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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第70号)

発行日:平成17年10月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 連作障害と年功障害

2. 英訳「俳句いろはカルタ」

3. 英訳「俳句いろはカルタ」(続き)

4. 矢野大和落語に学ぶ

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★

   メッセージをありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。

★山口県長門市 青木厚治、西本達夫 様
  お昼をごちそうさまでした。岩崎さんに資料を送りました。地域の緊急課題は高齢者と女性と子どもの支援です。生涯学習推進計画も当然この3者を巡って立案するべきであると思います。これまで成人や"社会教育ファンクラブ"のために進めてきた「趣味・教養・実益・軽スポーツ」などの生涯学習サービスプログラムは思いきって全部捨て去るべきです。従来の行政依存を脱却するためには、学習者もプログラムも緊急課題以外は自立させるべきだからです。
  生涯学習の政策課題は福祉や医療の分野と重なります。当面の目標は「少子化の防止」、「医療費と介護費の削減」、そして「女性の就労支援」です。言い換えれば、社会が「養育を引き受け」、「年寄りの元気になる舞台を創造し」、「女性の働く時間に合わせて子育て支援プログラムを実施する」ことです。そうなると教育分野だけで必要な支援ができるはずはありません。基本計画ができましたらメールで結構ですからお送り下さい。どの部分で児童福祉と組むのか、何を健康福祉課と連携するのか、男女共同参画と子育て支援はどのように融合させるのか、私案の試案をお送りします。

★大分県佐伯市 矢野大和 様
  あなたの落語を真似させてもらっています。大変効果的でありがたいことです。一文を書いて矢野落語の分析をしてみました。いかがだったでしょうか?

★島根県松江市 澤 アツ子 様
  江津の大会は一気に冬を感じさせた晩でしたが、いささか話したりなかったですね。神門先生に資料を送りました。ようやく研究成果と実践を繋ぐ構想を分っていただける行政責任者にお目にかかった思いです。県の行政は担当範囲が広いからおいそれと他部局との連携を実現することは難しいでしょうが、県下一つの町ででも実現してみて下さい。「学・福」の共同は、文部科学省は、たとえ理解しても実行せず、厚生労働省は、恐らく考えたこともなく、「連携」も「協働」も中央では出来ないでしょう。ご期待申し上げます。頑張って下さい。

★鳥取県大山町 山田 晋 様
  鳥取大会でお聞きした教育長のお考えに興奮しております。何なりと加勢しますので、手伝わせてください。生涯学習課が「福祉」と協議して保育を前提とした「児童教育」を確立できれば、初めて「保育と教育」を融合させた「保教育」が行政のシステムとして実現します。保護者が必要としているのは「安全」と「健全な発達」の両方です。特に、就労中の母親が必要としているのは労働時間に合わせた「保教育」です。先生の挑戦に敬意を表します。経過を教えて下さい。楽しみです。

★ 島根県浜田市 岡橋知左子 様
  素敵なカードをありがとうございました。少しはお役にたてて何よりです。次回はどうぞご遠慮なく声をおかけ下さい。いただいた絵のように我が家の柿も秋の陽に照り輝いて丁度食べごろになりました。原稿に疲れると時々庭に出ます。金木犀の香る中で、熟し柿を直接木からもいで食べる贅沢は田舎ぐらしの特権ですね。
 

過分の郵送料をありがとうございました。
「風の便り」は1年契約です。今月から2006年の購読申込みを受け付けます。

大分県日田市 石井良文 様
 

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