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生涯学習通信

「風の便り」(第100号)

発行日:平成20年4月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「熟年者マナビ塾」の革新性と可能性

2. 「熟年者マナビ塾」の革新性と可能性(続き)

3. 知識と行動、学力と実践力−「生きる力」の定義と「学力」概念の構造と範域−

4. 「肉体の硬直、精神の停滞 −熟年者の進退と活動の「マンネリ化」防止−

5. 感謝の辞−100号総括

6. お知らせ&編集後記

お知らせ  

1  第27回中国・四国・九州地区生涯学習実践研究交流会

日時:

平成20年5月16日(金)19時(前夜祭)
平成20年5月17日(土)10:15(研究発表28事例・特別報告など)
平成20年5月18日(日)9:00−12:00(特別企画)

* 「特別報告」
(1) 「保小連携の教訓」−佐藤康隆
(2) 総括提案−三浦清一郎−しつけの崩壊・子どもの崩壊
* 「特別企画;インタビューダイアローグ
(1) 「子ども政策の総合化」
登壇者
浦川末子(長崎県子ども政策局局長)
城月カヨ子(福岡県宗像市教育長)
中島 裕史 (福岡県須恵町町長)
コーディネーター 
三浦清一郎(生涯学習・社会システム研究者)

(2) 「熟年者マナビ塾の思想と実践」
登壇者  
大音嘉之(飯塚市立飯塚小学校校長)
手塚豊子(鯰田小学校熟年者マナビ塾塾長)
籾井憲作(飯恷s教育委員会生涯学習課中央公民館係)
山本健志(飯恷s教育委員会指導主事)
コーディネーター 
永渕美法(九州共立大学准教授)
昨年に引き続きオンラインの申し込みが可能ですのでご利用ください。

問い合わせ:福岡県立社会教育総合センター−092−(947)−3511
E-mail mail@fsg.pref.fukuoka.jp

2  第83回生涯学習フォーラム−生涯学習通信「風の便り」発刊100号記念リレートーク

日 時  平成20年5月16日(金) 16時〜
(閉会後は第27回中国・四国九州地区生涯学習実践交流会の「前夜祭」に移行の予定です。)
場 所  福岡県立社会教育総合センター

3  三浦清一郎 新著、「しつけの回復 教えることの復権」(学文社)は5月15日の刊行予定です。
 


■■■■■ 編集後記: 散るさくら  ■■■■■

 花散らしの雨にさくらが散りました。転勤や退職や、合格や不合格や、入学や卒業や、春は悲喜こもごもの知らせが届きます。今年の花に逢えた喜びもつかの間、来年も逢えるだろうかという不安と暮らすのが熟年の悲哀というものです。ようやく新しい本の校正作業を終りました。5月の初めには世に問うことになります。タイトルは「しつけの回復 教えることの復権」としました。戦後教育への挑戦状のつもりです。「風の便り」もお蔭さまで100号になりました。人生はますます急ぎ足になります。すでに何人かの友が逝きました。生き残っている自分も老いが深まりましたが、ひたすら前を向いて進むつもりです。
 前号にも書きましたが、熟年者が若者と決定的に異なるのは未来より過去が長いということです。「君の来た道は果てしなく遠い」、「だのになぜ、君は行くのか、そんなにしてまで」。熟年者の辿った道は遠いのですが、まだやりたいことも、やり残したこともあるのです。最後まで力を尽くしたいのは、人間の誇りと尊厳に賭けているからです。「散る桜残る桜も散る桜」ですが、せめて散るまでは全力投球、と密かに心に誓っているのです。
 


『編集事務局連絡先』  
(代表) 三浦清一郎 E-mail:  kazenotayori (@) anotherway.jp

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