Endnoteは便利

この間、文献管理ソフトのEndnoteの講習会に参加して、その便利さを実感したので、自分でもソフトを購入して使い始めた。いつもはペーパーを書くたびに引用文献リストを編集するのに時間をとられているのだが、今回はその手間が大幅に軽減された。かかるのは入力の手間だけ。それも一度やってしまえば使いまわしができる。Wordとの連携がよくて、引用形式も論文の様式にあわせて変更が可能。たいていの様式には対応している様子。これは使えば使うほど便利で、研究を続けていく身としては重宝しそうだ。
しかし今Webで見てみたら、日本語版は高い。5万円か。アカデミックプライスでも29000円。英語版は299ドルで、自分のはアカデミックプライスで、50ドルだった。便利でも3万近くするんじゃ手が出ないな。日本は市場が小さいから仕方ないか。高等教育の市場が大きなアメリカでは、こういうソフトも規模の経済で安くなる。長くなるので今日は書かないが、この市場規模の格差というのが実は問題で、これが日本とアメリカの高等教育の質に大きく影響しているのだと最近つくづく思う。
ペーパー書きの途中でこれ以上脱線するのはやめとこう。というわけで、Endnoteは留学生や、文献と格闘する職業の人々にお勧め。特に留学生は最初の学期とかに買って使いはじめるといいかも。

Endnoteは便利」への2件のフィードバック

  1. Endonote私もラボで買ったものがあり、使え使えと言われているのですが、もうすでに今までためた文献がたくさんありすぎて、それをまず入力なりPUBMEDから形式を選んでダウンロードなり、という作業そのものがめんどくさくて、なかなか進まない。早いうちにはじめとけばよかったもんです、、、、、

  2. たしかに、たまってしまうと面倒ですよね。
    効率化する一つの手としては、
    – ProQuestなど、Endnote形式でリストがダウンロードできるオンラインデータベースで手元の文献を検索する
    – Googleでタイトルと著者名などで検索してみる
    などを組み合わせて、手入力を減らすというのが有効かもしれません。

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