一昨年に「未来の教室」実証事業のプロジェクトの一環で行なった教育実践の成果をまとめた論文がCIECの「コンピュータ&エデュケーション」に採録されて、出版された冊子が手元に届きました。
制約の多い産官学連携の教育実践において、教育工学の専門的知見がどのように貢献できるかを示す内容です。
実証授業を実施したのは2018年度後半でしたので、論文として成果発信できるまでにしばらく経ってしまいましたが、共著者と関係者の皆さま、ここまでお疲れさまでした&ありがとうございました。
藤本徹, 坂井裕紀, 池尻良平, 井原慶子, 中里忍, 福原正大 (2020) 産官学連携による社会課題を題材としたプロジェクト学習授業の開発と評価 -教育改革事業の課題に対応した教育カリキュラムの開発-. コンピュータ&エデュケーション. 48巻, 64-69.
このプロジェクトの成果としてはもう一本、少し前にJSETの論文誌に採録された下記の論文があります。今回の論文掲載で計2本の論文を出すことができました。先に出た方の論文は既にJ-STAGEでオンライン公開されていますのでご参照ください。
坂井裕紀, 藤本徹, 池尻良平(2019)ゲーム要素を付与したプロジェクト学習が学習意欲とキャリアビジョンに及ぼす影響. 日本教育工学会論文誌, 43(Suppl), 81-84.
doi:10.15077/jjet.S43048