年末に受けたシリアスゲームのインタビュー記事が掲載されました。
シリアスゲームジャパン藤本徹氏インタビューと今後の展望(株式会社シナジーWebサイト)
http://syg.co.jp/seriousgame/gfh4_1.html
記事の内容は、インストラクショナルデザインとシリアスゲームを絡めた内容になっていて、たぶんそんなのは他では読めない楽しい内容になっていると思うのだが、なにより顔写真デカすぎ。想定外、という言葉はこういうシチュエーションで使うんだなと、このページを見た時思った。でも世の中的にはたいしたことではないなと気を取り直した。こういうシチュエーションには慣れていないので、今いち居心地が悪くて困るけど、シリアスゲームが次の段階に進んでしまった感があるので、そうも言っていられないのかもしれない。
あまり関係ないのだけど、ふと、徒然草の説経を学びそこねた法師の話(第百八十八段)を思い出した。その男は法師になったらあちこちに呼ばれるので、馬の一つもうまく乗れないと恥ずかしいと、乗馬を習い、酒席に呼ばれて芸の一つもできないと恥ずかしいと、早歌を習った。それらが上手くなった頃には説経を学ぶには手遅れなほど歳を取ってしまっていた、という話。ちなみに徒然草は好きなエピソードが結構ある。学校で古典を学んでよかったと思う数少ないことの一つだ。
何かをやろうとするとあれこれ雑念が入って、本来やろうとしていることがおろそかになりやすい。うまくいきはじめて状況が変わってくると、なおさらそうなのだろうと思う。ちょっと取り上げられだすと、お肌や髪型なんかが気になりだし、いい服もほしくなる。金が入れば車やら家やらも気になり始める。それはそれでいいことなのだろうし、そもそも身なりくらいはちゃんとしておけよという話なのだけど、それでも何が一番重要なのかを忘れてしまうと、この法師みたいに、肝心なところにたどり着けないで終わってしまう。馬に乗れて歌が歌えれば、法師としては平凡でも十分幸せな人生には違いないし、うまくやればそうしたものが本業の深みを増すということもあると思うけど、バランスを失ってしまって、肝心なことがダメになったら残念だろうなと思う。
たぶんこの話を思い出したのは、自分自身にそういう雑念の気配を感じたからなのだろうと思う。
これからいろんなことが動いていきそうですが、そんな中でも引き続き、一番大事なことに注力して、弛まず精進して仕事に励みたいと思います。
シリアスゲームfor Health学会報告?
前回に続き
最終回の第4弾がシナジー社のウェブにUPされました。
「シリアスゲームジャパン藤本徹氏インタビューと今後の展望」
藤本さんのご協力のおかげで自分としては大変??
想定外のこと、今後増えるのでしょうね。
(って誰のせいや、と一人ツッコミ)
この度はご協力誠にありがとうございました。
色気は人の性(さが)ですね。性を性として
どう御すのか、が勝負なのでしょうか。
自分はなぜか、本末転倒したり、寄り道で満足して
帰ったり、または駐在先で仕事を辞めて現地妻を
もらって商売を始める、的な「おとぼけ法師」の
ような人生にも魅力を感じる性質ですが。。。
> 自分はなぜか、本末転倒したり、寄り道で満足して
> 帰ったり、または駐在先で仕事を辞めて現地妻を
> もらって商売を始める、的な「おとぼけ法師」の
> ような人生にも魅力を感じる性質ですが。。。
私は根がそういう人間で、勤勉にできていなくていいかげんなので、
ちょっと気をつけてるくらいでちょうどいいんですよ。
今回はいろいろお世話になりました。