3/24(水) Game Developers Conference Expo

 今日はカンファレンス3日目、エキスポが今日から始まる。9時過ぎに会場に行くと、エキスポは11時半からだった。ワイヤレスネット接続が使えるというので利用しようと思ったらこれがなかなかつながらない。ibookを使っている連中は何の支障もなくつながっているのに、安物のワイヤレスカードを使っている自分は、電波の状態のよいところを求めてさまよう難民状態である。どうにかメールだけ読んだところでとりあえず天気のよい会場の外へ出た。近くを散歩し、エキスポが始まるころを見計らって会場へ。エキスポ自体は日本でやっているのと様子はあまり変わらない。大手メーカーのデモ展示のゲームに列ができている。日本人のグループもよく見かけた。彼らはどういうセッションに出ているのだろう。このカンファレンスでは彼らが主役で、こちらはマイナーな存在である。会場内のブースでは、3Dエンジンや開発ツールの紹介プレゼンをあちこちでやっていた。私は開発者ではないので詳しいことはさっぱりわからないが、ビジネスの構造は対して変わらないので起こっていることの類推は可能だ。会場の端の方では、キャリアコーナーがあって、大手から中小まで数十の会社が採用活動を行なっていた。大学生らしい若者たちが熱心に出展者の話を聴いている。そういえばホテルのトイレで会った気さくな黒人学生は、就職活動に来たと言っていた。彼らにとっては大事な就職活動機会なのだろう。この辺はあまり用がないので、隣のコーナーに移動すると、AOLがスポンサーのゲームコンテストをやっていた。戦略シミュレーションタイプのゲームからパズルゲームまで出展され、来場者が気に入ったゲームに投票する形式のコンテストだ。自分の好きな戦略シミュレーションゲームを中心に見た。南北戦争のシミュレーションゲームのデモが空いていたのでプレイしていると、開発者が声をかけてきた。史実に沿ってかなり凝った作りなのだが、3人で開発したそうだ。3Dエンジンは出来合いのものを使っているので、開発コストはだいぶ抑えられたのだそうだ。よくよく聞くと、彼はPenn StateのIST出身だった。ゲームの操作性などにやや難ありかなと思いつつも、かなり遊べるし、Penn State卒業生ということで彼に一票入れてあげた。