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「風の便り」(第37号)

発行日:平成15年1月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. ある小学校への提案(1) 保護者調査 −「どんな子どもに育てたいか」

2. 保護者調査 −「どんな子どもに育てたいか」 続き

3. 保護者調査 −「どんな子どもに育てたいか」 続き

4. 第31回生涯学習フォーラム報告 「小学生を対象とした英語教育」

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

8   保護者は意見を持っているー「無い物ねだり」も多いけれど

    −学校の教育方針に対する意見・要望−

(1)  難しい期待、難しい状況

・でも,マラソンの練習などあまり遅くまでの練習は賛成できません。少しずつでも毎日 続けることが大切だと思います。

・方針に関しては賛成だができるだけ親がでなくていいようにしてほしい。

・生活していく上で,基本だと思います。

・押しつけがましいことではなく,無理がなく,子どもたちも喜び楽しくできる取り組みを願う。

・大いに賛成ではありますが,基礎学力はもちろんです。勉強の方の遅れも無いようにしてほしいです。

・理想的な子ども像だと思います。親としてこんなこともあんなこともとは思いますが, 何か一つのことをじっくりと多方面から考えて,ということが難しいので,これだけは というものを育ててくださることを願います。

・昔は生きていくために家庭生活の中でタフな子どもに育っていっていたと思うが,現代社会においてそれは努力しなければ育たない状況なのは事実。学校での授業をおこなうことによってタフな子どもを育てることは先生も保護者も大変だけど,プラスになっていることも事実。

・しつけの基本は家庭だと思います。しかし集団生活で学ぶことが将来役に立つのだと思います。

・重点項目をもっと絞り込むと適切な指導ができると思います。(学年ごとでも)

・しかしどれも十分にするには時間が足りないと思う。

・子どもの体力,精神。

・目標を達成してください。

・体力も大事ですけど,やはり学習指導も都会に負けないようにすることがもっとも大切だと思います。

・体力があり我慢強い子に育てたい。

・勉強も大切だがそれ以前に人間として生きていく上での大切なものを小さいうちに感じてほしい。

  (2)  学校への期待ー失望への用心

・子どもの将来のことを考えるとよいことだと思います。びしびしとやってください。し かし時と場合によっては,妥協が必要なときもあるかもしれませんね。

・親への啓蒙,理解,協力が重要かと思っています。

・取り組みが高学年に片寄り、合間につかれが見えたように思います。放課後の練習を「休 む」ともいわず、部活までして帰ってきて、親は「はげましの言葉」をかけ続けてきました。よくがんばったと思います。

・がまん強く何事にもたえる子に育ってほしい。

・人に意見も十人十色であるが、やはりPT の意見も聞き入れてほしかった。

・一度に全部ではなく、少しずつでもよいのでは。

・体力だけでなく、精神力がつくようにして欲しい。

・言葉が難しいのでかみくだいた説明が必要だと思います。

・週休二日になってかえって行事が増えている。

・学力が低下している。

・朝は歩いてこいといい、夕方は向えにこいという矛盾。

・モデルという名のもとに、子供をモルモットにするな。

・1.4.5については賛成です。2.3については、どちらかといえば反対です。6については、大事なことですが、やりすぎは逆効果になることもあるのではないでしょうか。

・もっと勉強にも力を。学力が低い子はどんどん取り残されていっているような気がします。勉強についていけていないような気がします。

・3年間だけこんな事業をして,本当の「タフな子ども」になってくれるのでしょうか。

  (3)  総花方針で可能か?

・行事が多すぎ,子どもたちが振り回されてるような気がする。

・一見完璧に見えるこの方針,実は特にタフな子どもと定義しなくてもよい方針なのでは?菊の花を見て感動したといってはタフ,人の前で素晴らしい発表ができたといってはタフ,少し表現が甘いのではありませんか?どんな子どもに育てたいか,育ってもらいたいかは各家庭によって掘り下げれば違うはずそれは「番号を選択するという方法」では実は選べないし、測れない。たぶんそれは先生方もわかってらっしゃるはず・・。

 私(達)にもっと教育課程でできることについて自分の頭で考えさせてください。一つだけはっきりしていることは家庭教育において〜させるという使役動詞の多用は似合わないと言うことです。大切なのは自分の頭で考え状況に応じた行動をとれること。今のところ無人島でも〜系のタフネスに目がいきがちですが,「どこでも」とは大都市や異国も入るわけですよね。そこで物怖じすることなく自分らしく生きていくにはどうするか・・

 具体的な提案としてはディベート,そして学者融合の際に始まって尻切れトンボ状態になっている英会話,パソコンの復活です。たぶん体はこれからもどんどん鍛えられていくでしょう。ですからあえて言います。頭も鍛えなくっちゃ!また企画として,農業系に偏っているのが気になります。壱岐は島,まわりじゅう海だらけ。足場の不安定な海でたとえば漁船に乗ってイカ釣りなどをしてすべての生命の源である海を感じるというのはどうでしょうか?

9  学校のことも、子どものことも知りたい!−結果を見せてもらいたい−

a  ホームページ

・良いことだと賛成しますが,保護者の方々が見たいと思ってもパソコン等持っておられない方もいらっしゃると思います。ネットを利用して全国へ発信することはいいことではないでしょうか。転校生等仲良くやっていますなど,学校と学校のコミュニケーションとしてもおもしろい使い方ができるでしょう。

・更新がきちんとされなければ意味がない。学校とクラスの個性が生かされていなければいけないのでは。

・家庭と学校と一体となった指導。

・学校のいいところや行事などを見てもらえたらいいので。

b  学校通信

・内容を文章でくわしく知りたい。

・学校でのことがある程度伝わる。

・全体的なことを把握できる。

・学校と保護者との連携ができていることがよく分かる。

・各学年の行事がもっと分かると良い。自分の子の学年は学級通信で分かるけど,他の学年になると分からない。

・全体の様子を知りたいと思いますし,他校との比較もできるからです。

・学校の出来事などが分かるから。

・学校での出来事が分かる。

・今何がなされているか知らせる。

・学校での行事などがよくわかる。

・学校通信であれば手に取りやすい。すぐだれにでも読むことができる。

・学校内のこと。他校のこと。

・学校通信・学級通信によって、ある程度のことはわかる。

・学校の様子をいろいろな面で知っておきたい。

・常に子どものようす、学習指導の様子を知っておきたい。

・学校の内容がよくわかる。

・大きな事業をするときは、早めに知らせてほしい。

・全体の事業を今まで通り知らせてほしい。

・行事を行う理由の周知。校長の意見、考え方の発表。

・行事の内容、日時、場所などを正しく、早めに連絡してほしい。

・内容にそっての指導・注意が家でもできる。 

c  学級通信

・今何に力をを入れてあるのか知らせる。

・子どもたちの様子がわかりやすい。

・日々の様子を知らせてもらいたい。

・学級でどのようなことがあっているのかよくわかる。

・その年齢に沿った教育を大切にするべきだから。

・学校でのようすをもっと知りたい。

・今、週間で学級通信がなく、子どもの学級での生活がわかりません。

・常に子どものようす、学習指導のようすを知っておきたい。

・クラスでの子どものようすを知らせてほしい。

・今何に力をを入れてあるのかしらせる。

・子どもたちの様子がわかりやすい。

・日々の様子を知らせてもらいたい。

・学級でどのようなことがあっているのかよくわかる。

・その年齢に沿った教育を大切にするべきだから。

・学校でのようすをもっと知りたい。

・今、週間で学級通信がなく、子どもの学級での生活がわかりません。

・常に子どものようす、学習指導のようすを知っておきたい。

・クラスでの子どものようすを知らせてほしい。

・学校すべてでは幅が広すぎます。学級から交流を深め、学級通信にと思います。

・授業の内容と進行状況。担任とTTの考え方を同じにする。

・学年によりむらがあり、子どもの口から聞くことだけで判断することが不可能なこともあるので、もっと充実してもよいのではと思う。

・学校でいろいろなことをやってても子どもが言わない限り何をやっているか分からないので。家庭での会話も弾むと思う。

・子どもの学校での生活がよく分かるのは、学級通信である。

・学校での子どもの生活態度はやはり、担任が、いちばん良く分かっていると思う。

・子どもの生活態度や活動内容を知ることができる。

・子どもの様子を知ることができる。

・学級での様子が分かるから。 

d  保護者への報告会

・保護者がもっと集まって話を聞けたらよい。決まった人だけじゃなくて誰でも(できれば全員)集まれる日ができるといいのですが。

・ことあるごとには集まれないとは思いますが,できるだけ話をすると良いと思います。

・他の人の意見・家庭での様子が分かるから。

・先生との信頼関係と他の保護者の情報交換の場として。

・保護者間の雑談において、子どもの教育を学校任せにしておられる方を見ると残念です。

・文書では伝わりにくいことも対面で質問にも答えられる。

・あまり報告されてうないと思うから。

・大きな事業をするときは、早めに知らせてほしい。

・通信だけでは一方的にしか伝わらないこともあり、食い違いが生じることが多くなるのでは。保護者の理解不足がこれまでも何度かあったので(学校側の説明不足も)

・報告ではなく事業を計画する上での相談がほしい。

・集団登校など、連絡が行き届いていないことがありました。きちんと保護者に学校から報告してほしかった。

・保護者や学校や支部以外でも小さな集まりの中で話をする機会が得られれば、その時間だけは、自分の子育てを振り返る時間にもなるでしょうし、いろいろな考えや意見を聞くことができるかな?と思います。学校が取り組んでいる事業について、保護者同士でも話ができる機会があるといいのでは…。

・先生とのコミュニケーションがとれるのでは。

・今まで実行されていない。または報告はあっても話し合いがない。

e  保護者を対象とした子どもの発表

・子どものがんばっている姿を直接見たいから。

・日頃の学習発表の場として子どもたちにも自信がつく。   

f  授業参観

・学校での勉強の様子。

・今回授業の見学がなかったので。

・普段の生活の中にタフ事業を根づかせて行くことが大切だと思う。イベントは大切ではない。

・家での顔しか知らないので、学校でどういう態度でいるのか見たい。

・忙しいけど学校に出向いて肌で感じ取ることができる。

・ありのままの授業参観を。

・親は子どもがどんな授業をしているのか?等が分かるので。

・参観向けの授業ではなく、普段の授業風景。(回数的には充分だと思います)

g  PTAとの連携

・学校側は、タフ事業のため、がんばっておられるだろうが、PTA側との考えには、大きな差があるように思う。子どももPTAも振り回されている感じ。予算があるからといって、マスコミにのるような派手なことをしなくても別にいいと思う。こんなことで3つの目標は達成できるのか。

・今回のタフ事業で分かったように、PTAが方針を納得していないのでは学校事業は前に進まないのでは。

h  その他

・とにかくお知らせプリント系を早くだすこと!これに尽きるでしょう。保護者がどんどん参加する方向の授業参観がいいです。お礼状は手書きにしてコピー配布というのは心に効く!と思います。

・学校参画のために保護者がたびたび学校へ行くのはきつくかんじられます。

・すべてにおいて連絡が遅い気がする。共働きの昨今何であれ連絡は早めにお願いします。

・個人的な連絡・・・家庭では、子どもがどうか更に学校では子どもがどうかという相互関係は大切と思うので。

・詳しいことまでというのではないけれど、もう少し学校での子どもの様子を知らせるような通信がほしい。

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