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風の便り

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生涯学習通信

「風の便り」(第64号)

発行日:平成17年4月

発行者:「風の便り」編集委員会


1. 「一石数鳥」と「温故革新」

2. 社会復帰の"実践的"処方箋

3. 忘れられた被害者、人権問題の断片−原因と結果−

4. 第56回生涯学習フォーラム報告

5. MESSAGE TO AND FROM

6. お知らせ&編集後記

★MESSAGE TO AND FROM★

   メッセージをありがとうございました。今回もまたいつものように編集者の思いが広がるままに、お便りの御紹介と御返事を兼ねた通信に致しました。みなさまの意に添わないところがございましたらどうぞ御寛容にお許し下さい。


★ 福岡市 小久井明京美 様

  いただいた年賀状を頼りに生涯学習実践研究交流会の案内を何人かの教え子に送りました。何人かから返事が来ました。長い時間が流れました。現実には皆働き盛りで、大会には誰も来られないようですが、それぞれの地で、それぞれに頑張ってやっているのでしょう。外国で活躍している者もいます。世界の戦史を講じている者もいます。浮世の常で音信が途絶えた者もいます。大会の初めのころは学生の諸君が受け付けに坐ってくれたことを懐かしく思い出して「初代」「風の便り」の創刊に掲げた一文を探し出しました。

    未来を掘り起こさんと散って行った友よ
    玄海の風に託して
    思いを届けよ

    それぞれに旗立てて
    それぞれの希望に賭けて
    御地では励んでいるか
    波乱万丈は願うところ
    志むなしければ
    あの頃の春を思え
    雨には雨
    晴れには晴れの
    うたを送れ

★ 沖縄県 井上講四 様

  いつも研究室の便りを頂きありがとうございます。学生の皆さんにもよろしくお伝え下さい。生涯学習の講義も様変わりする時代ではないでしょうか?公民館の職員を引き上げて運営を外部に委託する自治体が出て来ました。看板を「市民福祉センター」に掛け代えたところも出て来ました。私のところでも、ボランティアで英語を教えている中央公民館が一気に職員を減らし、教室の使用料を取るようになりました。生涯学習の基盤が激変し、従来型の「生涯学習宣言都市」は早晩、行き詰まることでしょう。東京の学会がつまらなかったという感想も何人かの方から伺いました。研究者も生涯学習行政も時代の要請に応え得ていないのだと思います。平成の大合併が進めば、財政難を理由に周辺部が切り捨てられ、ますます社会教育は貧しいものになって行くことでしょう。一方、日経マスターズは創刊され、Web Siteは多様化し、コナミスポーツも、セントラルスポーツも、ルネッサンスも、リソー教育も、株価は堅調です。東北大の川島理論に注目しているのは「公文」です。民間の生涯学習活動は一気に花が開き始めました。行政主導型ー市民教化型のプログラムが終焉することは社会の健康度を反映していると考えていますが、いかがでしょうか?友人の中にもNPOを組織して、企画の請負やスタッフの派遣を始めようとしている人がいます。「株式市場」でも、過日、試しに「人材派遣」会社の株を買ってみたら利益が上がりました。大学の教員も、社会教育の講師と同じように、「契約制」、「派遣制度」を導入すれば一気に活性化すると思いますが、暴論でしょうか!?北海道大学が「電通」の意見と助言を聞き、東京大学が「マッキンゼー」のコンサルを導入したと日経が報じました。しかし、聞く耳をもたなければ何一つ変わることはないでしょう。

 

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