約6週間の一時帰国も終了して、昨晩ペンシルバニア州ステートカレッジの自宅に戻りました。ほぼ丸一日かかる移動の疲れと時差ぼけから回復しながら、溜まった家事などを片付けているところです。カラッとして涼しい気候のおかげで、だいぶ疲れも和らぐ心地です。
個人的な状況の変化として、先日婚約しまして、日米の二重生活の心持がまるで変わるのを感じているところです。日本に待たせている人がいて、実家以外に帰るところのある状況になったことで、ここ数年日本で希薄になりアメリカに増してきていた居場所感が逆転して、また日本を根城にしてアメリカに出てきている気分になっての留学生活となりました。
多くの方々のご協力のおかげで、博士論文の研究もようやく前進し始めました。手がけた翻訳書もあと数日で書店に並び始めます。次回の帰国までには、2冊目の翻訳書の残りの原稿を仕上げ、研究開始に必要な段取りを済ませるのが当面の目標です。来年の本格帰国を目指して、各プロジェクトが進行中です。
今回の帰国の期間中は、さまざまな方々に貴重なお時間をいただいてお会いすることができました(ありがとうございました)。都合がつかずにお会いできなかった方や連絡を取れなかった方もいますが、また8月下旬から日本にいますので、次回はぜひまたお会いできるのを楽しみにしています。