いまだ時差調整中

 10日間のジャパンツアーを終えて帰宅してから一週間経つが、まだ微妙に時差ぼけが抜けず、夕飯の前に寝てしまって、そのまま早朝というかまだ夜中の時間帯に目が覚めて、そのまま一日活動してはまたくたびれて早寝、というパターンが続いている。とりあえず授業も二週目に入っていて、授業への対応で時間をとられる。大学院生活も4年目に突入しており、そろそろ授業はもういいやという気がしてきた。
 今回の日本での仕事は、池に石を投げ込むようなもので、日本ではまだ取り組まれてない研究をやってますよ、と数年後に日本で本格活動をする前のショーケースの意味合いが強かった。投じた石の波紋は思ったよりも大きかったようで、あちこちからよい反応があったのはうれしかった。
#今回の仕事の一部は次のサイトで紹介されているのでご参照ください。
CEDEC 2005リポート:“ゲームは有害だ”と言うだけでは社会的にも停滞感が生まれてしまう
 次の一歩として目指すは、翻訳と書き下ろし本を一冊ずつ仕上げて、取り組んでいる研究分野への認知のすそ野を拡げることである。冬休みは来期の博士課程の修了テストの準備と並行して、本の執筆に時間を割くことにしたい。ペンシルバニアの冬はどうせ寒すぎで外にも出たくないので、こういう引きこもっての仕事にはとても向いている。