2018年も終わろうとしています。今年は実家に帰省せず、休みに持ち越した原稿や書類の作成をしながら、今後の研究構想を立てる時間を取りつつ静かな年末を過ごしています。
今年は年初から何とも問題の多い年で、悩みながら問題対処に明け暮れるうちに1年過ぎたような感があります。理不尽なことやうまくいかないことも多々ありましたが、自分のできることは力を尽くしてやってこれた気はしています。
自宅の大掃除も済んでさっぱりしたところで、例年通り、今年一年で書いた原稿や発表を整理しました。主なものは国際論文誌の論文1本、昨年書いて今年出版されたレビュー論文1本、国際論文誌に投稿中の共著論文が1本、あとは国内学会発表や共著の発表などというところです。昨年から仕掛りのジャーナル論文のうち1本出版できたのは良かったですが、残り2本がさらに持ち越しになっているのが反省点です。
今年の後半に取り組んだ経産省「未来の教室」実証事業の委託で行った実践研究が年明けからアウトプット作業に入るのと、現在進めている科研費の研究プロジェクト2本の開発を進めているので、来年それぞれ成果を出せればというところです。年始の休みは程よく休養を取りつつ、読めてなかった本や論文を読んで穏やかに過ごしたいと思います。
今年も多くの皆さまにお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。
(論文:査読有)
・Fujimoto, T., Takahama. A., Ara. Y., Isshiki, Y., Nakaya, K., & Yamauchi, Y. (2018). Designing a MOOC as an Online Community to Encourage International Students to Study Abroad. Educational Media International. 55(4). 333-346. DOI: 10.1080/09523987.2018.1547545
(論文:査読有)
・藤本徹(2018)学習ゲームデザイン・導入支援ツールの開発. 日本教育工学会 SIG-05レポート2018. 3-7.
(発表:査読無)
・藤本 徹, 宮川繁, 田中頼人 (2018) クラウド型e ラーニングプラットフォームを利用した教育コンテンツの大学間相互配信. PCカンファレンス2018論文集, 289-290, 熊本大学. 2018/8/26.
・荒優, 藤本徹, 一色裕里, 山内祐平 (2018) 複雑な構造のMOOCにおける学習軌跡の可視化手法の提案. 日本教育工学会第34回全国大会講演論文集, 789-790, 東北大学. 2018/9/30.
・下山田翔, 木下慎, 中澤明子, 藤本徹 (2018) Implementation and evaluation of blended workshops on EMI. 日本教育工学会第34回全国大会講演論文集, 943-944, 東北大学. 2018/9/28.
(その他研修・講演・発表など)
・藤本徹(2018)世界のeラーニングの動向. 「未来の教室実証事業」第1回研究会. 三重県庁. 2018年9月27日
・藤本徹(2018)学校図書館 x AI x ゲーミフィケーション. 学校図書館シンポジウム. 東京大学情報学環福武ホール. 2018年11月10日
・藤本徹(2018)eラーニング導入と制作のための基礎. 東京大学情報システム本部 情報システムゼミ. 情報基盤センター遠隔講義室. 2018年9月20日
・北村史朗, 藤本徹(2018)創発思考プログラム. 日本私立大学連盟研修. AP市ヶ谷. 2018年7月21-22日
・「第一人者に聞く ゲームが開く新たな学習の可能性」 日経DUAL. 2018年6月1日
https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/101900012/052300030/
・藤本徹(2018)教育のゲーミフィケーションとテクノロジー. Ludix Lab 公開研究会「教育のゲーミフィケーション、これまでとこれから」. 東京大学情報学環福武ホール. 2018年2月13日