「ゲームフルな教育をデザインする」ワークショップを開催します

 12月のイベントのお知らせ二つ目です。
 教育分野でゲームに関心のある院生や学部生たちと小規模な勉強会をたまに開催してきたのですが、そろそろ少し関心のある方々が参加できる場をご提供できればと思い、公開研究会として下記のようなワークショップを企画しました。
 年末押し迫っての週末夜開催なので、忘年会と競合して負けてしまいそうな気もしていて、どれくらいの方が参加してくださるのか心もとない限りですが(笑)、万難を排してご参加くださる皆さんにはしっかり成果を持ち帰っていただけるような楽しい学びの場をご用意したいと思いますので、どうぞご参加ください。

「ゲームフルな教育をデザインする」ワークショップ
趣旨:
昨年来の急速な「ゲーミフィケーション」への関心の高まりは、教育分野へも波及しています。既存のゲーム的な要素を含んだ活動をゲーミフィケーションの枠組みで捉えて評価し直す動きとともに、ゲームデザインの手法を用いた新たな教育カリキュラムや学習環境を生み出そうとする試みも、欧米を中心に進められています。
今回の研究会では、「教育のゲーミフィケーション」をテーマとしたワークショップを開催します。ゲームデザイナーと教育専門家が協力してカリキュラムを開発した米国ニューヨーク市の公立チャータースクール「Quest to Learn」やニューヨーク公共図書館で行われたイベント「Find the Future」などの事例を紹介し、ゲーム要素を取り入れた学びの場のデザインするためのアイデアや工夫の仕方を議論します。
主な対象者:
教育・人材育成関連企業の方、学校や教育機関教職員の方で、新しい学習活動デザインアプローチを模索している方
内容:
1.イントロダクション、趣旨説明
2.事例紹介
・Quest to Learn:学校カリキュラム全体のゲーミフィケーション事例発表者:藤本徹(東京大学大学院 情報学環)
・Find the Future(ニューヨーク公共図書館で行われたゲーミフィケーションイベント):学習活動のゲーミフィケーション事例
発表者:池尻良平(東京大学大学院 学際情報学府 博士課程)
・Games for Learning : ゲームを用いた学習の事例
発表者:福山佑樹(早稲田大学大学院 人間科学研究科 博士課程)
3.グループワーク&ディスカッション
日時:
12月16日(金)18時30分~21時
(18時15分開場・18時30分開演)
会場:東京大学本郷キャンパス 福武ホール地下2階・ラーニングスタジオ1
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/
(本郷キャンパスの赤門入ってすぐ左の建物です。)
定員:20名
参加費:
社会人:1500円、学生:1000円
※軽食・飲物代と資料代に使用します。当日受付でお支払いください。
参加申込方法:下記申込フォームよりお申込ください。
http://bit.ly/sFAF1z
※定員に達しましたので、募集を締め切りました。ありがとうございました。
主催:CLG(Community for Learning and Games)研究会
共催:東京大学ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)