新しい情報環境への適応

 日本に帰国してから、新しい作業環境に慣れるプロセスが続いている。まず、Vistaのマシンを使い始めてOSのインターフェイスがだいぶ変わったこと。最初は再起動のアイコンが分からなかったりしていちいち手間を取っていたが、いったん慣れてしまうとXPよりも使い易い。
 次にメールをすべてGmailで管理することにしたこと。今まではEudoraで管理していたが、複数のマシンでメールを読むときのメールの管理が煩わしくなったので、この際すべてWebmail上で管理する形を試してみた。Gmailはフォルダ管理ではなくて、タグと検索で管理する形で今までとは管理方法が大幅に変わったのでまだ完全には慣れていない。一番大きな変化は、今まではメルマガやあまり読まないMLの投稿等も惰性で貯め込んでいたのを、即座にザクザクと削除しながら管理する形にした点だ。ファイルのサイズがたいしたことないからといって余計なものまで貯めていくと後で結構な分量になって整理もままならなくなる。郵便で広告DMを受け取ったのをすぐにゴミ箱に捨てるように受信した不要なメールをすぐに削除する形にして、気分的にかなりすっきりした。今まで貯め込んでいたメールの9割以上は後で参照することもない不要なものだと実感した。
 環境が変わるというのは、古い習慣を見直して、最新の自分の状況に合った習慣を構成しなおすよいタイミングだと知った。また自分のペースに慣れてくるとあまり考えずに効率の悪いことをしがちなので、こういう感覚を忘れないようにしたい。