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生涯学習通信

「風の便り」(第56号)

発行日:平成16年8月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「経験則」を超える

2. 「保教育」概念の創造

3. 二つの後日談

4. 夏休み自然体験プログラムの創造

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

MESSAGE TO AND FROM

メッセージをありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。

★ 福岡県直方市 川口克代様            
年度の途中にもかかわらず過分の郵送料を頂き恐縮しております。ご指摘の「保教育」概念はこれからの子育て支援の中心になるはずです。従来の学童保育も、子育て支援も教育プログラムと指導者が不在のため、子ども達の発達支援にはなり得ていませんでした。一方の、青少年プログラムは散発的である上に、恒常化のシステムが不在のため、保育の機能は全く果たし得ませんでした。近々に、市長村長が集まる研修会で基調講演を担当します。「選挙に勝つ生涯学習政策」という「隠しタイトル」で「保教育」を中心とした子育て支援策を提案してみます。通常は、市民の必要に鈍感な政治家も選挙権の半分は女性が握っているという事実には注目せざるを得ないでしょう。

★ 佐賀県佐賀市 馬場三恵子様          
佐賀市女性の会の皆さん、福岡県穂波町の行政の責任者、同じく豊津町の寺子屋事業の実行委員が一堂に会した風景は圧巻でした。参会者の協議もまた興奮を禁じ得ませんでした。質問をお聞きして佐賀市の皆さんの理解力に敬服いたしました。エネルギーがエネルギーに出会い、熱意が熱意に出会う時、様々な知恵が湧くことも目の当たりにしました。遠いところを遥々とご苦労さまでした。皆様が得たであろうもの以上に、説明した穂波と豊津が得たものは多かったように感じました。他者に説明し得た時、自分の中にストンと落ちるものがあることは、子どもも大人も同じなのだと実感した次第です。

★ 熊本県本渡市 富崎剛章様           
   研修の感想のまとめをありがとうございました。天草講演に際して、参加者のご質問や、ご注文を契機に、合併後の公民館の方向転換の論理的根拠を明らかにすることができました。従来の「学級・講座」をすべて自主的な学級に任せよ、という提案はいささか極論に聞こえるかも知れませんが、現在の地方財政、現状の公民館職員の配置状況の中ではそれ以外の選択肢はありません。8月のフォーラム論文および本号の巻頭小論にまとめてみました。御批判ください。

★ 京都府亀岡市 山下ひろ子様            
   このたびは遥々福岡の第48回生涯学習フォーラムにお出かけいただき一同大変刺戟を受けました。京都でおやりになっていることも、福岡でやろうとしていることも方向と目的が同じだということで夕食会の話題になりました。こちらの事業も着々と進めますのでもし御事情が許せば秋から冬のどこかで再びお目にかかる機会があれば楽しいことでしょう。ご参加本当にありがとうございました。
 

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