC への取り組み
早稲田大学におけるJMOOC の講座への取り組み
4 章 研究リソース集
SIG-05 ゲーム学習・オープンエデュケーション
9月18日(月・祝)14:10~16:10 会場:2 号館 603
コーディネーター:藤本 徹(東京大学),重田 勝介(北海道大学),福山 佑樹(東京大学),池尻 良平(東京大学)
本SIGでは,ゲーム学習とオープンエデュケーションの研究動向や研究リソースをまとめた「SIGレポート2017」発行に向けた調査と執筆を進めてきました.
本セッションでは,全国大会開催に合わせて公開するSIGレポートの内容をベースとして,この分野の研究動向やこれまでに取り組まれた研究を紹介し,今後の研究課題や議論すべき点について検討を行います.
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では、全国大会される皆さま、島根でお会いしましょう。