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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第67号)

発行日:平成17年7月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「名」 は 「体」 を 表 す −「看板」を変えれば、「中身と方法」が変わる−

2. 試案:異年齢集団のオリエンティールング

3. − 学 校 か ら の 便 り − 「型の指導」(世阿弥)と「訓練された無能力」(ヴェブレン)

4. 第58回生涯学習フォーラム報告

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★

   メッセージをありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。

★ 熊本県植木町 上田博司 様

  2回の植木行きはそれぞれに思うところがありました。一点は「伝統としきたりと従来通りの発想」が変化の時代の「壁」だと気付きました。流行りの「ばかの壁」の本質もそこにあるのでしょう。二点目は「壁」を崩す事ができるのは「人」だという事を改めて実感いたしました。PTAの皆さんとの懇談も楽しいものでした。「親が変われば子どもが変わる」とか、「大人が変われば、子どもが変わる」とか、社会教育は様々なスローガンを生み出して来ましたが、「学校が変われば、さまざまなものが変わる」ということこそ「子宝」の風土の不思議さであることを痛感しています。帰途は折からの大雨警報で、たらいをぶちまけたような雨になりました。運転の未熟な自分は事故の予感に身体中が固まってしまって難儀をしました。改めて「やった事のない事はできない」と実感しています。無事に鳥取まで辿り着きましたが、過労が抵抗力を低下させたのでしょうか、鳥取の仲間と懇親の最中に発熱し、不甲斐無くダウンしました。ルーの3原則通り、人間の感覚体は「使い過ぎたら壊れる」を自ら証明し、熟年の「生きる力」も又「体力」が原点であることを再確認した次第です。

★ 広島県大野町 川田裕子 様

   仕事のあとの食事の味は「空腹の関数」。疲れを忘れました。食い物のことばかりになりますが、お昼のお弁当に付いた子ども達の手作りのお新香は格別の味でした。お代りが残っていてラッキーでした。彼らの一生懸命の接客ぶりも新鮮でした。教えればできるものですね!!少年達こそ「社会に必要とされ、世間の評価を受ける」機会が必要なのですね。ご指導の様子を陰ながら拝見いたしました。夕食時に、お仲間の皆さんと一緒に頂いた名物「アナゴ飯」のおいしさも、話が弾んで又格別のものでした。今回は「ビッグフィールド隊」の子ども達の活動ぶりもとくと拝見し、教育長さん以下、子ども達自身が来年の第25回生涯学習実践研究交流会での発表・参加を約束してくれて、何よりの土産となりました。二時間の講演に耐えた子ども達は、大人に交じってもきっと「交流会」の時間を楽しむ能力を開発することができるでしょう。過去24年間、大学生の参加まではありましたが、小中学生の参加は初めてのことになります。張り切っている子ども達とは「九州で会おう」と言い交わして帰りました。数々のご配慮本当にありがとうございました。
 

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