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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第35号)

発行日:平成14年11月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「みんな一緒」の副作用ー『一律主義』文化の心理的圧力

2. 「感受性」は教えられるか?

3. 憲法89条と学校への株式会社参入

4. 「求道者」と「認識者」

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

”お知らせ”

1  第30回生涯学習フォーラム

日時: 平成14年12月21日(第3土曜日)

    事例及び論文発表  15:00〜17:00

    「第30回記念ポットラック忘年会」 17:00〜

場所:  福岡県立社会教育総合センター

テーマ: (仮)「土曜日の教育力」

事例発表者: 「いきいきサタデースクール」福岡県穂波町教育委員会 森本精造

論文発表:  三浦清一郎、(仮)「土曜プログラムの競合と活動選択肢の拡大」

   フォーラム終了後「ポットラック形式の忘年会」を行ないます。参加ご希望の方は、主食、副食、飲み物、デザートのうちから1種類を選んで3〜4人分を御持参下さい。事前に飲食物を準備出来そうもない方は会場で会費をお払い下さい。

  会場等準備の関係がありますので、研修参加御希望の方は一週間前までにセンター事務局(西畑)までお申し込み下さい。(TEL092- 947- 3511)

 2  第31回生涯学習フォーラム(2003年1月)

日時: 平成15年1月18日(第3土曜日)15:00〜17:00

    テーマは未定です。


編集後記

第32回生涯学習移動フォーラムin津和野

   早いもので、師走のフォーラムは30回を迎える。中・四国・九州の生涯学習実践研究交流会と同じく、初めは細々と始めた。小さな”自主ゼミ”というか、私設勉強会である。当時の福岡県立社会教育総合センターの森本精造所長のご支援でセンター内に勉強会の会場を提供していただいた。森本さんの提案で名称も「この指とまれ」となった。センターのご都合がつく限り、毎月1回、参加費無料、出入り自由、実践の研究と論文の提出、事後のセンター食堂での夕食会。これだけがルールである。大学の職を辞したばかりの編集者が生涯学習の研究に帰還するささやかな挑戦であった。この間、沢山の友人・同志に数々のご助成をいただいた。中でも、佐賀の皆さんの継続的なご参加と島根の皆さんの”遥かな遠征”には心を奮い立たせるものがあった。小説家は物語の進行の中で、”かくして3年の月日が過ぎた”、などと一言で季節の推移を叙述する。ひとのことだと思って、簡単に3年の月日を「過ぎさせるな!」と感想を述べたものだったが、フォーラムがすでに4年目の季節を迎えようとしている。支えていただいたみなさんにあらためてお礼申しあげる次第である。

   このたび、「綺羅星7」と自称する島根県益田教育事務所管内の7か市町村が協力して、第3回の「学社融合フォーラム」を企画した。わたしたちは島根の皆さんからいただいた応援を忘れてはいない。福岡のフォーラム実行委員会では、誰が言い出すともなく、こんどは福岡からでかける番だ!友情出演の応援ツアーを組もう、ということになって、綺羅星7の実行委員会の意向を打診していた。先週、島根から企画案が届いた。初めての友情・遠征出演が実現した。プログラムには、第4特別分科会として、『福岡県立社会教育センター第32回生涯学習移動フォーラムin津和野』と表示された。期日は来年2月15日(土)である。綺羅星7とは、柿木村、匹見町、津和野町、六日市町、日原町、美都町、益田市の6自治体である。これに益田教育事務所と鳥取県西部生涯学習推進センターが参加する。若い地域教育コーディネーターの方々が苦労して作り上げたプログラムである。大会のキーワードは、「子どもの地域貢献」、「生活体験」、「教育とコミュニティ」の三つである。中・四国・九州の読者の皆さんとも、もしかすると雪の津和野でお目にかかれるのではないか、と楽しみにしている。

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