金沢滞在4日目の午前中は犀川沿いや武家屋敷跡の近辺を歩いて見て回った。この2時間ほどが今回の唯一の金沢観光で、昼過ぎに電車で東京へ向けて移動。ホテルに着いてメールを開くと、古い友人から、帰ってるなら連絡よこせこのやろう、とメールが入っていたので連絡を取って焼肉を食いに行ってきた。最近アスリートの間で流行ってるというファイテンの首に巻くやつを買ってくれた。うちに帰ってネットで調べたらたしかに流行ってるらしいことがわかった。なんとなく効いてるような気のせいなような。でも重い荷物を下げて動き回っている割には肩こりが軽い。いいものもらった。ありがとう。
たらふく肉を食ってホテルに帰る途中、腹ごなしとリサーチをかねてゲーセンに立ち寄った。評判の「三国志大戦」が置いてあったので、やってる人の様子をちょっとだけ観察してみた。このゲームは卓上でICカードを配置して操作しながらキャラクターを操作して、対戦相手の城を攻略する戦略シミュレーション?ゲームで、ネットで全国のゲーセンとつながっていて、全国各地のプレイヤーと対戦が可能になっている。専用の三国志キャラが書かれたICカードデッキを500円とかで購入して、勝敗データを記録しながら継続的にプレイするようになっている。プレイしている人を見ていると、相当に高度な操作と判断をしているようで、何をどうやったらいいかがすぐには理解できない。いきなり対人戦をするのは気が引けるが、コンピュータ対戦もでき、チュートリアルモードもよくできているようである。それでもずいぶん上手そうな他のプレイヤーの横で初心者があたふたとプレイするのはやりにくい。
隣にあった警察もののシューティングゲームは、初めてでもシューティングゲームは多少経験があるのでそこそこ遊べた。調子に乗って、ドラムのゲームもDDRのスキルの応用が可能かと思って試してみると、選曲がまずく、いきなり秒殺されてかなりめげた。三国志対戦のようなICカード系のゲームはやったことがないので、気分的にやや敷居が高く、デッキ購入の初期コストが高く、1プレイ300円というのも敷居がさらに高く、余計な散財を避けたくなって今回は遠慮した。ふと横を見ると、コンバットもののシューティングゲームを若い男女がプレイしている。女の子の方は不慣れらしく、ライフル銃の操作がぎこちない。男の方はまあまあ上手で、女友達にいいところを見せている様子。そのうちに女の子の方が見よう見まねでリロードのタイミングなどのコツをつかんで、すぐにはやられなくなった。三国志対戦の方に目をやると、初心者らしき若い男がプレイを始めた。横でさっきまでプレイしていた上級者が指導している。それぞれのカードの特徴や動かすタイミングなどを実演しながら説明していて、初心者の男の方もチュートリアルだけで学習するよりは習得が早い様子だった。こうして見ると、ゲーセンでもいろんな学習が起きていて、しかも他者との関係性の中で学んでいるのだなということをあらためて理解した。