2009年も、海外で数多くのシリアスゲーム関連イベントが開催されます。現段階でわかっている範囲ですが、下記に一覧を作成しましたのでご紹介します。
5回目、6回目と回数を重ねてきたイベントもあり、新たに始まったものもあります。あちこちで日程が重なっているものも出てきました。教育系、テクノロジー系のイベントでシリアスゲームの小トラックがあるものも含めればかなりの数に上りますが、ここでは、シリアスゲームやデジタルゲーム学習が主要なテーマとして扱われている(またはセッションのボリュームが多そうな)イベントを取り上げています。また情報を入手次第、随時当サイトイベント情報欄にてアップデートしていきます。
Serious Games Conference
March 4, 2009
Hannover, Germany
http://www.seriousgames-conference.de/
Engage! Expo
March 10-11, 2009
New York, NY
http://www.engageexpo.com/
Game Based Learning 2009
March 19-20, 2009
London, UK
http://www.gamebasedlearning2009.com/
1st IEEE Int. Conf. in Games and Virtual Worlds for Serious Applications
March 23-24, 2009
Coventry, England, UK
http://www.vs-games.org.uk/
Serious Games Summit at GDC
March 23-24, 2009
San Francisco, LA
http://www.gdconf.com/conference/sgs.html
6h Annual Games for Change Festival
May 27-29, 2009
New York, NY
http://www.gamesforchange.org/fest2009
Games, Learning and Society Conference
June 10-14, 2009
Madison, WI
http://www.glsconference.org/2009/
Games for Health Fifth Annual Conference 2009
June 11-12, 2009
Boston, MA
http://www.gamesforhealth.org/archives/000250.html
4th International Conference on eLearning and Games
August 9-11, 2009
Banff, Canada
http://www.ask4research.info/edutainment/2009/
ModSim World
October 13-16, 2009
Hampton, Virginia, USA
http://www.modsimworld2008.com/
3月23-24日に英国コベントリー大学で、シリアスゲームと仮想世界研究をテーマとした国際カンファレンス「Games and Virtual Worlds for Serious Applications 2009 」が開催されます。
このカンファレンスでは、ゲームと仮想世界の教育的、社会的用途での利用に取り組む研究者、開発者が世界中から集まり、この分野の最新事例の発表が行われます。特にゲーム、仮想世界の「応用的研究(これらの技術を利用した教育や研究活動の実践事例)」、「研究の方法論や理論的枠組(参与デザイン研究、データ収集、分析手法など)」、「評価手法研究」の3点に焦点を置いているとのことです(もう少し詳しい概要を下記に抄訳しました)。
前のエントリーでも少し書きましたが、主催するコベントリー大学 Serious Games Institute (SGI)では、シリアスゲーム事例研究や、セカンドライフやOLIVEプラットフォームなどを利用した仮想世界の応用研究プロジェクトを進めており、それらのプロジェクトの活動状況もこのカンファレンスで紹介されることと思います。欧州のこの分野の研究者、開発者が多く集まる機会ですので、参加されるとこの分野での人的ネットワーク形成のためにもよい機会になることでしょう。
現在、発表論文を募集しており、フルペーパーの締め切りは11月1日(ショートペーパーとポスターは11月15日)です。優秀論文は、British Journal of Educational Technologyにも収録されるそうです。関連する研究に取り組まれている方は(もちろん採用されれば会に参加して発表する必要がありますが)投稿してはいかがでしょうか。
以下、ご関心ある方へ概要補足です。
カンファレンスの主要テーマ:
「ゲームや仮想世界はどのような形で効果的にツールとして応用できるか?」
「技術のデザイン、開発、導入に関して、どのような形で領域横断的な支援活動が取り組まれているか?」
「この分野において関連技術の収束がどのような役割を持つか?」
「この分野に寄与する理論や手法として、どのようなものが出てきているか?」
「ユーザーはどのようにしてコンテンツ制作者になっているのか?」
「この分野での実践に効果がある技術(アプリケーション、プラットフォーム、エンジン)にはどのようなものがあるか?」
関連トピック:
・ゲームデザイン
・シリアスゲームの方法論
・シリアスゲームのユーザーモデリング
・パーベイシブゲーミング
・インタラクティビティ
・ゲームモデリング
・代替現実ゲーム
・仮想環境
・拡張現実
・視覚化技術
・ヒューマン・コンピューター・インタラクション
・モバイルゲーム
・教育と学習
・シリアスな利用事例
ゲームズ・フォー・ヘルス・カンファレンスが5月8〜9日に米国メリーランド州ボルチモアのボルチモア・コンベンション・センターで開催されます。
第4回を迎えるこの国際会議は、ヘルスケア関連のシリアスゲームの最新事例に触れ、この分野の人々とのネットワークを構築するとても良い機会です。エクサゲーミング、医療シミュレーション、健康に関する行動変容、セラピー、看護士教育、ゲーム中毒、リハビリテインメントなど、約40セッションが予定されており、ゲームを試すことのできるデモ展示も行われます。この分野の日本の事例については、シリアスゲームジャパンの藤本がミニセッションで解説してきます。
また、今年は開催前日の5月7日に、身体障がい者向けのシリアスゲーム、ヘルスケア用途の(セカンドライフなどの)仮想世界、の2つのワークショップも開催されます(別料金)。
二日間のカンファレンス参加費は395ドルで、7日のワークショップは別料金で99ドルから122ドルとなっています。
参加申し込みはこちら。
http://www.acteva.com/booking.cfm?bevaID=146432
以下、現在発表されているセッションをいくつか簡単にご紹介します。
・ヘルスケア関連機関にとってのゲームズ・フォー・ヘルスの可能性
米国の健康保険大手企業・機関からパネリストを招いて、ゲームの持つ可能性を議論するパネルディスカッション。
・ゲームを利用した医薬品開発
Zoran Popovic, University of Washington
生物化学をテーマとして分子構造設計を表現した3DパズルゲームFold It!は、現在の生物化学分野が直面する研究課題に触れることができるようにデザインされている。このゲームの開発の経緯や成果などを事例として紹介。
・カジュアルゲームのストレス軽減効果と気分の変化に関する実証研究
Carmen Russoniello, Eastern Carolina University
イーストカロライナ大学の心理学者が行った、PopCapが提供するBejeweled 2やBookworm Adventureなどのカジュアルゲームを用いた実証研究の成果を発表。
・エイズ予防に関する行動変容
Leslie Snyder, University of Connecticut + Speaker to be announced
コネチカット大学の研究者による、ゲームを利用したHIV/AIDS予防行動改善の研究。
・ゲーム中毒は医学的問題として正式に認められべきか?
Jack Kuo, Promises Treatment Centers
米国の医学研究において科学的に検証されているゲーム中毒の基準や対処方法の現状についての発表。
・エクサゲーミングによる健康増進
Alasdair Thin, Heriot-Watt University, Edinburgh, Scotland
体感ゲームを「エクサゲーム」として異なるタイプのフィットネスに利用した実証研究についての発表。
・ゲーム技術を利用したセラピー機器の開発
Kate Miller, Stuart Pegg Paediatric Burns Centre at the Royal Children’s Hospital, Brisbane, Australi
携帯ゲームを利用したセラピー機器Dittoの開発事例の紹介。
・ワールド・オブ・ウォークラフトで起こった疫病問題
Nina Fefferman, Tufts University
MMORPG「ワールド・オブ・ウォークラフト」のゲーム世界で2005年9月に発生した疫病(プレイヤーが死に至るウィルスの伝染)の影響についての研究。
・「エクサテインメントゾーン」の取り組み
Dr. Ernie Medina, co-founder Xrtainment Zone
昨年カリフォルニア州で開設された、エクサゲームを設置したジム「エクサテインメントゾーン」の開設にまつわる経験とこれまでの活動成果の紹介。
・フード・ディテクティブゲームの事例
子どもの食育のためのゲーム「Amazing Food Detective Game」の開発と成果の発表。
・糖尿病管理のためのゲーム
Tom Hunter, Glymetrix
大人の糖尿病患者向けの糖尿病管理のためのゲームのコンセプトやメカニズム、ゲームの特徴などを紹介。
・ゲームズ・フォー・ヘルス事例を題材としたブレーンストーミング
Dave Warhol, Realtime Associates
子どものガン教育ゲーム「Re-Mission」の開発者が開発した子ども向け交通安全教育ゲーム「Ace’s Adventure」を題材として、このゲームの改善案を議論する。
・ゲームの中の健康
Ben Sawyer, Games for Health Project
市販ゲームの中で、健康問題がどのように扱われているかを調査した結果の報告。
・PDwii: Wiiを利用したリハビリテーションの研究
Red Hill Studios
Wiiを利用してリハビリテーションプログラムを開発し、その効果に関する研究報告。
・日本のゲームズ・フォー・ヘルス
Toru Fujimoto, Serious Games Japan
日本のニンテンドーDSの健康関連ソフトや、大手企業の関連の取り組みを紹介。
・エクサゲーミングの歴史
30年近くにわたるエクサゲーミングの歴史をたどり、これまでの変遷と現状を解説し、どのような事例があるかを紹介。
・マラリア予防のためのゲーム
ウィスコンシン大学で開発された、マラリアのリスクの高い国を旅行する際の予防知識を学ぶためのゲームの紹介。
・Dancetown : 中高年ゲーマーのためのエクサゲーム
中高年の人々が身体を動かして楽しみながら、身体機能を改善するためのゲーム「DanceTown」の開発と実証結果の報告。
・K.I.C.K.の病院への導入
カーネギーメロン大学で開発された、病院の待合室でタッチスクリーン式の子ども用インタラクティブメディア K.I.C.K. (Kid's Interactive Creation Kiosk)の開発過程と実証研究の報告。
・3DiTeams: 医療活動のチームワーク訓練
デューク大学病院とヴァーチャル・ヒーローズが開発した3Dのチームワーク訓練環境の開発と利用状況の紹介。
各セッションの詳細は下記をご参照ください(英語)。
http://www.gamesforhealth.org/archives/000218.html
12月3日、フランス・リヨンにてSerious Games Sessions Europeが開催されました。
今回で3回目を数えるこのカンファレンスは、前回まではCMPが運営していましたが、今回はCMPと契約解消し、主催者のAgence Rhone-Alpes Numerique とLyon Gameが直接運営する形での開催となりました。隣の会場でLyon GDCが同時開催、翌日からはGame Connection Europeも開催と、リヨンはゲームカンファレンスウィークでした。
このSGS Europeでは、主にヨーロッパ各地から集まったシリアスゲーム開発者、研究者による17の発表、展示ブースでは10数社の企業各社によるシリアスゲームや関連サービスのデモや紹介が行われました。
基調講演はシリアスゲーム開発会社BreakawayのCEO、Doug Whatlay氏が各分野に広がり続けるシリアスゲームの動向を解説し、これまでの同社の経験をもとにこの分野に参入する企業に向けたアドバイスが示されました。
先日お知らせしたように、アジアからは韓国ソウル中央大学のウィ・ジョヒン氏がこれまでの5年間に渡る韓国でのMMOゲームの教育利用の研究について発表し、シリアスゲームジャパンの藤本が日本でのニンテンドーDSに見られる学習・実用ソフトの増加など、独自の展開が進む日本のシリアスゲームの動向を解説しました。
そのほか、イギリスのシリアスゲーム開発会社PlayGenが開発したナノテクノロジーを学ぶゲームNanomission、PixeLearningのゲーム型社員教育プログラム、デンマークのSerious Games Interactiveが開発したパレスチナ問題を学ぶGlobal Conflict: Palestine、フランスのNet Divisionがロレヤルのビューティーサロンスタッフ教育のために開発したゲーム型教材など、ヨーロッパ各国の事例が紹介されました。
イタリアの開発会社による3Dプロジェクターを用いた没入環境開発や、スウェーデンの研究者による複数画面を配置したドライビングシミュレータと消防訓練環境の技術研究事例は、通常のパソコン画面上で提供されるアプリケーションの枠を超えた環境を提供する技術として、今後の実用化に向けた展開が期待されるものでした。
Serious Games Sessions Europe
http://www.sgseurope.fr/uk/home.html
(おまけ:この会の藤本の個人的な感想もこちらの個人ブログに書いています。)
12月3日にフランスのリヨンで開催される「Serious Games Sessions Europe」にて、「東アジアのシリアスゲーム」というテーマで、シリアスゲームジャパン代表の藤本と、韓国ソウル中央大学のウィ・ジョヒン氏が発表を行ないます。
今回で三回目となるこのカンファレンスでは、シリアスゲーム開発会社として知られるBreakaway GamesのDough Whatley氏の基調講演をはじめ、ヨーロッパ各国のシリアスゲーム開発者、研究者による研究報告、事例発表が行われます。
Serious Games Sessions Europe プログラム
http://www.sgseurope.fr/uk/news.html
今年の秋は、欧米各地で開催されるシリアスゲーム関連のイベントが増えています。9月以降に開催された、また今後予定されているイベントには次のようなものがあります。
Serious Virtual Worlds '07 (9/13-14, コベントリー(英国))
Serious Games - Practice and Futures Workshop(9/18-19, シェブデ(スウェーデン))
Learning with Games 2007 (9/24-26, ソフィアアナポリス(フランス))
Nordic Serious Games Conference (11/9-10, ユバスキュラ(フィンランド))
Serious Games Canada symposium (11/27-28, モントリオール(カナダ))
I/ITSEC(11/26-29, 米国・フロリダ州オーランド)
Serious Games Sessions Europe (12/3, リヨン(フランス))
Serious Games Summit GDC (2008/2/18-19, 米国・サンフランシスコ)
Games for Health (2008/5/8-9, 米国・メリーライド州ボルチモア)
Advanced Learning Technologies Summit (2008/5/13-14, 米国・ノースカロライナ州カリー)
なお、日本でも、9月に東京大学で開催されたDiGRAカンファレンスで「Serious Games Day」が設けられて、世界のシリアスゲーム研究者による発表が多数行われました。
このようなシリアスゲームイベントは、各地のゲームカンファレンスの枠内で開催されることが多く、ちょうど今日から開催されるカナダ・モントリオールのシリアスゲームシンポジウムもモントリオールインターナショナルゲームサミットの中で行われています。
今年も各地でシリアスゲーム関連のイベントが開催されます。昨年辺りからヨーロッパでの開催が増えてきています。国内では、DiGRAカンファレンスが9月に東京で開催されます。日程がアナウンスされている主なイベントをご紹介します。
Annenberg Workshop on Games for Learning, Development & Change (5/21-22, 南カリフォルニア大学)
Games for Change Conference 2007 (6/11-12, ニューヨーク)
Apply Serious Games 2007 (6/28, ロンドン)
GLS conference 2007 (7/12-13, ウィスコンシン州マディソン)
Learning with Games 2007 (9/24-26, フランス・ソフィアアナポリス)
追記(4/16): GLS conference を追加しました。
ゲームデベロッパーズカンファレンス(GDC)期間中の3月5-6日にサンフランシスコにて開催される、シリアスゲームサミットGDCまで、あと一週間ほどに迫ってきました。今回開催される40数セッションの中から、いくつか見所をご紹介します。
1. キーノート:
今年のキーノートは3セッションあり、いずれもシリアスゲームの現在の方向性や関心に沿ったテーマのセッションが提供されています。1つ目は、スクウェア・エニックスのチーフストラテジスト、乙部一郎氏による同社のシリアスゲーム分野の戦略や取り組みについて(3/5, 9-10am)。ゲーム大国日本の大手ゲームパブリッシャーが、シリアスゲーム市場をどう捉えているかに海外からも注目が集まっており、それに応える内容となることが期待されます。
二つ目は、MITの研究者たちを中心に進められているOne Laptop per Child (OLPC)プロジェクトのSJ Klein氏による講演。学校教育におけるコンピュータ利用教育の中でゲームが有望な教育コンテンツとして考えられており、その最新の動きをシリアスゲームの観点から語られます(3/6, 9-10am)。米国の学校教育分野では、ワン・トゥ・ワン・コンピューティング、生徒一人一台のラップトップを利用できる学習環境をしようという動きが盛んで、州単位、学区単位での取り組みが各地で行われています。そのため、このセッションでは、シリアスゲームの学校教育分野における展開を考える上で参考になる内容になることでしょう。
三つ目のキーノートは、 代替現実ゲーム(Alternate Reality Games)の研究者でゲームデザイナーのJane McGonigal氏によって、代替現実ゲームとシリアスゲームの接点、シリアスゲームとしての可能性を議論するセッションです(3/6, 11:45-12:45pm)。代替現実ゲームは、大人数が仮想ストーリーに現実世界で参加し、リアルと現実が交錯する形で展開されるゲームで、新製品プロモーションなどで利用されている手法です。これまでのこのスタイルのゲームに関する研究から得られた知見から、シリアスゲームのゲーム性の幅を広げるために参考となるアイデアが得られることが期待されます。
2. 開発の参考となる研究・デザインセッション
多人数参加型のシリアスゲーム開発のための低予算のツールの紹介とその利用法や具体例の解説セッション(Lightweight and Innovative MMP Technologies for Serious Games, 3/5, 10-12pm)、ゲーム研究者たちによる、ゲームの学習効果測定・評価の最新動向を議論するパネルセッション(Testing Assumptions: Creative Approaches to Gathering Evidence of Serious Game Impacts, 3/5, 11:45-12:45pm)、シリアスゲームイニシアチブのBen Sawyer氏による低予算シリアスゲーム開発プロジェクトのチュートリアル(Budget Conscious Serious Games, 3/6, 10:30 - 12:30pm)など、そのほかにも多くのシリアスゲーム開発を成功させるための知識を吸収できるセッションが提供されています。
3. ケーススタディ、ポストモーテム
最新のシリアスゲームタイトルの紹介、数年にわたり取り組まれてきたシリアスゲーム開発プロジェクトの事後検証(ポストモーテム)セッションも豊富に提供されます。MITで開発された中学生向けの数学や読み書き学習アドベンチャーパズルゲーム「ラビリンス」の紹介(Labyrinth: Keeping the Play in Learning Games, 3/5, 2pm-)、同じくMITでネバーウィンターナイツのゲームエンジンを利用して長い時間をかけて開発された米国史学習ロールプレイングゲーム「レボリューション」プロジェクトの事後検証セッション(Colonial Williamsburg: Revolution Postmortem - How Commercial Game Engines Affect Pedagogical Design, 3/5, 5pm-)、カーネギーメロン大学ETCのスピンオフ企業Etcetera Edutainmentで開発された発送センターの安全管理シミュレーションの開発プロジェクトのケーススタディ(Alcoa SafeDock: A Serious Game Design Case Study, 3/5, 3:20 -3:50pm)。他にも多くの最新シリアスゲーム開発の動向を知るためのセッションが提供されます。
4. ネットワーキング
シリアスゲームの各テーマ別グループミーティングが初日と二日目のランチタイム、二日目のセッション開催前に提供されています。また、初日の最後には、シリアスゲームサミットのレセプションも提供されており(3/6, 6-8pm)、食事やドリンクを楽しみながらシリアスゲーム関係者と交流するよい機会です。
なお、シリアスゲームサミットの情報は、GDCの日本語版公式ウェブサイトで提供されています。
シリアスゲームサミット開催情報(日本語)
http://japan.gdconf.com/conference/seriousgamessummit.htm
ゲームデベロッパーズカンファレンス(GDC)期間中の3月5-6日にサンフランシスコにて開催される、シリアスゲームサミットGDCの基調講演者は、スクウェア・エニックスのチーフストラテジスト、乙部一郎氏と発表されました。
講演概要によると、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストをはじめとする人気ゲームで知られるスクウェアエニックスが同社の戦略の中でシリアスゲーム分野をどのように捉え、取り組んでいるか、特に昨年同社が学研と設立したシリアスゲーム開発会社、SGラボの取り組みについて語られるようです。
乙部一郎氏の紹介と講演概要(英語)
https://www.cmpevents.com/GD07/a.asp?option=G&V=3&id=450412
Serious Games Sourceの講演紹介記事(英語)
http://www.seriousgamessource.com/item.php?story=12410
この他にもシリアスゲームサミットは、現時点で38のセッションが組まれており、シリアスゲームに関連した最新の研究・開発動向を知るにはとてもよい機会です。
なお、シリアスゲームサミットの情報は、GDCの日本語版公式ウェブサイトで提供されています。今後もGDCでの日本人講演者の情報などが順次追加されるそうです。
シリアスゲームサミット開催情報(日本語)
http://japan.gdconf.com/conference/seriousgamessummit.htm
2007年4月17〜18日
於 タンペレ大学(フィンランド) ゲームリサーチ・ラボ
ゲーム研究に対する関心は北欧でも高まっています。ゲームに関する社会・文化的研究における理論・方法論の模索はこれからますます重要性を増していきます。来春、タンペレ大学ハイパーメディア・ラボラトリー内のゲームリサーチ・ラボでゲーム研究のセミナーが開かれます。
セミナーでは以下のような内容での発表を募集しています。(これに限定されるわけではありません。)また、来聴&ディスカッションも歓迎です。
*エスノグラフィー研究
*ゲーム内(あるいは周辺)におけるネットワーク・コミュニティー研究
*現代社会におけるゲームのステータス、価値、社会規範など
*デモグラフィック研究
*ゲーム・カルチャー
などなど、リラックスしたムードで発表とディスカッションになると思います。
北欧の研究事情に関心のある方、また違った視点からプロジェクトのディスカッションを行いたい方などの参加をお待ちしています。
Abstract Deadline: January 15th, 2007
Notification of Acceptance: January 30, 2007
Full paper: March 31, 2007
Seminar: April 17-18, 2007
詳細はこちら
(http://gamelab.uta.fi:8080/socialgamer-seminar/)
*なお参加人数には制限がありますが、調整できるとのことなので、希望がありましたら松下(keita.matsushita@uta.fi)までお問い合わせ下さい。
11月11日に立命館大学衣笠キャンパスにて開催される「日本シミュレーション&ゲーミング学会2006年度秋期大会記念シンポジウム」に、シリアスゲームジャパン代表の藤本徹が参加し、「海外におけるシリアスゲームの最先端:エンタテインメント・ゲームの可能性はどこにあるか」と題した報告を行ないます。
以下、日本デジタルゲーム学会ニューズレターより転載
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日本シミュレーション&ゲーミング学会
2006年度秋期大会記念シンポジウム
立命館大学「映像学部」開設準備企画
テーマ「“ゲーム”は本当に教育に役立つか
−海外の先端事例をめぐって」
日本デジタルゲーム学会は、2006年11月11日に開催されま
す日本シミュレーション&ゲーミング学会2006年度秋期大会記念シン
ポジウムの後援を務めます。皆様の奮ってのご参加をお待ちしており
ます。
日時:2006年11月11日(土)午前10時-12時00分
場所:立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)以学館1号
主催:日本シミュレーション&ゲーミング学会
立命館大学映像学部設置委員会
共催:立命館大学ゲームアーカイブ・プロジェクト
後援:日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)
国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
趣旨:
日本シミュレーション&ゲーミング学会(JASAG)は、全国のシミ
ュレーション&ゲーミングの研究者、実務家、教育実践家などで構成
され、その学際的手法と科学技術の飛躍的発展を図ることを目的とし
ています。今年度の秋期全国大会は立命館大学で開催する運びになり、
理事会と実行委員会における議論を通じて、大会テーマを「学校教育
におけるシミュレーション&ゲーミングを通じた学習」として実施す
ることになりました。
また、立命館大学は、来年4月に、映画やゲームをはじめとする
「映像」を、アート(映像制作・理論テクノロジー(映像関連技術)、
ビジネス(映像コンテンツ)の分野を横断して総合的に学ぶ「映像学
部」を開設します。映像学部では、ゲーム分野の研究教育を充実させ
ていく予定であり、近年のデジタルゲームの高度な発展から展望され
る、エンタテインメント以外の分野に対する様々な社会的応用可能性
についても重要な研究テーマの一つになると考えています。
このテーマに関しては、JASAGや映像学部以外においても、国内の
諸学会が重要なテーマとして注目しており、多くの研究成果や実践事
例が蓄積されています。また、世界的に見ても活発な研究と実践が行
われており、共通の学術用語や概念フレームワークづくりへの模索が
活性化してきました。近年では、「シリアスゲーム」というキーワー
ドを用いて、グローバルに発達したデジタルゲーム産業の側からも、
蓄積されたゲーミングやシミュレーションのノウハウの社会的応用に
ついて研究や問題提起がなされるようになっています。
本シンポジウムでは、まずこのような国外の動向や先進事例につい
て、シリアスゲームと学習科学の専門家から2つの基調報告を受け、
産業として発展してきたエンタテインメント・ゲームのもつ教育的可
能性、学習活動におけるコンピュータゲームの本質的な活用というテ
ーマに対して、国内での理論と実践を対比させつつ、討論者とのディ
スカッションを進めていきたいと考えています。
構成:
1)登壇者:
藤本 徹氏
(ペンシルバニア州立大学大学院)
稲葉 光行氏
(カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員、立命館大学)
市川 新氏
(日本シミュレーション&ゲーミング学会会長、流通経済大学)
三橋秋彦氏
(日本シミュレーション&ゲーミング学会理事、
墨田区立竪川中学校)
2)モデレータ
細井浩一
(日本シミュレーション&ゲーミング学会理事、
日本デジタルゲーム学会副会長、
立命館大学映像学部設置委員会事務局長)
3)スケジューリング
10:00-10:40
報告「海外におけるシリアスゲームの最先端:
エンタテインメント・ゲームの可能性はどこにあるか」
報告者:藤本 徹氏
10:40-11:20
報告「コンピュータゲームを媒介とした協調学習活動の可能性:
米国における第5次元プロジェクトの取り組み」
報告者:稲葉 光行氏
11:20-11:30
報告へのコメント(1)
市川 新氏
11:30-11:40
報告へのコメント(2)
三橋 秋彦氏
11:40-12:00
ディスカッションおよび会場との質疑応答
医療健康分野のシリアスゲームに関するカンファレンス「Games for Health」カンファレンスの開催まであと一ヶ月をきりました。このカンファレンスは、デジタルゲーム技術を利用した、ヘルスケアサービス、治療、健康増進などに寄与するための先端的な取り組みについての30以上の発表や製品紹介、ディスカッションセッションが提供される、この分野最大のカンファレンスです。
この分野の研究者、開発者、政策担当者、教育者や専門家たちが一堂に会するので、人的ネットワーク形成の機会としても最適です。
ただいま、一般参加申込受付中です。Games for Healthのウェブサイトからお申込ください。
IT Mediaでロイターの記事の日本語版が出ているので、すでにあちこちで紹介されていますが、6月27-28日に第3回目のGames for Changeカンファレンスがニューヨーク市のThe New School for Designにて開催されました。
基調講演は、元上院議員でNew School for Designの学長ボブ・ケリー氏と、ベストセラー「Everything Bad is Good for You」の著者スティーブン・ジョンソン氏によって行なわれました。また、「Darfur is Dying」や「Peace Maker」など、社会変革活動のためのゲーム利用事例が紹介されました。バーチャル世界「Second Life」で進められている数々の社会実験を紹介するセッションや、これから社会変革のためのゲームを開発しようという人々のための情報提供セッションなどが行なわれ、最後に著名なゲームデザイナーのラフ・コスター氏によるクロージングスピーチで幕を閉じました。
今年開催されるシリアスゲーム関連イベントの主なものをご紹介します。
Games, Learning & Society (GLS) Conference
ゲームと学習、社会に関するカンファレンス、Games, Learning & Society (GLS) Conferenceは、6月15日、16日にウィスコンシン州マディソンで開催されます。
このカンファレンスは、ゲームに関する学術研究、特にMMOG系の研究発表が中心になっているのが特徴です。参加申込、プログラム詳細はカンファレンスウェブサイトをご覧ください。
http://www.glsconference.org/2006/default.htm
Games for Change 2006 Annual Conference
非営利活動分野のシリアスゲームグループ「Games for Change」の年次カンファレンスは、2006年6月27日、28日に ニューヨークシティのParsons The New School for Designにて開催されます。
現在、参加申込を受付中です。詳細はGames for Changeウェブサイトのアナウンスをご覧ください。
http://www.gamesforchange.org/conference/2006/index.htm
Games for Health 2006 Annual Conference
医療健康分野のシリアスゲームグループ「Games for Health」の年次カンファレンスは、2006年9月28日、29日にUniversity of Maryland School of Medicineにて開催されます。
現在、発表者を募集しています。応募〆切は6月19日です。詳細はGames for Healthウェブサイトのアナウンスをご覧ください。
http://www.gamesforhealth.org/archives/000152.html
Serious Games Summit D.C. 2006 (SGS D.C.)
今年のシリアスゲームサミットD.C.は、10月30日、31日、昨年と同じバージニア州アーリントンのCrystal Gateway Marriottにて開催されます。
現在、発表者を募集しています。〆切は6月5日です。詳しくはシリアスゲームサミットのウェブサイトをご覧ください。
http://www.seriousgamessummit.com/
12月4-7日にフロリダ州オーランドで開催されるI/ITSECカンファレンスにて、第一回「Serious Games Showcase and Challenge」が行なわれます。I/ITSECは、世界各国から16000人以上が参加するシミュレーション&トレーニング分野で世界最大級のカンファレンスです。このイベントは、学生、フリーのゲーム開発者、小規模のゲーム会社を対象にした、シリアスゲームデザインコンテストです。MODゲームとオリジナルゲームの2カテゴリーで、それぞれ学生部門と、個人&スモールビジネス部門の計4部門で競われます。
エントリー〆切は7月31日です。
ルール等詳細はSerious Games Showcase and Challengeのウェブサイト(http://www.sgschallenge.com/)でご確認ください。
シリアスゲームサミットGDCの開催に向けて、シリアスゲームサミットプロデューサー、ベン・ソーヤー氏がサミットの見所を解説してくれました。抄訳にしてご紹介します。
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今年のシリアスゲームサミットは:
今回のサミットはいいコンテンツがぎっしり満載で、ほんとにしっかりしたカリキュラムになったと思う。たっぷり時間をかけてひねりを加えてるし、間違いなく素晴らしいカンファレンスになると断言できるよ。
キーノート:
今回のサミットのキーノートは、フィリップ・ローゼンデールとイェスパー・ジュールを招待した。フィリップはセカンドライフを開発したリンデンラボのCEOで、彼にはセカンドライフがシリアスゲームの取り組みをサポートする中で、どんなすごいことが起こっているかを話してもらうように依頼してある。彼らは今回話してくれることをとても気に入って、昨年のGDCで紹介されていたような素晴らしいプロジェクトとも絡めてサポートしている。この事例は、ゲーム業界のCEOたちには、他社を巻き込んでシリアスゲームやゲーム研究などの活動を盛り立てていくいいチャンスになるよ。
イェスパーは、ゲーム研究コミュニティでも第一線の論客だ。多くの開発者が参考にできるような仕事をしている数少ない研究者だと思う。彼はシリアスゲームの分野ではまださほど研究していないけど、彼のゲームに対する考えはとても興味深い。昨年フランスのリヨンで開かれたシリアスゲームサミットヨーロッパでもキーノートで話してくれて、その時もすごく面白い話をしてくれたよ。
追加チュートリアル:
ノア・ファルステインとぼくで、具体的なチュートリアルワークショップへのニーズにどう応えようかという議論をした。アドバイザリーボードやこれまでの聴衆たちからも、入門者向けのセッションが必要だという意見があがった。なのでノアとぼくのコンビで、二日間のミニワークショップをやることにした。もし二日連続、朝から少し休憩を間に入れつつの各2時間のセッションになる。初日はぼくがシリアスゲームのビジネス、プロジェクト、プロダクションについて知りたい人のためにみっちり解説する。二日目は、ノアが昨年もシリアスゲームデザインのワークショップをやったけど、そのバージョンアップしたゲームデザインセッションをやってくれる。今のスキルレベルがどんなであれ、このセッションからしっかりしたシリアスゲームの基本が学べて、他のチュートリアルで学ぶためのいい基礎ができるはずだ。
アドバゲーミング:
本屋の中にあるコーヒーショップみたいに、カンファレンスの中で、史上初のアドバゲーミングとゲームによるマーケティングについての4時間カンファレンス「アドバゲーミング@SGS」を開催することにした。この二日間イベントの概要は次の通り。
Day 1:
10:15am-10:40: キム・グレッグソン: アカデミックリサーチとアドバゲーミング
研究とくに学術的な研究は広告分野において、重要な役割を持っていて、注目されてきたアドバゲーミングも研究面の取り組みが課題になる。イサカ大のキム・グレッグソンがアドバゲーミングにおける広告効果や学術研究がアドバゲーム発展のためにどのような役割を持つかについて話してくれる。
10:40am-11:05am: ジェームソン・スー: アドバゲーミングトラフィック調査から得られた知見
ジェームソン・スーは、アドバゲームのトラフィックを測定するモチボットを開発したモチメディア社のCEOで、アドバゲーミング開発のベテランでもある。このセッションで彼は収集したデータを総合して、ネット上のアドバゲーミングに絡む、多様なユーザー行動について話してくれる。
11:05am-11:15am: 休憩
11:15am-11:40am: ダン・ファーガソン: ポータルサイトとアドバゲーミングの基本
ポータルサイトは聴衆をひきつけるためのアドバゲームの設置場所として考えられている。普通のゲームで遊べるポータルにするか、企業ブランドで聴衆とコミュニケーションするためのポータルにするかはビジネス上の重要な問題だ。ブロックドット社のダン・ファーガソンにそのあたりのことを語ってもらう。
11:40am-12:00pm: エリック・シュワルツェル: 消費財マーケティングにおける総合的マーケティングキャンペーンとゲームの統合
市販ゲームは消費財マーケティングキャンペーンに使えるか?エリック・シュワルツェルがカジュアルゲームをマーケティングキャンペーンに利用した事例とキャンペーンの成果を紹介してくれる。
12:00pm-12:15pm: ジェラルド・ラフォンド:アンチアドバゲーム−アドバゲーミングへの社会的批判?
全てのアドバゲームがブランド構築のために作られているのではなく、ブランドを壊すためのゲームもある。パースウェーシブゲーム社のジェラルド・ラフォンドが、同社の開発したフェデックス・キンコーズのオペレーションをパロディ化したアンチアドバゲーム「Disaffected!」が呼んだ反響と、開発を通して得た知見を披露してくれる。
Day 2:
10:15am-11:00am : アドバゲーミングアイデア連射パネル
パネリスト: ケニー・ローゼンブラット、デーブ・マッデン、ジェラルド・ラフォンド、キム・グレッグソン
1時間足らずでどれくらいのアドバゲーミングアイデアをカバーできるか?このパネルでは、パネリスト達が限られた持ち時間で速射砲のようにアドバゲーミングのアイデアを次から次へと出しまくる。このセッション自体がアドバゲーミングそのものであって、アドバゲーミングをアドバゲーミングする楽しいセッションだ。
11:00-11:15am 休憩
11:15am-11:40am : マイク・バーンズ: アドバゲーム初採用の際に知っておくべきこと、期待できること
アドバゲーミングを採用したクライアントになる際に、何を知っておくべきなのか?このセッションは、初めてクライアントになる人たちのための入門セッションだ。
11:40am-12:05pm: クリス・チェンバース: アメリカズ・アーミー
アメリカズ・アーミーは、アドバゲームとして最大の成功事例だ。クリス・チェンバースがその成功に至るまでのプロジェクトの取り組みと、アドバゲーミングの観点から、アメリカズ・アーミー開発を通して得た知見についてを語ってくれる。
12:05pm-12:30pm: デーブ・マッデン: アドバゲーミングの現状と今後の展望
ワイルドタンジェント社のデーブ・マッデンが、アドバゲーミングセッションの最後に、アドバゲーミングの現状と今後についての重要な点を取り上げて語ってくれる。アドバゲーミングの予算、ゲーム内広告を設置する場所、広告やマーケティング担当者がどういうところに注目しているのかといった点についてをまとめてくれる。
まだまだ盛りだくさんのセッションラインナップ:
今回は、4会場でセッションが同時開催されていて、チュートリアルとアドバゲーミングと同じ時間帯にも山ほどいいセッションがある。その一例を紹介しよう。
・シリアスゲームにおける一般オーディエンスアプローチ
従来の若い男性をターゲットにするだけではなく、シリアスゲームを他のユーザー層に広める上で重要な課題についてを解説する
・ヒューマンからバーチャルヒューマンへ
このセッションでは、人間関係をゲームの中で構築するための技術を紹介し、シリアスゲームでどうその技術が活きていくかを解説する。
・最も重要なスキル
カーネギーメロン大のジェシー・シェルがこれまでのシリアスゲーム開発の経験から、シリアスゲーム開発を成功させるために必要なスキルについてを語ってくれる
・シリアスゲームの問題点
シリアスゲームグループの中心メンバーたちが、シリアスゲームについての自己批判を繰り広げるパネル
・テーマ別ディスカッション
特定のテーマに関心のある人同士で交流ができるように、朝食と昼食時に小さなミーティングルームを用意した。テーマは次の通り。
・企業トレーニング
・防衛と安全保障
・学校教育
・アドバゲーミングとゲームによるメッセージ伝達
・ゲームズ・フォー・チェンジ
・ゲームズ・フォー・ヘルス
・ゲームズ・フォーサイエンス
・IGDAシリアスゲームSIG
特にIGDAシリアスゲームSIGでは、これからIGDAでシリアスゲームに関心のあるグループのこれからの取り組みについてを議論する。各セッションでは、ホストがファシリテーしながら議論を進める。興味あるテーマのセッションにぜひ参加してほしい。
シリアスゲームブラスト:
いくつかの時間枠を小さく分けて、ブラスト(爆風)セッションを作った。各20分ほどで6つほどのシリアスゲームプロジェクトが次々登場して、短い時間でブラストのような衝撃あるプロジェクトの概要を披露してくれる。今どんなシリアスゲームプロジェクトが走っているかをざっと理解するにはもってこいのセッションだ。
「教育学ブラスト」では、6人ほどの研究者がそれぞれのシリアスゲーム研究を紹介してくれる。
「シリアスゲームのニューインターフェース」では、コンピュータ−ヒューマンインタラクション(CHI)の研究とシリアスゲームの接点を議論する。今までに見たことのないアイデア満載だ。
「ビジネスモデルブラスト」では、シリアスゲームカンパニーのCEOたちが、シリアスゲームをビジネスとして成功させるためのビジネスモデルをどう構築するかについてのアイデアを紹介し、議論する。
その他のセッション:
おっと待った!まだあるよ。45分枠のセッションでカバーされるトピックは次のとおり。
・ゲームアクションの測定方法とゲームコミュニケーション
・ゲームと外国語教育
・ファースト・パーソン・シューティングゲームで算数教育
・プラスティシティ−都市計画ゲーム
・職場でのゲーム
・バーチャル世界の教育
・政治、宗教、イデオロギー:ゲームによるアプローチ
・シリアスプレイ:エデュケーショナルゲーム最前線
・デジタルゲームプレイと認知訓練の最新事情
・トラウマストレス障害治療のためのゲーム環境
・青少年教育へのゲーム開発教育の活用
・45分間授業で使えるシリアスゲーム:学校の授業でどう使っていくか
おわりに:
学校での市販ゲーム利用事例、課外活動でのゲーム利用についてのセッションも準備しているところだ。月曜にはレセプションが開かれるし、GDCの一般セッションでもシリアスゲームのセッションもあるよ。今回もGDCの参加者全体に向けて、シリアスゲームのメッセージを伝えていこうと思ってる。
セッションの構成については、近いテーマのセッションをまとめて聴けるようにスケジューリングしている。初日には企業向けのシリアスゲームのセッションの時間帯を設定したし、二日目にはゲームズ・フォー・ヘルスのセッション二つとミーティングを企画したよ。聴きたいセッションが同じ時間に重ならないように相当に苦労してセッションを割り振っておいたからね。
来月に開催が迫ってきたシリアスゲームサミットGDCでは、二日間で33のセッションが予定されています。セッションラインナップが出揃ったようですので、どんなセッションが行なわれるか、その一部を簡単に訳してご紹介します。
(1) テーマ別シリアスゲームディスカッション
(2) アドバゲーミング、ゲームによるメッセージ伝達、マーケティング
(3) シリアスゲームにおける一般オーディエンスアプローチ
(4) シリアスゲームチュートリアル: シリアスゲームプロジェクトを成功に導くアプローチ
(5) ヒューマンからバーチャルヒューマンへ
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(1) テーマ別ディスカッション:
・企業トレーニング
・防衛と安全保障
・IGDAシリアスゲームSIG
・学校教育
・アドバゲーミングとゲームによるメッセージ伝達
・ゲームズ・フォー・チェンジ
・ゲームズ・フォー・ヘルス
・ゲームズ・フォーサイエンス
概要:
8つの特定テーマに分かれたラウンドテーブルで、そのテーマにおけるシリアスゲームの課題や可能性を議論します。
(2) アドバゲーミング、ゲームによるメッセージ伝達、マーケティング
スピーカー:Ian Bogost (Partner, Game Design / Professor, Persuasive Games / Georgia Tech), Chris Chambers (Deputy Project Director, Army Game Project)
概要:
アドバゲーミングはシリアスゲームの一分野として位置づけられ、これまでのサミットでその基本的な概要を紹介してきたが、今回のセッションでは4時間にわたるワークショップで次のようなさまざまなタイプのアドバゲーミング、ゲームベースドマーケティングの手法や活動を紹介します。
・カジュアルアドバゲーム
・大規模アドバゲームプロジェクト
・ゲーム内プロダクトプレースメント
・PRのためのゲームの役割
・ゲーム内看板広告とビデオ広告
・マーケティングとスポンサーシッププロジェクト
・非営利活動の社会的メッセージ伝達
・プロパガンダと政治的広告
(3) シリアスゲームにおける一般オーディエンスアプローチ
スピーカー: Suzanne Seggerman (Executive Director, Games for Change)他によるパネル
概要:
従来のゲームの対象ユーザーは15〜25歳の男性だが、社会変革のためのゲームを始めとするシリアスゲームでは、それ以外の層にどうアプローチしていくかが重要な課題となる。このセッションでは次のようなイシューについて議論します。
・他のメディアの状況からの知見
・教育番組やドキュメンタリーのようなメディアの延長で考える
・シリアスゲームのユーザーニーズは何で、それにどう答えていくか
(4) シリアスゲームチュートリアル: シリアスゲームプロジェクトを成功に導くアプローチ
Speaker: Ben Sawyer (Co-founder, Digitalmill)
概要:
この2時間セッションでは、シリアスゲームに新たに取り組む人々のために、シリアスゲームプロジェクトを成功させるための鍵となるポイントを伝える。次のようなイシューについて説明します。
1.プロジェクトマネージャーが知っておくべき基本中の基本
2.プロジェクト初期段階での成功を加速する要因
3.ゲームに加えるべき要素
4.開発者、専門家、コンサルタント、スポンサーの重要な役割
5.パートナー、スポンサー、ユーザーを魅了するプロジェクトの作り方
6.マーケティング、流通、リリース後のサポートなどのマネジメント
7.ゲームを実際に利用する上で知っておくべきこと
8.シリアスゲームマーケットの今後の動向と何が成功を生むか
(5) ヒューマンからバーチャルヒューマンへ
スピーカー: Noah Falstein (President, The Inspiracy), Chris Crawford (Freelancer) 他によるパネル
概要:
シリアスゲームへの最大のニーズの一つに、シミュレーションを通した経験がある。マクロ的なシミュレーションはかなりのレベルに達しているが、対人シミュレーションのようなミクロなシミュレーションはそのレベルまで達していない。より精度の高い、豊かな経験を与える対人シミュレーション開発に向けて、最先端の取り組みを紹介しながら、会話システム、ロールプレイ、ヒューマンモデリング、アニメーション、ユーザーインターフェース等の見地から議論します。
先日レポートでご紹介した、GLSカンファレンスのビデオがこちらのWebサイトで公開されていて、無料で視聴できます。当日3部屋あったうちの一部屋で行なわれたセッションが収録されていました。ヘンリー・ジェンキンスと、ジェームス・ジーのゲームカルチャーのセッション、MMOG世界経済の研究で有名なエド・カストロノバ、Rules of Playの著者エリック・ジマーマン、Thief1, 2のゲームデザイナーとして知られるダグ・チャーチ、教育ゲーム研究プロジェクト、エデュケーションアーケードの中心メンバーであるカート・スクワイアらによるセッションの模様をご覧いただけます。
シリアスゲーム関連イベントがいくつか追加されてますのでご紹介します。
CEDEC (CESA Developers Conference)IGDAアカデミックセッション
2005年8月29日(月)(CEDECは29〜31日開催)
at 明治学院大学(東京都港区白金台)
講演「シリアスゲーム研究・開発の最新動向」(10:00-11:30)(講師:藤本)
パネル「ゲーム業界にとってのシリアスゲームの可能性と課題」(12:30-14:00)
パネリスト:(五十音順、※一名追加されました)
小野雄次郎氏 ナムコ (インキュベーションセンターBE機器グループ開発チームリーダー)
柴田賀盆氏 フリー (「私の夢&銀行」ゲームデザイナー)
鈴木政幸氏 サクセス (「吉野家ゲーム」プロデューサー)、他調整中
モデレーター: 藤本徹(シリアスゲームジャパンコーディネーター)
http://cedec.cesa.or.jp/
シリアスゲームショーケース (各種シリアスゲームのデモンストレーションイベント)
at デイナセンター, ロンドンサイエンスミュージアム
2005年8月30日
Games for Health
at メリーランド大学スクールオブメディシン(メリーランド州)
2005年9月22日、23日
http://www.gamesforhealth.org/
フューチャープレイ
at ミシガン州立大学
2005年10月13日−15日
http://www.futureplay.org/
トレーニング・フォール カンファレンス&エキスポ (オンライン教育・eラーニング系のカンファレンス)
at ロングビーチカンファレンスセンター(カリフォルニア州)
2005年10月17日−19日
www.vnulearning.com
シリアスゲームサミットDC 2005
at ワシントンDC
2005年10月31日、11月1日
http://www.seriousgamessummit.com/
今年開催されるシリアスゲーム関連のイベントをご紹介します。
GLS(Game+Learning+Society)カンファレンス
at ウィスコンシン州マディソン
2005年6月23日、24日
http://www.glsconference.org/
CEDEC (CESA Developers Conference)IGDAアカデミックセッション
2005年8月29日(月)(CEDECは29〜31日開催)
at 明治学院大学(東京都港区白金台)
講演「シリアスゲーム研究・開発の最新動向」(10:00-11:30)(代表者藤本による講演)
パネル「ゲーム業界にとってのシリアスゲームの可能性と課題」(12:30-14:00)(ゲーム開発者の方々をお招きしてのパネルセッション)
※詳細は後日お知らせします。
Games for Health
at メリーランド大学スクールオブメディシン(メリーランド州)
2005年9月22日、23日
http://www.gamesforhealth.org/
フューチャープレイ
at ミシガン州立大学
2005年10月13日−15日
http://www.futureplay.org/
シリアスゲームサミットDC 2005
at ワシントンDC
2005年10月31日、11月1日
http://www.seriousgamessummit.com/
3月7日、8日にGame Developers Conference 2005にて行なわれるシリアスゲームサミットGDCで、日本事例紹介のパネルセッションを行なうことになりました。下記のような要領で行なわれますのでGDCに参加される方はぜひ参加をご検討ください。
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シリアスゲームジャパン: 日本におけるシリアスゲーム動向
スピーカー:馬場 章(東京大学大学院助教授)、新 清士(IGDA日本コーディネーター)、
藤本 徹(ペンシルバニア州立大学博士課程、シリアスゲームジャパンコーディネーター)
日時:2005年3月8日(火)11時30分〜12時30分
プレゼンテーション概要:
このセッションは、日本におけるシリアスゲーム動向と、シリアスゲームに有効と思われるCOTSゲーム(市販ゲーム)の可能性への理解を深めることをねらいとしている。東京大学大学院の馬場章助教授、IGDA日本代表の新清士氏、シリアスゲームジャパンコーディネーターの藤本徹氏が、日本におけるシリアスゲームと関連した研究や実践の展開動向を紹介する。まだ欧米ほどにはシリアスゲームの活動が確立されていない中で、日本では、ゲーム型シミュレーションのモデルとしての有用性が高いと思われるCOTSゲームが充実している。このセッションでは、日本国内で展開されているプロジェクトと、シリアスゲームとしてのポテンシャルを持つと思われる日本産COTSゲームを紹介する。東大と韓国の大学で共同で行なわれているMMORPGを利用した教育の研究プロジェクト、神奈川リハビリテーションセンターなどで研究が進められているリハビリテーションへのゲーム利用事例、東京大学ゲーム研究プロジェクトの取り組みなどを紹介する。
<講演者プロフィール>
[馬場 章 氏]
1958年生まれ。専攻は日本近世経済史、歴史情報論。文化財のデジタルアーカイブ制作のための理論と方法を研究。また、近年は学習支援ゲームの開発を通じ、新たなエデュテインメント概念としてゲームのプレジャラビリティを提唱している。コンテンツ創造科学産学連携教育プログラムで「デジタルアーカイブ論」「ゲームプロデューサー論」、教養学部で「ゲームデザイン&エンジニアリング論」を担当。
[新 清士 氏]
1970年生まれ。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。立命館大学大学院政策科学研究科講師。国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)代表。東京大学ゲーム研究プロジェクト共同代表。CEDECアドバイザリーボード委員。著書に『ゲーム開発最前線「侍」はこうして作られた〜アクワイア開発2課の660日戦争』。連載「ゲーム開発のグローバライゼーション」(メディアクリエイト総研「DigitalEntertainment Business」)など。
[藤本 徹 氏]
1973年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。ペンシルバニア州立大学大学院インストラクショナルシステムズプログラム博士課程に在籍。ゲーム技術を活用した教育工学の開発方法論を研究。2004年よりシリアスゲームジャパンのコーディネーターとして、日本でのシリアスゲームコミュニティ形成を推進。
10月18−19日にワシントンDCで開催されるSerious Games Summitの
アーリーバード申込(200ドル割引)の期限が迫ってきました。
Serious Games Summit DC
10月18-19日@ワシントンDC Loews L'Enfant Plaza Hotel
http://www.seriousgamessummit.com/
(申込時にcode:SGS4 を使うともう25ドル割引、IGDA会員はさらに50ドルOff)
本家のSerious Games Initiativeが主催するカンファレンスです。
各種教育訓練用ゲームのデモ、この分野のオピニオンリーダー達による
パネルディスカッション、出資者探しやプロジェクト実施のノウハウに
関するセッション、これまでに紹介された事例のその後の展開など、
このシリアスゲーム研究・開発の全体像を把握するのに最高の機会です。
はるばる日本からの参加はたいへんですが、ここまでの内容であれば、
わざわざ参加するに値すると思います。ぜひご検討ください。
セッションテーマ例:
・シリアスゲームプロジェクト推進上の問題点と対処方法
・経験学習の効果測定方策
・ゲームベースドアプローチからストーリーベースドトレーニングへ
・E-learningのためのゲームモデル
・ゲームがどのように将来の行動に影響を与えるか
・教室へゲームが入ったとき何が起こるか
・国家安全保障:シミュレーションゲームの用途と利用機会
8月と10月にシリアスゲーム関連のカンファレンスがワシントンDCで
開催されますのでお知らせします。
ラーニングストラテジーコンソーシアム2004カンファレンス
8月11-12日@ワシントンDC Marriott Crystal Gateway Hotel
http://lscconference.com/
こちらは米海軍関連の機関が主催しています。
教育訓練用シミュレーションゲームや、最新のシミュレータ技術の紹介、
ゲームでの学習に関するパネルディスカッションなどが盛り込まれて
います。
シリアスゲームサミット DC
10月18-19日@ワシントンDC Loews L'Enfant Plaza Hotel
http://www.seriousgamessummit.com/(申込時にcode:GFH4 を使うと25ドル割引になります。)
こちらは本家のSerious Gamesが主催するカンファレンスです。
各種教育訓練用ゲームのデモ、パネルディスカッションなど、上記の
カンファレンスと講演者や内容が若干重なる部分はありますが、
こちらは出資者探しやプロジェクト実施のノウハウに関するセッションや
これまでに紹介された事例のその後の展開などもあり、より踏み込んだ
内容のセッションが多そうです。
セッションテーマはこんな感じのものが並んでいます。
・シリアスゲームプロジェクト推進上の問題点と対処方法
・経験学習の効果測定方策
・ゲームベースドアプローチからストーリーベースドトレーニングへ
・E-learningのためのゲームモデル
・ゲームがどのように将来の行動に影響を与えるか
・教室へゲームが入ったとき何が起こるか
・国家安全保障:シミュレーションゲームの用途と利用機会
この分野のカンファレンスで最も充実したものであることは間違いないので、
英語ができる方はぜひ参加してみてください。
参加のためのアシストが必要でしたらお気軽にご連絡ください。
こういう内容のセッションが早く日本でもやれるようにしたいですね。
Adaptive Displays Conferenceというカンファレンスが8月7日、ロスアンゼルスで開かれます。
装着ディスプレイや思考読み取り技術、VR等の最新技術に関する発表が主になっています。ゲーム関連でいくと、EyeToyのようなモーションフィードバック系や、指にセンサーをはめて脈拍などでコントロールするバイオフィードバック系のゲームが関連しそうです。
SIGGRAPH 2004というCGや3Dなどビジュアルアート系の大きなカンファレンスの中で行なわれますので、こちらの方面に関心のある方にとっては参加する価値があるのではないかと思います。こういうところでは案外簡単にその分野の大家とかと仲良くなれたりすることも多く、新しい研究やビジネスのネタも転がっていたりします。
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Adaptive Displays Conference
http://vrphobia.com/siggraph2004/
August 7, 2004
Westin Bonaventure Hotel
Los Angeles, California
The term "adaptive displays" has been used for some years, but has so far not made it into any realized form. The graphics and virtual reality community have worked towards greater and greater resolutions and detail in their displays, and seem to have assumed that more is always better. On the other hand, the cognitive science community has grappled with the problem of information overload/underload and the head-up display (HUD) community also has to balance amount of information displayed against the observer's ability to actually process and use that information in the context of a full workload. If one considers the fact that an observer's ability to absorb information varies depending on a host of physical, environmental and physiological factors, "tuning" an informational display becomes a problem of hitting a moving target.
To achieve a truly adaptive display, i.e. one that adjusts its contents to the constantly changing state of the observer requires that the designer be able to characterize not only the bandwidth required, but also to be able to "impedance match" the display to the observer, ideally by using non-contact (remote) sensing of the observer's cognitive state. The input data can conclude everything from command input lags through eye movement sensing to remote heart rate and temperature measures, to name only a few of the possibilities. Displayed data will have to be clearly differentiated from information absorbed and knowledge gained; metrics will have to be validated and a firm theoretical basis of displaying or "hiding" any data item as a function of observer state will need to be developed.
This workshop is intended to bring together physiologists, cognitive psychologists and display engineers so as to develop a common frame of reference for determining the research issues that must be solved before one can intelligently evaluate the costs and benefits of display tuning. The results of this workshop will include published proceedings in the journal CyberPsychology and Behavior and should help to define not only the state of current knowledge, but also a roadmap for the next steps towards the adaptive display.
This one-day conference organized by the Interactive Media Institute and the Army Research Office features presentations and exhibits that explore the past, present, and future of adaptive displays. Selected topics include:
Can computers monitor one's feelings and adapt to the end user?
Military uses of adaptive displays
Human and machine interaction
Wearable computers
Use of virtual reality cognitive feedback
"Thought-translation devices" (communication through brainwaves)
New display concepts
Information modulation
Submissions for presentations and/or exhibitor (academic or commercial) can be sent to:
Craig Sanger craig@vrphobia.com
Barbara Helfer bhelfer@capital.edu
Albert "Skip" Rizzo arizzo@usc.edu
Conference Co-Chairs
Elmar T. Schmeisser, PhD
US Army Research Office
Mark D. Wiederhold, MD, PhD, FACP
Interactive Media Institute
The Virtual Reality Medical Center
Scientific Co-Chairs
Barbara Helfer,
ACM SIGGRAPH Vice President
Albert "Skip" Rizzo, Ph.D.
University of Southern California ? Integrated Media Systems Center
Scientific Advisory Committee
Metin Akay, Ph.D.
Dartmouth College
Walter Greenleaf, Ph.D.
Greenleaf Medical
Jaron Lanier,
Alan Pope, Ph.D.
NASA Langley
Giuseppe Riva, Ph.D.
Istituto Auxologico Italiano
Brenda K. Wiederhold, Ph.D., MBA, BCIA
Interactive Media Institute
The Virtual Reality Medical Center
Mike Zyda, Ph.D.
Naval Postgraduate School
Conference Schedule
8:30 AM Welcome and Introductions
9:00 AM - 12:00 PM First Nine Speaker Presentations
Lunch with Invited Guest Speaker
1:30 PM - 3:30 PM Last Six Speaker Presentations
3:30 PM - 5:00 PM Discussion
** Adaptive Displays Exhibit Area open from 9:00 AM - 6:00 PM
Sponsored by:
Interactive Media Institute
US Army Research Office
Costs
Attendees $100
Academic Exhibitors (affiliated with a University) $100
Commercial Exhibitors $500
Note: Academic exhibitors receive one free conference pass.
Commercial exhibitors receive two free conference passes
A Link to the conference can also be found at the SIGGRAPH 2004 Website at:
http://www.siggraph.org/s2004/conference/colocated/index.php?pageID=conference