大学の図書館に行くついでに、本屋に立ち寄って教育書のコーナーにマンガを見つけた。
今回見つけたのは、テスト対策教育サービス大手のKaplanの「マンガで学ぶSAT/ACT対策ボキャブラリー」のシリーズ。日本であればたいして珍しい話でもないが、これはアメリカの本屋で売っている学習マンガの話である。
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これらの学習マンガは、Tokyopopという出版社からの既刊本のアレンジ再発版のようで、フキダシに出てくる単語の中で覚えるべきものに下線が引いてあって、横に意味や用法の解説がついている。マンガのストーリーを楽しみながらボキャブラリー学習ができるというもの。
マンガ自体はすでにアメリカでも定着しており、「ドラゴンボール」のような人気マンガはどこの本屋でも売っているくらいだし、「デスノート」も日本での単行本発売からそれほど時間が経たないうちに英語版が出ていた。このマンガ学習本や、DSの脳トレ北米版のようなものが出ている状況を見るに、単にマンガ文化だけでなく、日本の学習文化もアメリカに伝播してきているのかもしれない。