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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第91号)

発行日:平成19年7月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. ふたたび朗唱発表会を見た!−新たな教育実践を始めるにあたって−

2. ふたたび朗唱発表会を見た!−新たな教育実践を始めるにあたって− (続き)

3. 「祭り」の思想を発明する-佐賀市立勧興公民館のまちづくり実験-

4. 熟年トレーニングの処方と評価

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★

  お便りありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。

山口県岩国市 田中時子 様

  三瓶さんと大迫先生からご報告をいただきました。美和の『きらきら輝く子ども元気塾』が成功裡に終了したことある種の感慨をもって読みました。下関市立大の小出さんや長門の林さんまでご参加とのこと、研修の約束がこの世の実践の形になって行く過程は担当者冥利に尽きます。思わず赤田さんにもお知らせしなければと考えた次第です。当日は,こちらも飯塚移動フォーラムの準備と後始末で机の前を離れられませんでした。あばれ梅雨も終わり,夏空の下,川原ではしゃぐ子ども達の姿を想像しています。夜はみなさん長谷小学校の教室に寝たのでしょうか?フィナーレでは地域の方が涙をお見せになったとか,ようやく皆様の熱意が通じた、ということではないでしょうか?ご苦労様でございました。8/4の山口フォーラムでお目にかかるのを楽しみにしています。

佐賀県唐津市 桃崎久征 様

  10数年ぶりの再会も,汐湯旅館の風景もタイムスリップの時間でした。この十年で生涯学習も生涯スポーツも新しい時代に入りました。我々の世代も,次の団塊の世代も時代の変化に試されているのです。現代の変化は過去の延長線上にはありません。変化が二つ三つ重なれば,それは「革命」に近い変化です。昔と変わらぬ浜玉の浜に立って、「変わらぬもの」と「変わったもの」との落差に感慨無量でした。生涯学習は熟年の活力の秘訣です。お互い年を取りましたが,心身の手入れを怠らずにがんばって行きましょう。再会ただただ懐かしく,諸事のご配慮に感謝申し上げます。

東京都 安部正俊 様

  上野の森も夏真っ盛りでしょうか?夜明けのヒグラシを聞きたいというあなたのキャンプは実現したでしょうか?昨日は佐賀の森で初めてツクツクボウシを聞きました。これから私も九州・山口の各地を車で廻ります。陽炎の揺れる夏の道は焦げるような暑さですが,裸足で遊んだ子ども時代を思い出して懐かしい限りです。「豊津寺子屋」の今年のキャンプは田舎の小学校を借り切りにしました。河川プールと肝試しが楽しみです。固い床で寝るのは難儀な年になりましたが,心身を鍛えてもう少し続けたいと思っています。

アメリカ ペンシルヴァニア州立大学 藤本 徹 様

  翻訳新刊届きました。おみごと!立派な業績です。おそらく日本中がコンピューターゲームを子どもの発達上の敵だと思っている時に,「ゲーム」が教育の強力なツールになり得るという指摘は実にタイムリーな出版になりました。前の著作も今回の翻訳書も徐々に教育界と保護者の認識を変えて行くことでしょう。私も講演の機会に発想の転換を訴えて行きたいと思います。読者にもお知らせしておきましょう。

藤本 徹 著  シリアスゲーム;教育・社会に役立つデジタルゲーム(東京電機大学出版局、2007.2)
Marc Prensky 著,藤本 徹 訳  テレビゲーム教育論(東京電機大学出版局、2007.7)
 


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