先日、今回の帰国の目的のひとつだった、ビザの更新手続きをしてきた。留学前の2002年と違い、面接が必須になったので米国大使館まで面接に行ってきた。オンラインで面接時間の予約をして、申請書類をそろえ、申請料をATMで支払って、予約の日時に大使館へ。
大使館の外にはビザ手続きで来た人の行列で、セキュリティチェックを通って中に入るまでに20分待ち。面接時間の予約はだいたいの集合時間のようなので、多少前後しても関係ない感じ。セキュリティのところで電子機器類は預けないといけない。窓口で申請書類を提出してから待合室で1時間待ち。ケータイもipodもDSも持ち込めないので、時間つぶしには本か何かを持ってくるべきだった。
面接というと、個室でじっくり話を聞かれるような風に聞こえるが、面接は普通の窓口ブースで立ったまま行われるので、面接というほどかしこまった風でもない。日本国籍で通常の用件できちんと書類をそろえてビザ申請している人は、一言二言やり取りしたら面接は終了。面接に時間がかかっているのは、日本でビザ申請した外国人ばかり。それもせいぜい数分。入口のセキュリティが物々しい以外は、自動車免許の更新と大して変わらない。面接も日本語のわかる人がやっているので、英語が苦手でもほとんど問題ない。むしろ書類の不備を出さないように気をつけることの方が重要だろう。
ビザの発行まで1週間ほどかかると言われたが、3日後には手元に届いた。エクスパック500という速達便のような封筒を使う(事前に封筒を購入して宛名書きしたものを申請書類として提出する)ので郵送自体も早い。
というわけで、無事にビザも更新できて、もうしばらくアメリカ滞在を公式に続けることができるようになった。最初はこのビザ更新をせずに5年で正式帰国するのがゴールだったのだけど、もう少し延長。その分いい研究をしてよりよい状態で帰国できると思うので、残りの留学期間もがんばります。