「自動車技術」寄稿論文と「人材教育」インタビュー記事掲載のお知らせ

 最近、雑誌掲載が2本ありましたのでお知らせします。
 まず、先日発行された「自動車技術」Vol.68 No.5に、藤本が寄稿した論文「シリアスゲームとゲーミフィケーション-これまでの展開と今後の課題-」が掲載されました。
 本稿では、シリアスゲームとゲーミフィケーションをはじめ、これまでに登場したゲームの社会的利用に関する変遷とその概念の違いを整理して解説し、今後国内でゲームの社会的利用の成果を高めていくための課題を検討しました。シリアスゲームとゲーミフィケーションは何が違うのか、という論点について、現時点での知見を整理して論じました。シリアスゲームは「はたらく自動車」のような、「はたらくゲーム」であるという議論や、なぜゲームの教育利用の研究が進まないのか、という今後の課題となる論点を提示しました。
 本誌の「人を活性化させる技術」と題した特集は、普段は文字通りの自動車技術を扱っている自動車業界誌らしからぬ、かなり強力なゲーミフィケーション特集です。立命館大のサイトウ先生、日大の古市先生、東京工科大の岸本先生、ゆめみの深田さん、ユニティの簗瀬さんなど、豪華執筆陣が寄稿していて、自動車業界に関係なく、シリアスゲームやゲーミフィケーションに関心のある方には魅力的な誌面になっています。
詳細は下記で参照、購入できます。
http://tech.jsae.or.jp/hanbai/list.aspx?category=102&year=2014
 次に、Facebook等では紹介済みですが、先日発行された「人材教育」5月号の特集「めざせ!プレイフルカンパニー」に「OPINION 3 ゲームに見る「楽しい」学びの可能性」と題した藤本へのインタビュー記事が掲載されました。ゲームを研修の場で活かすことについて、ゲームの楽しさや楽しければ何でも学べるわけではないといった話題で語った内容です。こちらも普通の書店には置いてない業界誌ですが、職場や図書館など手近にある方はどうぞご笑覧ください。
「人材教育」5月号紹介ページ
http://www.jmam.co.jp/productservice/jinzai/backnumber/issue/201405.html