今度10月に出版される「Handbook of Research on Web Log Analysis」に、大学院の研究プロジェクトのメンバーで書いた論文が収録されてます。
Smith, B. K., Sharma, P., Lim, K. Y., Akilli, G. K., Kim, K., Fujimoto, T., & Hooper, P. (2008). Finding meaning in online, very-large scale conversation. In B. J. Jansen, A. Spink & I. Taksa (Eds.), Handbook of Research on Web Log Analysis (p. 307-328). Hershey, PA: IGI.
この論文自体は直接自分が執筆した部分はほんのちょっとですが、いちおうこういうこともやってます。論文では、オンライン掲示板のデータ整理、質的コーディング、ソーシャルネットワーク分析など、実際の分析過程や方法論的な内容を論じてます。所属している研究室で行っている「ファンタジーバスケットボールゲームのユーザーコミュニティ研究」プロジェクトの成果の一つです。
図書館や研究機関向けの分厚い高い本なので、個人で購入するにはちょっとなお値段ですが、ブログやオンライン掲示板の質的、量的分析手法についての論文が20数本掲載されていますので、関連の研究をされている研究者の方にとっては、先行研究調査や方法論の検討などの参考資料として利用できるところもあるかと思います。(書誌情報や目次詳細はこちら)