2011年の活動実績

 CVを更新するために今年の活動実績を整理しつつ、今年の出来事を振り返っていました。今年は特にいろいろなことがあり過ぎて、これも今年だったのかというな変な感覚です。主だった活動は以下のような感じで、このほかに書ききれませんが、クローズドな企業内研修や各種勉強会講師等も数件担当しました。
 研究論文はゼロではないですが、もっとパワフルなものを書けるような研究成果を出し続けることが当面の課題であります。翻訳書は年内に出せて良かったですが、思った以上に随分と時間をとられてしまって他の活動の足を引っ張ったのが反省点でした。来年も引き続き精進していきたいと思います。

共訳書:
ジェイン・マクゴニガル(妹尾堅一郎監修、藤本徹、藤井清美訳)(2011)「幸せな未来は『ゲーム』が創る」, 早川書房
論文(査読付):
藤本徹(2011)効果的なデジタルゲーム利用教育のための考え方, コンピュータ&エデュケーション, 31
藤本徹(印刷中)シリアスゲーム開発を題材としたゲーム開発者教育の導入, デジタルゲーム学研究, 5(2).
国内学会発表(査読付):
藤本徹・山田政寛(2011.9)近年のゲームの教育利用研究の動向と今後の課題, 第27回日本教育工学会全国大会予稿集(課題研究),181-184, 首都大学東京, 2011年9月19日
国内学会発表:
妹尾堅一郎, 藤本徹(2011.8)マイケル・サンデル教授「白熱教室」の授業法 ~講義形式の可能性と限界等を考察する~, PCカンファレンス2011, 熊本大学, 2011年8月7日
講演・パネリスト登壇、主催ワークショップなど:
藤本徹(2011.12)「シリアスゲーム産業の形成と今後の展開」、九州大学シリアスゲームシンポジウム、東京ミッドタウン、2011年12月7日
「シリアスゲームが起こした変化と新たな機会」九州大学シリアスゲームプロジェクトシンポジウム、アクロス福岡、2011年3月15日
(パネリスト登壇)
「シリアスゲームの産業化に向けて」九州大学シリアスゲームセミナー、東京ミッドタウン、2011年12月7日
「Emerging Opportunities of Serious Games Market」Korea Serious Game Festival, Seongnam City Hall, South Korea, 2011年10月7日
「楽しさと学びを融合するシナリオデザイン」、BEATセミナー、東京大学、2011年9月3日
「マイケル・サンデル教授「白熱教室」のスタイルを検討する-講義形式の限界と可能性の再確認-」PCカンファレンス2011セミナー, 熊本大学, 2011年8月8日
「メディア環境と学び その変容と多様化—教育イノベーションの隠れたイシューを俯瞰するー」PCカンファレンス2011シンポジウム, 熊本大学, 2011年8月6日
「シリアスゲームのビジネスモデルを探る」九州大学シリアスゲームプロジェクトシンポジウム、アクロス福岡、2011年3月15日
(主催ワークショップ)
「ゲーム要素を活かした学習ソフト開発の事例研究」, 第27回日本教育工学会全国大会, 首都大学東京, 2011年9月17日.
「ゲームフルな教育をデザインするワークショップ」, 東京大学, 2011年12月16日.
教育経験:
東京工芸大学芸術学部ゲーム学科「シリアスゲーム論」非常勤講師
慶應義塾大学環境情報学部「環境情報学部の創造」非常勤講師
IPBA 知財ビジネスアカデミー(日本弁理士会主催)「知財関連の研修・授業の講師育成講座(基礎)【ワークショップ】<知財マネジメント編>」副担当講師