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風の便り
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「風の便り」(第98号)
発行日:平成20年2月
発行者:「風の便り」編集委員会
1. 2008年の実験-アップルコンピューターの地平線
2. 『前書き』と『あとがき』 - しつけの回復、教えることの復権
3. 『前書き』と『あとがき』 - しつけの回復、教えることの復権(続き)
4. 『前書き』と『あとがき』 - しつけの回復、教えることの復権(続き)
5. MESSAGE TO AND FROM
6. お知らせ&編集後記
★MESSAGE TO AND FROM★ お便りありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。 たくさんの方々からメッセージカードを頂戴いたしました。ようやく整理を始めたところです。 ● 福岡県岡垣町 神谷 剛 様 9年前の冬の季節にあなた様から頂戴した励ましの言葉とお金がどんなに身に滲みたか、懐かしんで思い出すところまで参りました。ご支援のお陰で「風の便り」も100号に近づきました。本当に有り難うございました。準備号(平成11年12月)以来、常に過分の応援をいただき今日まで我が未来への希望を支えていただきました。ますますお元気でご活躍のご様子喜んでいます。後に続きたいと心に期しております。 ● 山口県防府市 戸田節子 様 ご家族お揃いで元気に会合にご出席の様子をうかがい、嬉しく思っております。 思いがけぬ研修の出会いがかすかに人生の縁を繋いでくれたことに不思議を感じております。お嬢様とあなた様のご健康を遠く祈っております。 ● 広島県北広島町 久川伸介 様 その後学校はいかがでしょうか?私も少しずつ小学校に関わるようになりました。4月には新しい幼少年教育の本を出版します。『早寝、早起き、朝ご飯』とは何と恥知らずなスローガンでしょうか!明らかに教育の破綻を象徴しています。本は、「しつけの回復、教えることの復権」という書名にしました。この署名は国を巻き込んだ、かくも恥知らずなスローガンに対する抗議の意味を含んでいます。「他律によるしつけ」を子どもの主体性に対する「侵害」のように受け取り、教えることを「学習支援」などという曖昧な言葉に置き換えた教育結果の惨憺たる結果がこのスローガンに証明されています。戦後の教育界をリードした人々の日本の「子育て風土」の分析は明らかに不十分でした。戦後教育が取り入れた「児童中心主義」と「子育て風土」との関係の吟味も誠に不十分でした。当然の帰結として、学校は「守役」として、「半人前」を「一人前」にする使命を果たすことはできず、教育の素人である保護者の注文に振り回されています。いまだ道半ばですが、97号でお知らせしたように、3/7(金)に公開の発表会をやります。ご都合が付きましたらお出かけください。
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