11/25(木) サンクスギビングディナー

 今週はサンクスギビングの連休。個人的に特別スキル強化週間と位置づけて、Flashアニメーションスキルのトレーニングやギターの練習、たまっていた読書に明け暮れる休みにした。昨年はニューヨークのパレードを観に行ったのを思い出す。前の愛車がストを起こして、チャリをこぎこぎレンタカーを借りに行ったあの日からもう一年。
 今日はプログラムの同僚のブラッドのうちの夕食に招待された。奥さんのレベッカは妊娠中で2月に出産予定。ブラッドの両親もきている。あとは今回誘ってくれたJoshとガールフレンドのKatherine、Joshのルームメイトたちなど全部で9名。ブラッドと親父さんは体型からして、どうみても親子である。両親ともアイオワのTOEFLやGREを運営するグループ会社で働いていたそうで、母親もそうとうなキャリアウーマンである。


 ブラッドは2年前から現在の家に住んでいて、徐々に家全体をリフォームしている。2階部を完全に設えなおしているところで、古いうちの内部はずいぶん新しくなっている。高速インターネットの線も自分で配線し直し、二回のバスルームも壁を打ち直しするところだ。8万ドルで買っていて、売るときには5割増以上で売りたいと目論んでいた。
 サンクスギビングの夕食時には各ファミリーでそれぞれに伝統の作法があるようで、ブラッドのうちでは、みんな一人ずつ今年の感謝したいことを述べていって、最後にホストがお祈りの言葉で締めくくり、食事に入るというもの。こうしてきちんと感謝したりほめあったりする機会を文化の中に持っているというのは、中流のアメリカ人家庭のとてもよいところだと思う。私も感謝することがいろいろあるなと思いをはせた。今年はほんとにいろいろあったが、とりあえず家族みんな健康で、それぞれ自分の目標や理想に向かって日々を生きていられるのだから、これ以上のことは望むべくも無い。
 4時頃からターキーやいろんな料理をたらふく食べ、談笑して小腹が空いたところでまたデザートをたらふく食べた。アメリカ中でこれを毎年やってれば、ブラッドと親父さんみたいな巨漢だらけになるのも無理は無い。みんなめいめいトランプで遊んだり、仕事や研究のことなどを話したりしているとあっという間に10時半になった。お土産に残り物をたっぷりいただいて感謝しつつ帰宅。