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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第92号)

発行日:平成19年8月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 小学校における実践研究の基本視点

2. 小学校における実践研究の基本視点 (続き)

3. 1年生の熱狂 ―寺子屋キャンプの子ども達―

4. 報道の目−『井関夏休み子ども元気塾』

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

移動フォーラムのお知らせ
 

第80回移動フォーラムin大山
◆日時:2007.10.7 14:00〜
◆場所:大山青年の家(鳥取県西伯郡大山町赤松明間原312-1電話:0859-53-8030)
◆プログラム:
1 事例発表 幼少年期の発達課題ミニマム(鳥取県大山町教育委員会)
2 事例発表 「熟年者学び塾」のカリキュラムの思想と方法(福岡県飯恷s教育委員会、九州共立大学准教授 永渕美法)
3 中央教育審議会「家庭教育」論議の行方(相談中)
4 論文発表 幼少年「しつけ」論(仮)(三浦清一郎)
5 交流会 大山ペンション『わくわく村、鳥取県西伯郡大山町赤松313-1 、
 電話:0859-53-8600』
◆連絡先:鳥取県大山町教育委員会幼児教育課
入江雅史(鳥取県西伯郡大山町御来屋263-1
  TEL 0859-54-5219 FAX 54-5217、メールアドレスm-irie@daisen.jp)
◆交通計画(九州からJRで)
博多発(8:49) 米子着(12:59) 米子駅前発(13:00ごろ)で送迎を考えたいとお思います。大山青年の家まで、40分弱かかります


第81回移動フォーラムin沖縄(琉球大学)
◆日時:2007.12.22(1:00pm〜)〜12.23(9:00am〜1:00pm)
◆場所:琉球大学50周年記念館
◆プログラム:「『学びの共同体(school community)』はいかにして可能か?!」
1日目 学校教育と社会教育の事例発表
2日目 (1)リレースピーチ
(2)シンポジューム:「先駆的」校長サミット
◆読者の宿泊:参加をご予定で、会場の琉球大学に宿泊をご希望の方は至急「風の便り」編集事務局の三浦までお知らせください。
◆沖縄連絡先:琉球大学 井上講四研究室(〒903-0213沖縄県中頭郡西原町字千原1)
(п^Fax:098-895-8430 (E-mail: inoken@edu.u.ryukyu.ac.jp)


■■■■■ 編集後記 〜 直感勝負 〜 ■■■■■

 藤沢周平さんの小説を全巻読了し,この1年は宮城谷昌光さんの歴史小説に耽溺しています。耽溺の第1の理由はなによりも全編を貫く日本語の美しさです。言い回しも,響きも,間も,リズムもただただ恐れ入っています。第2の理由は,小説の登場人物の口を借りた,人間観、組織観、政治観等が見事なまでに鋭いのです。同じ本を何回も読み直して常に新鮮なのはよほど自分の読書体質に合っているのでしょう。
  名著「管仲」(上)(文春文庫)に「直観は理や知を超えたところで人生の指標として樹つことがある。道を誤るということの一つは自分の直観を疑うことだ」(P.106)という指摘がありました。たった60数年の短い人生ですが胸に沁みるような観察だと思いました。

  今自分には早晩自分の人生が終るという直観があります。ものごとを急いでいるのはこの直観に背中を押されているからでしょう。過日,福島県にお招きをいただき旅の準備をしていたとき,不意打ちで,宗像市から3人の「健康指導員」の女性が玄関に訪ねてきてくれました。久々に受信した健康診断の結果を踏まえて筆者の日常指導に来てくれたのです。話を聞いて助言はすべて「守る」と約束しました。彼女達の熱意の故でしょうか,今まで健康であったように,これからも健康が続くという幻想は捨てなければならないと直観しました。かくして,好物の「甘いもの」を減らし,100パーセントのフルーツジュースを減らし,夜食の楽しみも捨てました。旅の間も意識して助言を守りました。
  勤勉をスローガンに掲げ,自分の「直観」を疑わず、己に課した仕事に邁進しようと思います。ようやく猛暑が終り、秋風の気配になりました。みなさまお元気にお過ごしでしょうか?


『編集事務局連絡先』  
(代表) 三浦清一郎 E-mail:  kazenotayori (@) anotherway.jp

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