★★★★★ 第74回お知らせ: 生涯学習新年フォーラム ★★★★★
●事例発表/研究● 北九州市立年長者研修大学校穴生学舎の取り組み
穴生学舎副館長 南 京子さん
●論文発表● 「ひとりぼっち」(情緒的貧困化)と「固い頭」(精神的固定化)を回避する(三浦清一郎)
●日時● 平成19年1月16日(土)15時〜17時、
研究会終了後、センターの食堂の一角をお借りしてささやかな夕食会を計画しております。ご自由にご参加下さい。
●場所● 福岡県立社会教育総合センター
会場その他準備の関係上、事前参加申込みをお願い致します。(担当:朝比奈)092ー947ー3511まで。
* 先のことですが、2月17日(土)のフォーラムは島根県益田市の綺羅星7事業に参加する「移動フォーラム」です。ご都合がつきましたらご一緒に万葉の町に参りましょう。
** 来年3月の定例フォーラムはセンター事業及び大学の入学試験等の関係で日程を第3土曜日から第2土曜日に変更し、3/10(土)に開催いたします。どうぞ日程の事前調整をお願い申し上げます。
●●● 編集後記:キャンパスの郷愁 ●●●
年の瀬である。琉球大学の集中講義を終った。季節の終りの感傷もあるが、学生の行き交う大学の風景が限りなく懐しかった。沖縄の植物相が物珍しい事もあったが、琉大の広大なキャンパスを歩いて大いに心を癒され、昔を懐かしんだ。十数年ぶりの学生相手の教室だった。初々しいので反応は面白く、しかし同時に、現実の問題に当面していないのでどの質問も面白くなかった。最終日に担当の井上講四主任教授のゼミ生とお別れの「宴」をもった。当たり前の事だが、いい先生のもとにはいい学生が集まる。自称生徒の市民も集まって楽しい会になった。皆さんの談笑に相槌を打ちながら、歳月を経て、大学時代のいやなことはすっかり忘れている自分に気付いた。自分が育てた(と思いたい)何人もの学生の笑顔や良い思い出だけが胸をよぎった。自治と称する下らぬ教授会や大学経営の閉鎖性に嫌気がさして、迂闊にも大学改革に手を出したが、自分の本分は学生の教育にあったのではないかと、感傷の中には、苦い後悔も交じった。就職試験に合格した学生を胴揚げして喜ぶ研究室の皆さんを眺めながら、生涯学習の「教室」ができたらな・・と切望している自分に気付いた。公民館の「英語教室」も今年以上にがんばろう。各地でかかわりをもったプロジェクトにも精力的にエネルギーを集中したい。人がいて、自分がいる。人は人のために生きる。結論は常に志縁の仲間に収斂する。人の世は「志縁」に賭けて生きるしかない。
来年の目標はコンパのできる新しい「ゼミ」か?みんなで祝える応援のプログラムか?琉球大のくれた課題であった。
『編集事務局連絡先』
(代表) 三浦清一郎 E-mail:
kazenotayori (@) anotherway.jp *尚、誠に恐縮ですが、インターネット上にお寄せいただいたご感想、ご意見にはご返事を差し上げませんので御寛容にお許し下さい。
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