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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第65号)

発行日:平成17年5月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 2つの「モデルハウス」−2つの「お試しセット」

2. 「学校評議会」のTPO −なぜ「すぐれた学校」に「素人の意見と権限」を入れるのか?−

3. 徒労のアンケート−悪しき「員数主義」、女子学生の質問 『女はなぜ子どもを生まないのか?』

4. ななめ読みの感想−平成17年5月29日日経新聞日曜版−

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★
 

  メッセージをありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。


★ 島根県雲南市 和田 明様

 旧吉田村の株式会社「鉄の歴史村」のこと松島さんからお聞きいたしました。先生のご奮闘ぶりは生涯学習センターの錦織さんから伺いました。昼食時の輪の中で、庄屋屋敷の「若槻屋」にも行ってみたいね、と話題になりました。参加各県の中で今年の一番の元気は島根県だったと感じました。二つの生涯学習センターの方々が揃い、浜田さんのご紹介で出雲の小学校の元気溌溂の研究主任にもお目にかかりました。益田市の壮年達は一度"ポシャった"「綺羅星7」を復活させて、「リベンジだ!」と気焔を上げていました。楽しみです。また今回は、生涯学習課長の澤さん以下県庁の皆さんにもお目にかかり、島根で何かが始まり、何かができそうな予感を感じました。浜田市の中川さんが主催するNPO法人「リベロ」の展望は、生涯学習事業の「経営」が大きくかわることを予感させ、少なからぬ方々に大きな衝撃を与えました。島根大学の学生は前夜祭から出席し、琉球大学や福岡教育大学、九州女子短期大学の学生諸君と活発な「大会外交」を展開し、インタビューダイアローグで大事な質問を発し、将来が楽しみな風景を垣間見ました。お見せしたかったですね。先生のご不在だけが心残りでした。


★ 熊本県上天草市 池田光利 様

  お出かけいただきありがとうございました。息子さんのことも、安芸太田の江川さんも、先生のまかれた種が立派に育ちました。「労働」の終りは「活動」の終りではない。このことが高齢社会で一番大事でかつ一番難しいことかも知れません。来年の大会も再び元気にあいまみゆることを約束しましょう。


★ 福岡教育大学 竹田舞姫 様

  インタビューダイアローグでの御質問は核心を付いていました。男達の答に満足しなかったのではないでしょうか。僭越ながら今回私見を「風の便り」65号の小論にまとめてみました。コミュニティの子育て支援を充実しようが、子育てネットを立ち上げようが、出産奨励金を出そうが、現状行われている施策の程度では到底「少子化」は止まらない。自覚すると、しないとに関わらず、女が子どもを生まない理由は、「非婚」から「離婚」まで、彼女達の「自由」の行使であり、変わらない男支配の文化への「積極的?消極的」抗議に外ならないというのが私の診断です。


★ 岡山県岡山市 福原洋子 様

  今回は初めての岡山県からの発表の実現にお力添えをいただきまことにありがとうございました。また、ようやく念願がかなって岡山の実行委員さんも決まりました。最終総括で福岡の正平教授がご提案になったように、来年の課題は「市町村合併がもたらした生涯学習の光と陰」、大量の定年者を迎え入れた際の日本社会における「年寄りの居場所」が問題になることでしょう。各県からの問題提起を楽しみにしております。遠いところを本当にありがとうございました。再会を楽しみにしております。

 


過分の郵送料をありがとうございました。

● 島根県雲南市 和田 明様        ● 島根県松江市 後藤康太郎様
● 福岡県宗像市 赤岩喜代子様      ● 島根県松江市 神門 三郎様
● 広島県府中町 岩田京子様        ● 福岡県筑前町 宮野 哲美様
● 高知県高知市 明神宏和様        ● 島根県松江市 澤 アツ子様
● 沖縄県石垣市 崎原 喬様        ● 熊本県天草市 池田光利様
● 島根県津和野町 増田清子様

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