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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第87号)

発行日:平成19年3月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「教育公害」の発生を助長する教育論の特性

2. 「教育公害」の発生を助長する教育論の特性 (続き)

3. 学校の挑戦ー「サバニ」で宍道湖を横断

4. 研修効果を問わなくていいか−『公金投資のアカウンタビリティ』

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★

   春は人事異動の季節ですね。いろいろな方が動きました。それぞれにご栄転なのに別れが寂しいのは当方が老境に踏み込んでいるからでしょう。一期一会は明日の無事を知らぬ武士か、老人が発想した「概念』だったろうと想像しております。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。

山口県周南市 山本奈実 様

 研修の縁はかならず花を咲かせる日が来ます。いつかきっと三丘温泉のギャラリー喫茶を訪ねます。あなたの絵が飾られているお店でコーヒーを飲ませてください。連れ立って行きますので,精進!精進!!

山口県山口市 長谷川進一様

 きらめき塾の継続、しかも定員いっぱいでの開講お見事でした。8月の同窓会兼移動フォーラムが楽しみです。みなさんとの研修の経緯と方法について小論文にまとめて雑誌「社会教育』に送りました。掲載になりましたらご披露申し上げます。

沖縄県琉球大学井上研究室のみなさん

 お便りありがとうございました。5月の大会で井上先生とも詳細を相談いたしますが,今年のどこかで沖縄の「学習交流会』に合流して当方の「移動フォーラム』をもって行きたいと考えております。それに合わせて卒論や修論のまとめをやってみませんか?!

鳥取県大山町 入江雅史 様

  幼保一元化2年目が始りますね。今年の研修会にご縁があるようでしたら,福岡からの移動フォーラムはいかがでしょうか?小生も本格的に幼児教育の論文執筆を始めました。山田教育長さん、
大山小学校の校長さん等とご一緒に丸一日の公開研究会はいかがでしょうか?

福岡県宗像市 久保誠一 様

 ご丁寧にごあいさつ痛み入りました。今年の英語プレゼンテーションは私にとって"感動的"でした。成人の生涯学習は可能であることを実感として納得いたしました。見学した高校生にとってもみなさんのエネルギーと実力は衝撃であったと報告をいただいております。留学生にとってもみなさんの選んだスピーチの多彩さが大変楽しかったようです。来年はもっと多くの人を対象に「他流試合」を試みたいものです。4月からまた新たな思いでがんばりましょう。

大分県佐伯市 矢野大和 様

  6月に宗像に来て頂けると聞きました。私も当日の日程を空けました。再会を楽しみにしております。「むなかた市民学習ネットワーク」はアメリカの「自由大学』の理念を日本の実践に「翻訳』した事業です。「誰もが学び,誰もが教えることが出来る(Anyone can learn, anyone can teach)』をモットーに市民が「学習交換(Learning Exchange)」をする仕組みです。あなたの落語のネタに加えてみてください。

長崎県長与町 松本英俊 様

 送って頂いた『長崎県派遣社会教育主事会30年の歩み』を思わず読了いたしました。親交のあった故川辺信重先生のお名前も見つけて感慨ひとしおでした。派遣制度の中に多くのみなさんの人生があり、不思議なご縁で自分の人生ともどこかで交錯していることを実感いたしました。それにしても大部分の教員のみなさんが「派遣」の日々が後の教職にどれほど役に立ったかを書かれていることを読みながら、なぜそうした体験を現在の研修制度の中に生かさないのだろうか、と思ったことでした。多くの学校が機能不全で教育の「再生」が求められている時期に、教員をまちづくりに参加させ、社会教育と学校教育とを往復させる研修体系をなぜ築こうとしないのか、疑問は尽きませんでした。現在の教育センター座学研修システムが機能していないことは学校の現状を見れば明らかでしょう。淡々と綴られたみなさんの感想の中に現内閣『教育再生会議』の審議課題が見えているような気がいたしました。


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