米国で大人気の音ゲー「ギターヒーロー」の続編、「ギターヒーロー2」のリリースが11月7日に決まったそうだ。つい釣られてアマゾンで予約購入してしまった。わざわざ予約したり並んだりしてゲーム買うかよ、とか普段は思っているのに、このゲームだけは別格。私がこのゲームをどんなに愛しているかは、以前にも少し書いたが、前作にはとにかくハマった。このゲームに関しては、実際のギターのテクニックが身につくかどうかなどという野暮なことは言わない。このゲーム自体が、音楽を楽しむツールとして完結しているからだ。もうこの歳になると何かの発売前にわくわくするようなこともすっかり無くなってしまったが、この発売のニュースには久々にわくわくさせられている。
先日、文献を漁りに図書館に行って帰ろうとしたところ、ふと雑誌のコーナーにゲーム雑誌があるのを見つけて、表紙がギターヒーローだったので手にとって見てみた。するとギターヒーロー続編の特集で、今回のリリースの話が詳しく書いてあった。このゲームは、人気のハードロックナンバーを弾けるのが大きな売りとなっていて、収録曲リストを見たら、今度はさらにパワーアップしている。ファンの心をよくわかっている。FMラジオのロックステーションを聴いていても、今度のギターヒーローにはこの曲絶対入れろとかいう話をしてたりするくらい、みんな楽しみにしている。そんなファンの期待を裏切らないレベルの選曲になっている。
前作の一番の課題だったのは、中級から上級に移行する時のラーニングカーブが高すぎるということだったが、今回は練習モードが追加されていて、一番苦手なところだけを集中練習できるようになっているそうだ。なにせ前作ではオジーオズボーンの「バーク・アット・ザ・ムーン」で、ハードレベルになるとソロが超人的に難しすぎてクリアできなかった。この悩みを解消する機能が追加されたということで、どこまで上達に貢献できるかを試してみたい。これがうまく行っていたら、パフォーマンスサポートとしては相当高度なものになるはずだ。
このゲームは、ギターコントローラーを二台つなげて、友達を集めてワイワイやりながら楽しめるので、若い学部生たちにはすこぶる人気なゲームだ。だが私のような大学院生で、しかも教育系の専攻だと、周りに一緒に楽しんで遊んでくれる人はほとんどいないのが寂しい。かといって、学部生たちに交じって遊べるかというとそれもやや違和感がある。でも、独りで遊んでいても十分に楽しいので、自分の部屋でこっそり遊ぶ分には問題ない。冬休みの間、論文書きで疲れた時の気分転換には最適だ。でも遊びすぎて手を痛めないように気をつけないと。