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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第85号)

発行日:平成19年1月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「精神の固定化」 熟年の衰退 −日本の停滞

2. 「風の便り」・「生涯学習フォーラム」の自立

3. 『これからの人生:The Active Senior-「安楽余生」論の落し穴』 

4. 「再生会議」の体罰再考

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★

  お便りありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。

★佐賀県佐賀市 小副川ヨシエ 様
  "年金ばもらいよって、ケチか!"とはきつい"お言葉"ですね。意欲がしぼみますね!しかし、それが日本のボランティア論の現状です。これから高齢世代が増えるのでますます社会貢献の必要を説く「論」だけが勢いを増し、反対に、財政難を理由に「ただ働き」を迫る「ボランティアただ論」が横行するようになることでしょう。安部内閣の教育再生会議は高校生の社会貢献を必修にする提言を行うと新聞で読みましたが、教育の一環として青少年をトレーニングすることには大賛成です。かつて「少年教育における偽善の勧め」と題して論じたところです。
  しかし、自由意志による「選択」を前提とした大人の場合は別です。そこの整理がついていないのです。公務員もタダ働きのボランティアをやってみるといいのですよ。制度を整える立場にいる役人が最も分かっていないのです。自らが「ただばたらき」をしてみると、崇高な社会貢献と言えども、一時の気分的高揚や多少の善意だけで続けられるものではないことに気付くはずです。ボランティアを特定の「ゆとりある人々」の特権としないためにも、「費用弁償」制度は不可欠なのです。心ある自治体の「ボランティア振興条例」が待たれますね。

★福岡県春日市 今村隆信 様
  お便りを何度も読み返しました。論理の孤立を救っていただきました。研究に精進し、勇気をもって提言を続けることができます。誠にありがとうございました。

★高知県香南市 小松義徳 様
  7年前、失意のそこにあった私を叱咤するため明神先生とお二人で福岡の社会教育総合センターまで名物のカツオのたたきを持って来て下さった日を思い出しています。あの日が「生涯学習フォーラム」の出発点でした。お陰さまで、ご覧の通り実践と研究を繋いで頑張って参りました。今回、諸般の事情により研究会に一応の区切りの幕を下ろしました。今後どのように「志縁」のネットワークを再構築し、実践研究を実行に移すかは森本精造教育長ほか研究会の同人とよく相談して決めます。再出発にあたっても、その節の激励を忘れることはありません。お礼、ご報告申し上げます。

★島根県出雲市 浜田満明 様
  高知の小松先生に申し上げた通り、7年の「生涯学習フォーラム」に一応の幕を下ろします。フォーラムの出発・継続は多難でした。2回目の勉強会にはるばると島根から大挙してご参加いただき、われわれは勇気をいただき、会の運営に一気に弾みがつきました。以来、大畑さん、渋谷さんなどとのご縁ができ、来月2月17〜18日の「子どもフォーラムin綺羅星7」に参加する「移動フォーラム」に続いております。ひとえにご指導の賜物です。益田でお目にかかるのを楽しみにしております。この間のご支援誠にありがとうございました。


過分の郵送料を賜りありがとうございました。

★埼玉県八潮市 松澤利行 様  ★北海道札幌市 水谷紀子 様  
★熊本県人吉市 迫田正純 様  ★島根県隠岐の島町 玉木和利 様  
★千葉県印西市 鈴木和江 様  ★福岡県久留米市 瓜生浩平 様
★高知県香南市 山中節子 様  ★山口県長門市 藤田千勢 様  
★佐賀県神埼市 宮崎はつよ 様 ★山口県山口市 青木厚治 様  
★福岡県宗像市 日隈一憲 様  ★佐賀県吉野ケ里町 田中清美 様 
★佐賀県佐賀市 小副川ヨシエ 様  ★山口市 赤田博夫 様  

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