MESSAGE TO AND FROM
お便りありがとうございました。今回は沢山のメッセージカードをいただきました。いつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。
福井県三方町 岩崎俊文様
お便りの文面からお仕事に対する隔靴掻痒の苛立ちが立ち上ってくるようです。男女共同参画の”そよ風も吹かない”というのは、男性支配の壁が極端に強いか、あるいは、女性の怒りが臨界点にいまだ程遠いということなのでしょう。男の私たちが共同参画の理想に賛同したとしても、女性自身がそれを望まない以上、支援の方法はないのです。地域差は文化差を含んでいるのです。文化差は女性の考え方の差を含んでいるのでしょう。しかし、いずれは高齢社会が女性の立場を追い詰めます。老いた後に至っても、家事も、介護も、すべて女性にやれと言うのは、無理難題の類いです。あまり遠くない内に、爆発的に変わり始めますよ。もちろん、少子化も絶対に止まらないでしょう。日本社会はいまだ女性の怒りの遠い結末が見えてはいないのです。「ひとの痛いのなら三年でも辛抱できる」のです。
福岡県甘木市 佐藤尚志様
「ボランティアただ論」は芸術、文化活動において著しい、というご指摘に妙に納得致しました。「文化は腹の足しにはならない」とか、「芸術がなくても暮らして行ける」という発想は、文化はライフラインから遠いということを意味しているのでしょう。それゆえ、文化を支えるボランティアの活動資金の準備も最後になるということでしょう。不景気が企業メセナも、フィランソロピーもたちどころに失速させたということも同じ理由からなのでしょう。それにしてもご活躍のエネルギーに感服しております。過分の郵送料をありがとうございました。
千葉県印西市 鈴木和江様
沢山の切手をありがとうございました。20年の歳月を経て、メル友になれそうな予感がします。IT革命の恩恵ですね。思えば生涯学習は革命でした。われわれは「鑑賞者」から、「創造者」になりました。「選択的行動者」にもなりました。「元気老人」を競う年齢にもなりました。先日、友人が96歳の方の歌を送ってくれました。『手を休め心を休めひとときを無心になりてまた立ち上がる』(長沢美津)。似たような心境を経験するようになりました。
福岡県大牟田市 新村耕二様
職場で5人もの皆さんが読んで下さるということで感激しております。お役にたてるよう勉強を続けます。内容に御関心がありましたら、事前に計画してフォーラムにもお出かけ下さい。現場を説得出来ない理論は理論に値しない。いささか極論ではありますが、その思いを忘れずに書いて行きます。
熊本県人吉市 桑原広治様
いつも応援をいただき感謝申しあげます。先日の論文は幾らかお役に立ったでしょうか。いつも動いておられる活力を讃歎して眺めております。フォーラムへのご参加にも驚嘆しております。
長崎県西有家町 嶋田惣二郎様
過分の郵送料をいただきました。恐縮しております。ご意見に触発されて、「感情の教育可能性」の小論を書いて見ました。また、教わるより「盗め」という学び方については、今回のフォーラム論文に反映させてみました。やはり、「学習」概念と「体得」概念を分離して考える必要があると再認識しております。研修の不毛感は「盗む」という積極的意識の欠如から起こって来ることも明らかであると思います。学習者がハングリーでない時、「盗んで学ぶ」ということは起こらないのだと思います。学ぶ機会についても「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのかも知れません。
沢山の切手、過分の郵送料をありがとうございました。大切に使わせていただきます。
福岡県宗像市 岡崎八重子様
福岡県庄内町 正平辰男
福岡県立花町 中村富治様
福岡県大刀洗町 谷口由美子様
北九州市 古川雅子様
大分県日田市 安心院光義
熊本県熊本市 林田興文様
福岡市 中島正信様
山口県油谷町 藤田千勢様
福岡県宗像市 大島まな様
沖縄県宜野湾市 井上講四様
鳥取県溝口町 其山守美様
長崎県豊玉町 宮脇好和様
埼玉県八潮市 松澤利行様
長崎県長崎市 藤本勝市様
熊本県天草町 上 美和子様
熊本県八代市 生涯学習課様
福岡市 山本智子様
福岡県筑後市 江里口 充様
長崎県長崎市 松本隆吉様
島根県仁多町 藤原陽子様
島根県大社町 田中憲治様
長崎県佐世保市 西野寿弥様
福岡県宗像市 竹村 功様
福岡県玄海町 田原敏美様
島根県掛合町 和田 明様
福岡県筑紫野市 相戸晴子様
福岡県宗像市 古野 浩様 |