8/17(日) 断絶の時代

今日は11時に起床。どうもここ数日寝起きが悪い。運動不足もあるな、これは。
朝はシリアル、昼はサンドイッチと、いつもの定番でとりあえず飢えをしのぎつつ、昨日の作業の続き。
Position Paperへの引用を探している途中で、ドラッカーの「断絶の時代」を読み返した。この本は、教育の仕事に携わる人は第4部「知識の時代」だけでも一度読んだ方がいいと思う。1969年に書かれているが、教育の問題は今も当時から何も改善されていないということがよくわかる。教師はみんな、この本で述べられている認識を共有して、もう一度自分たちのキャリアのあり方を見直したほうがいいんじゃないか。
「今日学生は、いたるところで学校に反旗を翻している。そもそも教室で教えていることが無意味であるとしている・・・。小さな子どもたちまでが、学校に飽き飽きしている。彼らは、学校を占拠したり、バリケードを築いたりはしない。もっと強力な武器を持つ。勉強をしなくなる。これが今日の子どもたちのしていることである。彼らは最高レベルのコミュニケーションに慣れており、教師の生産性の低さには耐えられない (pp.365)」
30年前に書かれたこの記述よりも、今の教育の状況がよくなっているといえる人はいないだろう。もう普通に現在の教育システムを維持するための仕事をするんじゃなくて、システムを変えるための仕事をしていかないとだめでしょう。おそらくみんな、自分がやることとは思ってないのだろう。やれることはたくさんあるのに。

8/17(日) 断絶の時代」への3件のフィードバック

  1. 専門家の意見によると今の教育の状況は悪化する一方で、子供の増加が進み将来の日本経済は段になってしまうかもしれないと僕が読んだ本に書いてありました。

  2. ごめんなさい。もう一言、言わせてください
    高校義務教育のホームページをみたところ、いろんな意見がありましたが、調べていくと国家の予算不足や、教員の不足、教材の不足などがあったため僕は高校の義務教育はないほうがいいんじゃないかと思います。

  3. なんかさん
    高校を義務教育にすることは、高校教育をよくすることにはつながらないでしょうね。制度をいじるだけでは教育はよくならないということは、当たり前のようでいて、わかってない人も多いようです。

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