近々の登壇・出演予定

 目の前の仕事を片付けていると一週間が過ぎていく日々を送っていて、日頃の行動ルーチンから外れることへのパフォーマンスの著しい低下を感じる昨今であります。お知らせしたいことがたまってきていたのですが、他の方がFBやツイッターで告知していただいているのをシェアするだけになってしまっているという拙い状況になってますので、近々参加する下記のイベント3件についてご紹介します。
 いずれのセッションも、お声掛けいただけるのは光栄で、参加できるのをとても楽しみにしています。すでにシリアスゲームもゲーミフィケーションも、海外での事例を一人では追い切れないくらいに拡大しているため、このような機会を活かしてキャッチアップするということも必要です。なにより、自分が選んだ分野のことを吸収できる機会というのは楽しいものです。
 それと楽しみな反面、マーケティング系セミナーなどのように、自分の専門ではない分野でもお鉢が回ってくる状況はあまりよくないなと常々思うところがあって、そろそろ僕が出張らずに済むようになってほしいなと思いつつ、なかなかそういう流れになっていない感があります。「私はゲームは専門ではないんですが、、」という枕を付けつつ、ゲームについて語れる研究者の方はそれなりにいらっしゃいますが、「私の専門はゲーム研究です」と正面切って言える研究者は相変わらず国内ではどの分野にも希少です。海外で起きているように、ゲーム研究で学位をとったり、いい研究をして社会で評価される若手研究者が次々に出てきて、この辺の仕事を請けてもらえるような状況に早くなればよいなと思いつつ、今はひたすら自分の立場でやるべき仕事に励む毎日です。
 ということで、下記のようなところで登場しますので、ご関心のある方はどうぞご参加ください。
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1. シリアスゲームに関するUstream報告会(5月29日)
 日程順でまず、5月29日の18時30分より、IGDA日本の小野代表とともに、Ustreamでシリアスゲームの欧州事情に関するトークライブを行います。
フランス・リール地方におけるゲーム関連企業・CGプロダクション・教育機関などの視察ツアーについてのご報告を小野さんから話題提供していただき、欧州のシリアスゲーム・ゲーミフィケーション最新事情についてディスカッションする予定です。
シリアスゲームの国際カンファレンス「e-virtuoses」
http://www.e-virtuoses.net/uk/home.html
に参加されるとのことで、カンファレンスの模様などを伺って、日米欧のこの分野の違いのようなところなどお話ししたいと思います。
開催概要:
「シリアスゲームの国際カンファレンス「e-virtuoses」Ustream報告会」
日時:
2012年5月29日(火) 18:30-20:00(予定)
Ustreamアドレス:
http://www.ustream.tv/channel/igda-test-1110
(予定)
出演:
小野憲史(IGDA日本) 藤本徹(東京大学)
主催:
国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本
CLG(Community for Learning and Games)研究会
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2. 日経BP社主催「ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用セミナー」(5月30日)
上記のセッションの翌日の5月30日は、日経BP社主催の「マーケティング最前線 ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用セミナー」で、「概論・ゲーミフィケーションの姿をこうつかめ」と題して講演します。ゲーミフィケーションの国内事例などの面白そうなセッションが続いてますので、その前座でタイトルの通りに概論めいた話をしてきます。

セミナー開催概要:
「最前線 ゼロから学ぶゲーミフィケーション最新活用セミナー」
日時:2012年5月30日(水) 13:00~17:20
会場:JA共済ビル カンファレンスホール (東京・永田町)
主催:日経BP社
協力:IGDA日本(SIG-ARG)
受講料:19800円(税込)
セミナーの詳細・参加申込は、下記セミナー案内サイトをご参照ください。
http://expo.nikkeibp.co.jp/gamifi/