家路に着く男たちのテーマ

 こちらでの活動も一区切りついて、ようやくあさって帰国できる。何はともあれ、健康で無事に帰れるのはありがたい。自分のような留学も含めて、単身赴任とか異国での支援活動とか、いろんな事情で遠くから国に帰る人たちには、そんな気持ちを歌った曲が心にしみる。なので今回は、そういう家路に着く人のためのテーマソング特集。
 まずは、イラクやアフガンに派遣された若い米兵たちも少なからず聴いているらしいこの曲。アメリカンアイドル出身のChris Daughtryのファーストアルバムからの曲。

 次は、30代後半以上の年長の洋楽ファンのお兄さんたちにはこちらの方が馴染みがありそうなこの曲。

 この曲は、アメリカンアイドル出身のカントリー歌手にカバーされていて、モトリーのコアなファンからは非難の嵐なのだけども、結構悪くない感じなのでよかったらこちらもどうぞ。

 最後におまけで僕が大学時代に帰宅のテーマで聞いていた、80年代後半~90年代に人気を博していた(その後もシンガーが代わり人気は続いてる)ドイツのメタルバンド、Helloweenの曲。オリジナルはもっとうるさいのだけども、このオリジナルを歌っていたシンガー、マイケル・キスクが昨年、セルフカバーのアコースティックアルバムを出していたというのを今知った。この曲を聴いてると懐かしさと同時に、いろんな痛い思い出がよみがえってくるのでなんとも複雑な心境になるのだけども、それはそれで音楽というのはいいものだと思う。

 ジャンルが偏っててすみませんが、どのジャンルにもこういうテーマの曲はあると思う。こういう選曲って仕事で接する時とかには触れられないようなその人の趣味が出ると思うので、そういうことを話す機会があるといいのになと普段思うのだけども、社会に出て仕事ばかりしている日常ではそういう機会ってなかなかないなと思う。まあ、自分が聞いてる音楽があまりメジャーでないせいで、そうそう人と音楽ネタで盛り上がれたりはしないのだけども。